Q&A詳細
webメディアの編集戦略について〜特化か集積か〜
- 投稿日時:
- 2007.06.18
- 回答件数:
- 18件
はじめまして、弊社はタウン情報を取り扱うフリーペーパーを発行しております。
(都合により、社名などは伏せさせていただきますが、メディアのメインターゲットは首都圏在住の30代女性となっております)
このたび、上司からの命によってwebメディアの立ち上げを検討しているのですが、フリーペーパーをそのまま移植するようなイメージでwebサイトを立ち上げていいものか、悩んでおります。
タウン情報といっても、その内容はグルメやショッピング、美容といった内容から、マネーなどのマジメ系情報、イベントなどのエンタメ情報まで幅広く、近隣のいくつかの街を総合して扱っているため、「地域」という軸でも十分にセグメントされているわけではありません。
一方で冷静に考えてみて、Hot Pepperさんなどのように十分な認知(ブランド)があるわけでもなく、正直なところ決定的な特徴に欠けています。
「webメディアでは、その分野でNo.1にならなければ集客に苦しむ」といったような類の話を良く聞くのですが、弊社がwebメディアを立ち上げる際には、まずはやはり何らかの情報(たとえば特定の街の特定の情報)に特化したサイト編集を心がけるべきなのでしょうか?
弊社の企業体力ですと、集客にかけられる広告費用は月に数万〜数十万程度で、あとは自社の紙媒体での告知に頼ることになりますので、ついつい検索サイトからの誘引なども計算に入れてしまいます。
まだ具体的に案件化していないような状況下での質問で恐縮でございますが、皆様のアドバイスなどを頂戴できれば幸いでございます。
宜しくお願いいたします。
- ニックネーム:
- michiru
- 性別:
- 男性
- 都道府県:
- 東京都
- 年齢:
- 31歳
携帯対応、地図との連携、ターゲッティングなどなど
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
>フリーペーパーをそのまま移植するようなイメージでwebサイトを立ち上げていいものか、悩んでおります。
全く同じものをウェブ上で展開するのはあまり意味がないと思うのですが、フリーペーパーとミックスする形での展開は十分にあり得ると思います。まず、何を紙で、何をネットで発信するのか、そこを整理しておくと良いでしょう。
ネット展開では、ターゲットを考慮すると携帯対応をきちんとしておく必要があると思います。フリーペーパーには記事ごとにQRコードをつけるなど、携帯を経由したウェブサイトへの誘導を積極的に行っていくと良いと思います。
>その内容は(中略)幅広く、近隣のいくつかの街を総合して扱っているため、「地域」という軸でも十分にセグメントされているわけではありません。
フラッグの立て方、整理のしやすさがウェブによる情報発信の長所でもありますから、このあたりは特に問題にならないと思います。問題になるのは情報量でしょう。
最近は地図上に個別情報を添付していくこともできます。ただ、地図との連携に関しては携帯での閲覧というよりは、オフィスで休み時間にちょっと覗く、みたいな感じを目指すことになると思います。
>まずはやはり何らかの情報(たとえば特定の街の特定の情報)に特化したサイト編集を心がけるべきなのでしょうか?
それが一番確実な手段だと思います。ニーズが高いと思われる情報をまず発信し、そこから徐々に拡大していくというのが一般的です。
地域密着型のサイト展開の場合、地域SNSを作ってしまうという手もあります。ただ、SNSの運用はかなりのノウハウが必要(システム面ではなく、運用面で)なので、慎重に考える必要はあります。SNSの最も良いところは、利用者がそれぞれ情報を発信してくれるという点です。
ご回答ありがとうございます。正直なところ、紙媒体の方の編集だけで手一杯で、web独自の展開や、相乗効果を狙ったクロスメディア展開にまで頭が回っておりませんでした…。ケータイ対応は確かに思い浮かんだのですが、PC向けのサイト作りとケータイ向けのサイト作りでは、色々と検討すべきことが違う、といったような話を聞いていたものですから、躊躇しておりました。おっしゃるようにクロスメディアを考えた場合には、ケータイサイトを先に立ち上げるというのもひとつの戦略かも知れませんね。大変参考になりました。ありがとうございます。

noname
そのままWebに転載しても十分価値があります
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
初めまして。michiru様。
東京アナグラム株式会社の寺田と申します。
僭越ながら、参考までに意見を述べさせて頂きます。
Webの世界はFLASHなどのリッチメディアやSNSなどのCGMが主流のように考えられがちですが、その実態は「文書」です。
検索エンジンの最大手Googleもやはり、Webを文書と捉えたからこそ、的確な検索結果を得ることができるようになりました。
フリーペーパーをお持ちの御社はそれだけで、立派な文書としての資産をお持ちであると考えて良いのではないでしょうか。
フリーペーパーの記事を(適切な方法で)Webにそのまま掲載する。
それだけで、強力なSEOになり、また、ブログなどによって口コミが広がれば、簡単にGoogleでの上位表示を狙うことができます。
SEOはお金を積めば高まるというイメージが定着しているようですが、Googleなどの検索エンジンが目指すのは「価値ある文書をユーザーに」ということなので、その時点で、どんな文書でもお金を積めば上位を狙えるという発想は必ず破綻します。
Webの世界はお金のチカラよりも、人のチカラ、コンテンツのチカラが最後に勝つ世界です。
Webに転載という意味ではブログなど、ローコストで実施できる方法がたくさんあります。
まずはそれらを使って反応をご覧になっては如何でしょうか。
ブログはそれそのものがSEOの固まりのようなメディアです。口コミの波及にはものすごいチカラを発揮します。お金をかけて立派なサイトを作るよりもよほどブログの方がSEO的に優れていたりするのが実態です。
最初はお金をかけず、じっくりと考えながら、様子を見る。ここで間違いないというポイントが見つかった時点でお金を投下する。これが成功するWeb戦略の鉄則です。
ご回答ありがとうございます。紙媒体でそれなりにリッチな紙面を制作してきた経験から、webサイトを立ち上げる際にも、見た目にキレイなリッチなサイトを作らなければならない!と少し肩に力が入り過ぎていたかも知れません。「webは文書」という考え方には大変励まされました。身の丈にあった戦略で、検索サイトと仲良くやっていく方法を模索したいと思います。ありがとうございました。

noname
地域展開ならユーザーの生の声を大切に・・・
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
こんにちはアド・プロモートの吉田英樹です。
御社の場合であれば良いサイト運営が出来る可能性は充分にあると思います。
例えば、最初はWEB構築にあまり費用を投入せずにASP提供会社様と連携して
ベータ版にてサイトを構築し立ち上げると格安で作れちゃいます。
そうする事でリスクを最小限に抑える事ができます。
デザインや原稿なども御社であればかなり強みがあるのではないでしょうか?
そもそもフリーペーパーを発行している実績もありますから
後はWEBの専門家と一緒にちょっとした仕組みを作れば、
すばらしいサイトが完成すると私は思いますがいかがでしょう?
それと広告費についてですが、こちらもあまり気にしないで大丈夫です。
お金をかければ成功するといった方程式はすでに崩壊しつつあります。
リスティング広告などで補うのは拾いきれない細かい部分で補えばOKです。
ページ毎の情報を充実させてロングテールシャワー効果を狙えば
絶対に結果は出ると私は断言しちゃいます。
あくまでも私の主観となってしまうかも知れませんが、
サイト運営で最も大切な部分は構築後のフォローではないでしょうか
メインターゲット層が30代女性と言う事であれば特に重要だと思います。
如何にユーザーの意見を取り入れ、臨機応変に対応できるかが勝負!!
アイデアは私達専門家よりも実際にサイトを利用するユーザーが
一番知っているはずですからね!
私達専門家がお手伝いできる事は、ちょっとした仕掛けの用意と、
PDCAする為の解析とデータによる改善のみです!
あとはその繰り返しさえ地道に行えれば
SEO対策も行わずして検索結果の上位は狙えますし
リピートユーザーも確保でき充分なアクセスも期待できるでしょう。
是非頑張ってよいサイトを作ってくださいね!
適切なアドバイスが出来ず恐縮ですが参考になれば幸いです。
お忙しい中、さっそくのご返答ありがとうございます。ロングテールという言葉は今までにも聞いたことがあったのですが、なるほど、そういう考え方ができるわけですね。他の専門家の皆様からも情報の「量」「深さ」が大事とのご回答を頂戴しておりましたが、色々と腑に落ちました。皆様からのご回答によって頭に沢山汗をかいて、これからやるべきことが、少しずつ整理されてきた気がします。稚拙な質問にお付き合いいただき本当にありがとうございました。またお世話になることがあるかも知れませんが、何卒宜しくお願いいたします。

noname
ウェブサイトの目的にあわせて集中
- 投稿者:
- 小坂 淳
- 投稿日時:
- 2007.06.19
こんにちは。環の小坂です。
まず一点気になったのが、
「自社の紙媒体での告知に頼ることになりますので」
という箇所です。
自社の紙媒体の作成にはコストや労力がかかっていると思いますが、そこで効果をあげるのではなく、更にウェブに誘導してから効果をあげるのでしょうか?
もう一点気になったのが、
「フリーペーパーをそのまま移植するようなイメージでwebサイトを立ち上げて」
という部分です。
何をいいたいかというと紙媒体で宣伝して、集客して、紙媒体と同じ内容を載せるのでは何のためのウェブ?
という気がします。
内容が不明な段階での私見ですが、
・紙媒体と連動して、更によい情報を提供し、そこで広告収入を得る
・紙媒体とは違うターゲットに遡及し広告収入を得る
のどちらかが必要であると思います。
(収入は広告収入でなくてもかまいません。)
そうするとウェブでは「地域」をキーワードにショップなどを探す人が多く、それらの人を定着させるのにマネーなど地域に限定しない情報があってもいいのかなと思います。
結論としては
・最初はどこかの地域に特化したサイトを立ち上げ、
紙以外の手段で集客し、
・そのサイトで試行錯誤し成功パターンを見つけた段階で、他の地域に広げる
というのがいいのかと思います。
試行錯誤では集客方法、集客とコンバージョンの関連性(=収益力)などを測定し、スピーディーにPDCAサイクルを回すことが重要だと思います。
ご回答の前提となるはずの情報量が少なくて申し訳ありませんでした。本件はもともと「紙媒体の広告だけではなく、広告主のwebサイトに直接的に送客できるような仕組みがあれば、広告営業的に有利に立てるのではないか」というところから話がはじまっています。いわばパッケージ商品、といったところでしょうか。収入の考え方の部分から、結論部までの話については、正直よく理解できなかったのですが、その点については、もっと勉強させていただこうと思います。webは紙よりもずっとスピディーで指標となるデータ量も多いと聞きます。そういう意味ではPDCAサイクルの作り方が重要になるでしょうね。ご回答ありがとうございました。
小坂 淳
ITコンサルタント
(取締役 副社長)
集客の内容によって展開も変わる
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
他の専門家の方々がとてもよい回答をされているので、補足的な回答をさせていただきます。
まず、集客において
「フリーペーパーありきの集客」なのか、
「そのフリーペーパーを知らない人を集客」なのか
を絞ると展開も決めやすいのではないでしょうか。
■フリーペーパーありきの場合
専門家:元木さんの回答がよいと思います。
「客が客を呼ぶ」的な方法で展開することで、爆発的とはいかないものの確実に広がっていくでしょう。
■そのフリーペーパーの存在を知らない人の場合
専門家:寺田さんの回答がよいと思います。
コンテンツの力が十分にあれば、ネット上のクチコミ的な広がりによりファンができ、結果的にSEOにもつながっていくと思われます。
ちなみに、ボクも某doco●oのフリーペーパー連動のキャリアコンテンツの中で一部ムービー制作に携わったことがありますが、そのときは元木さん方式でした。
紙面とキャリアコンテンツが同期した内容とそうでない内容の比率は4:6くらい。
Webメディア戦略の方法は「一つ」ではないと思うので、まずご自身のスタンスを決定し、そこから展開方法を固めていくことをオススメします。
ご回答ありがとうございます。お忙しい中にもかかわらず、セカンドオピニオン(?)をいただけて、大変参考になりました。そうですね、戦略を策定するには、まずは「目的」をはっきりさせることですよね。上司も含めて、まずはその点について再考させていただこうと思います。ありがとうございました。

noname
WEB屋との共同運営の道を検討してみては?
- 投稿者:
- 岩井迫 泰行
- 投稿日時:
- 2007.06.19
初めまして、株式会社スイム 岩井迫です。
他の専門家の方が、素晴らしい回答をされていますので少し違う形の回答を・・・
michiru様の質問を私なりに整理してみました。
■ 疑問点
・フリーペーパーをそのまま移植するようなwebサイトでいいのか?
・特化コンテンツにすべきなのか?
■ 不安点
・コンテンツ・地域など、十分なセグメントがされていない。
・十分な認知度を得ていない。
・集客にかけられる予算が少ない。
と言うことですね。
まとめると、
(1)認知度が不十分なのに広報予算に不安がある。
(2)特化力が不十分
ということではないでしょうか?
失礼ながら、現在発刊されているフリーペーパーでも同じ現象が起きていませんか?
フリーペーパーとしての(1)の問題をクリアするためにWEB化するのであれば、単独でWEB運用をするのはかなりの確率で失敗してしまいそうな気がします。
フリーペーパーを運用されていると言うことは、”広告主”を程度はどうあれ、お持ちになっていると思います。
実は、御社の資産は”ソレ”だと思います。(もしくは営業力)
サイトの作り込みや、コンテンツの展開を得意とするWEB屋と共同運営するのはいかがですか?
広報予算に限りが有ると言うことは、イニシャルコストも「十二分に」とは言えないのではないでしょうか?
地域密着型の広告ビジネスモデルを考えることの出来るWEB屋に相談をして、共に反映するパートナーシップを結ばれる事をお勧めします。
示唆に富んだご指摘ありがとうございます。前述したとおり、実際にwebサイトを立ち上げる段にはweb制作の専門家に仕事を依頼しようと考えていたわけですが、もう少し発想を柔軟に、協業の可能性も含めて検討してみようと思います。また、協業とした場合のことを考えると、これを機会に弊社のコアコンピタンスについて、より意識的になるべきかもしれませんね。ありがとうございました。
岩井迫 泰行
ITコンサルタント
せっかくのソフト、積極的に活用しましょう!
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
せっかくのソフト、積極的に活用しましょう!
株式会社サブソニックデザインズの松尾と申します。
面白そうなお話ですね。
せっかくフリーペーパーという良質のソフトがあるのですから
Webでも活用しない手はありません。
記事の内容は紙媒体をそのまま利用して、
スペースの制限がない分、
写真などを追加しても良いのではと思います。
Web用に別に原稿を用意したりするのは
予算と時間と人を無駄に使ってしまいます。
現状のもので立ち上げて、
読者の動きを見ながら展開を変えていくのが
手堅いし、効率的です。
〜その内容はグルメやショッピング、美容といった内容から、
マネーなどのマジメ系情報、イベントなどのエンタメ情報まで幅広く〜
ということですが、
それぞれ特化した情報を集積した、地域の情報サイトとして展開すれば
間違いなく集客できます。
地域の店舗様は、Webサイトを立ち上げていない場合が多いので、
Webでも店舗紹介できるとなれば
営業的にもバリューが出るのではないでしょうか。
PCや携帯でのクーポン活用は常套手段になっていますし。
ただし、単なる店舗データベース的なものだと
他の大手サイトにはかなわないので、
トップページや特集記事などは週単位頻度で更新します。
次号の記事をフライングでWebに小出しするのも良いのでは。
ご回答ありがとうございます。「どうすれば大手サイトに対抗できるのか」という悩み(というより疑念)が、今回こちらで質問させていただいたきっかけでした。なんにせよ、ある程度の特化は必要になるとして、「更新頻度」というのも一つの答えなのかも知れませんね。大変参考になりました。営業的に考えても、まったくweb上でのプレゼンスのないサイトでは、商品価値が生まれないでしょうから(また競合も沢山あることから)、大手にできないニッチサービスの可能性も、もう少し考えてみようと思います。ありがとうございました。

noname
「量」が重要と考えます
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
初めまして、マジック・プロジェクト 海岸と申します。
ご質問の件ですが私なりの考えを述べさせていただきたいと思います。
情報サイトは、情報の「質」と「量」が勝負ですが、まずは「量」が必要と考えます。
量のない情報量サイトは、価値が低いと言わざるおえません。
しかし、量と言っても単純な量ではありません。
Webの場合、広く浅くでは価値が薄く「深さ」が重要になります。
「情報のロングテール」とでも言えばいいのでしょうか。
情報への1件、1件のアクセスは少なくても、全体を見たときにコンテンツ利用の主要部分を担っているという「深さ」が必要です。
紙媒体は、発刊時の情報のみの掲載ですが、Webは蓄積が可能です。
雑誌やフリーペーパーのコンテンツ量は、凄いものがあり情報をデータベース化できれば「情報の蓄積」は容易と可能と考えます。
それから、情報がセグメントされていないとのことですが、情報発信の切り口が重要です。
その「地域」に住む人、働く人の視点にたって情報提供を心がければ、「特定地域情報のポータル」になれると私は考えます。
最後に「情報」を蓄積しやすい運用方法を考える必要があります。
紙媒体とWebの連動を考えるのであれば、DTPのワークフロー見直しをお奨めします。
Adobe InDesignなどは、XML形式を読み込むことによる自動組み版が可能です。
紙媒体とWebに掲載する情報を一つのデータベースで管理することにより、フリーペーパー用にデータベースからXMLを書き出し自動組み版。
校了後に、社内データベースからWebデータベースへ掲載データを移行するだけで、情報公開が可能な状態を作ることが出来ます。
これにより、最初にお話ししました情報の蓄積が容易に可能となります。
ちなみに、「Adobe InDesign + XML自動組み版 + データベース」のパッケージ商品も多数出ていますので、導入も容易かと思います。
ご回答ありがとうございます。Webの場合、広く浅くでは価値が薄く「深さ」が重要になる、というお考えについては、私個人(1ユーザー)として共感するところでございます。全般的に素晴らしいご回答を頂戴して感動しているところですが、特に具体的な運用体制に関するお話は大変参考になりました。webサイトの編集戦略自体も大きな悩みですが、現状フリーペーパーの発行で手一杯となっているところに、新たにwebサイトの更新作業が加わるなると、一体どのように運用体制を整えていけばいいのか、正直途方に暮れておりました。専門的なお話なので十分に理解できたか怪しいところでございますが、一つの光明が見えた気がします。ありがとうございました!

noname
まず"集積"の仕組みづくり、次に媒体そのものを"特化"
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
こんにちは、michiruさん。
リアルインデックスの二瓶と申します。
フリーペーパーのWebサイト構築に関してのご質問ですね。それでは私も、少し違った視点で回答させていただきます。
michiruさんは、上司の指示でWebメディアの立ち上げを検討しているそうですが、上司(会社)が期待している成果は、どのようなものでしょうか?
目的が明確になっていない状況だと、最適なWebサイトのカタチがみえにくくなってしまいます。
以下、私がmichiruさんだったら検討する内容を、思いつくままですが、リストアップしてみますね。
・あくまでも紙媒体からの売上をメインと考えるのか、紙媒体からの売上にプラスして、Webサイトからの売上を期待するのか。
・どちらに集客するのか?
→Webサイトへの集客(アクセス数)が増えれば良いのか、クライアントの実店舗への集客を増やすべきなのか
・紙媒体の付加価値を高める役割なのか、Webサイトで独自のサービスを展開するのか。
まず、これら点を明確にされる事をおススメします。
そして、それぞれの達成目標をできれば数値で設定すると良いでしょう。
しかしながら、他の専門家の方もお書きになっているように、"検索サイトからの誘引なども計算に"入れているのならば、とにかく量は必要です。
「特化か集積か」というテーマがあるかと思いますが、そういう意味ではまず集積できる仕組みを構築し、次に特化を検討すべきかと思います。
特化という点に関しては、媒体そのものが特化していない状況だと難しいので、まず媒体の位置付けを明確にし、それを補完する形でWebサイトを検討するのが、ひとつの答えなのではないでしょうか?
以上、簡単ではありますが回答とさせていただきます。
フリーペーパー市場は激戦区ではありますが、michiruさん頑張ってくださいね!
また何かご質問などありましたら、いつでもProFileをご活用ください。
ご回答ありがとうございます。「特化か集積か」という、ある種副次的なことに目が入ってしまって、情報量という重要な視点が抜けてしまっていいたようです。また、他の皆様からもご指摘いただいている件ですが、そもそもの「目的」について、ちゃんと足元を固めないと、いつまでもフラフラしてしまいそうですね。耳の痛い話ではありますが、大変参考になりました。ありがとうございました。

noname
私なら、こうします。
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
まず、幹となるフリーペーパー(以下、FP)の性格をいま一度明確にすべきです。「決定的な特徴に欠ける」とありますが、作る側が明確な意志を持ちさえすれば「あらゆる情報を総花的に提供する」というのも立派なコンセプトです。
その上で、Webの目的と性格を明確にする。それを決めない限り、補足的役割にせよ特化にせよ、どれが正しいとはません。それをハッキリしないと、ただ何ーんとなく「このたびHPもできましたよー!」的なある意味、曖昧なものになってしまいます。しかも編集スタッフは仕事が増える分だけ大変。
と、言っていても始まりませんので、ご質問の文面の範囲で「私がmichiruさんの立場ならこうする」ということを。あくまで私案のひとつと考えてください。
【FP-Webによる情報の棲み分け】
各媒体に掲載するテーマそのものを明確に棲み分ける。
■FP :タウン情報系(グルメ、ファッション等のタウン情報中心)
■Web :自己向上志向情報系(経済・マネー、自己研鑽、系情報中心)
もちろん一方の媒体には一切載せないというのではなく、テーマ毎に情報のウエイトを変え、ふたつの媒体の性格をより明確にする。
これなら、いきなりFPの編集内容を大幅に変えることなく両媒体のバランスを考えつつ徐々に各媒体の性格を創り上げていくこともできます。
最後に、「Webメディアはその分野でNo.1にならなければ集客に苦しむ」という件。「Webメディアだから」ということ以前に、まずはシンプルに「ターゲットに対して、どんな情報をどのようなカタチで提供していけばベストなのか?」を整理することが肝要です。もちろん現在の編集体制の中で現実的にできることできないことを踏まえながら。
誤解を恐れずに言うと、両者の違いは「FP=紙面スペースが有限」、「Web=情報量は無限」。要はどのような「質」の情報を提供していくのか。それだけです。「手法」はその次です。
ご回答ありがとうございます。ある種一般論的な回答を期待していたところに、それを超えて、このような具体的なご提案までいただけて大変感謝しております。媒体別に情報の棲み分けを図る、という点については議論の余地があるかもしれませんが、web活用の一つの可能性として是非参考にさせていただこうと思います。ありがとうございました。

noname
Webサイトの形よりも、利用シーンに応えるサイトを
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
カラー・Webコンサルタントの山崎と申します。
今回のWebサイトの目的はWebメディアでNo1になることが目的でなく地域にとっての
フリーペーパーとしてNo1になるためのWebサイトではないかと勝手に推測しています。
であるならフリーパーバーに求められていることとは何かを考えてみる必要があります。
フリーペーパーの収益は掲載する顧客からの広告費です。
広告費として出すからには、当然費用対効果の高い媒体に出したいと思うものです。
その期待に十分に答えることが出来るのであれば、当然、継続掲載と、新規掲載の希望が増え自然と地域No1としてのポジションを得ることが出来るのではないでしょうか。
であれば閲覧が多いWebサイトを目指すよりも顧客の集客に繋がるWebサイトが必要になってきます。
私的には携帯電話からのアクセスがもっとも可能性が高いのでは無いかと思われます。
自宅でくつろいでいる時間に関してはPCも当然含まれると思われますが、今度はこの店に行ってみようと思っても肝心のフリーペーパーを自宅に忘れてきて、
いつの間にか目的を無くしてしまうことも往々にしてあります。であれば答えは簡単です。
現在の紙面に携帯にアクセスしやすいように工夫をしWebサイトは携帯からの利用シーンに特化するようにすれば、紙面のままの情報であってもユーザーはそれを利用して目的の店へ行きます。また地域へのセグメントが曖昧とありますが、携帯を使ってのアクセスなので、その場に情報があれば、地域自体のセグメントは関係ないのです。
要するに【Webサイトの形よりも、利用シーンに応えるサイトを】構築すること、これにより御社の持つ情報(クライアントの情報)が有効に活用され、御社にも、顧客にも、ユーザーにもメリットのある企画になるのではないかと考えます。
ご回答ありがとうございます。今までの皆様とはまた違った視点から考察していただき、大変に参考になりました。前述したようにもともとは紙面との(広告)連携から始まった話ではありますが、私自身どこかで「webだけで一人立ちしてくれれば…」と甘い考えを抱いていたかも知れません。地に足をつけて(地域に密着して)リアル連携を主眼に、ケータイ対応についても真剣に検討させていただこうと思います。ありがとうございました。

noname
同じ情報の違う切り口
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.19
初めまして。FLOWER GARDENの小澤みゆきと申します。
とても有益なアドバイスがたくさんありましたので、私は弊社の事例をご紹介しつつ少しだけご助言さしあげたいと思います。
○○市のタウン誌を30年近く発行している編集部から、WEBを制作したいとご依頼を受けましたのは6年前。
タウン誌は市内の情報限定でしたが、WEBは地域をカバーしたものにしました。
この地域というのは東京の半分程度。いきなり広範囲になりましたが、WEBの良いところで、当初から全てをカバーするのではなく少しずつ少しずつ。、6年かけてたくさんの情報を蓄積してきました。
利益目的のタウン誌ではないこともあり、広告は一切していません。
それでも、街の人たちのおかげで、WEBのオリジナルキャラクターが鉄道のポスターになったりと、街に根差したものになりました。
このケースでは、WEBサイトとタウン誌の読者は見せ方の違うどちらかを選んでいます。(年齢での住み分けもあります)
同じ情報ですが、切り口が違うのです。
タウン誌はちょっと文芸調もの、WEBサイトはまんがも掲載しているくだけたものです。
既に発行されているタウン誌のWEBへの転用はとても有効ではないでしょうか。
しかし、その情報を同じ見せ方をするのでしたら、誌面からWEBに足を運んでくださったお客様をがっかりさせてしまうかもしれません。
まずは、目的とターゲットを考えながら方向性を考えてみてはいかがでしょう。
情報を共有しつつ、見せ方を変えるか。
より詳細な情報をどちらかに盛り込むのか。
全く違った情報を見せるのか。
こちらのものはタウン誌といいましても、michiruさんの手がけていらっしゃるものとはかなり違うとは思いますが、少しでもご参考になればうれしいです。
具体的な事例紹介を伴ったご回答で、大変参考になりました。紙とwebでターゲットは一緒にするのか、トーンアンドマナーは同じテイストでいくのか、など検討することは色々とありそうですね。また、一気に全てを完成形にまで持っていく必要はない、という考え方もwebらしくて、紙で育ってきた私からは新鮮な発想でした。私の稚拙な質問に対して、こうして多くの皆様から沢山の有益なご意見をいただき、大変感謝しております。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

noname
御社、クライアント、ユーザが得する仕組みをつくる
- 投稿者:
- 志水 雅眉
- 投稿日時:
- 2007.06.20
こんにちは、CAの志水です。
多くの専門家がそれぞれに適切なご意見をされているので、私はもう少しビジネスとして、助言させていただきたいと思います。
やはり、ターゲットとインターネットへのアクセス端末の状況を考えるとこれからは、携帯サイトでの展開の方が、先見性があると考えます。現在、携帯はまだまだナローバンドな世界ですが、2008年ぐらいを目処にブロードバンド化し、定額制が定着してていきます。そのためリッチな表現も益々増えていくことでしょう。その考えると、環境が整ってからではなく、今から徐々に取り組むのがよいかと考えます。
現在の携帯ASPサービスには、御社、クライアント、ユーザの誰もが得する(場合によっては、金銭的に)ものがあります。誰もが得する仕組みを利用して、マーケットを作っていけば、利用者は離れず、増えて行き、クライアントにも、御社にも多大なメリットを生むことになります。
具体的なその携帯ASPサービスの紹介は、別の機会に私のコラムで書きますが、サービス名をご紹介いたしますので、よろしければ、一度、参考に見てみてください。
「ジャストメール」と「特割ナビ」は、私のクライアントにも進めています。「貯め〜る.net」は、ユーザーに向けのサービスです。御社のサービスですと、「ジャストメール」と「らんくる」を組み合わせたものがいいかもしれません。
例)http://www.just.st/?in=781793
少しでも参考になれば幸いです。
志水様、ご回答ありがとうございました。ケータイ向けのサイトは、キャリアや機種ごとの差異に対応するのが大変だと聞いていて、なんとなく敬遠していたのですが、他の専門家の方もおっしゃっていたように弊社のビジネスへの親和性を考えると、ケータイの方が適しているのかもしれませんね。具体的なサービスのご紹介までいただき、ありがとうございました。ASPであれば、ある程度の問題には自動的に対応していただけそうですね。コラムなども参考にさせていただこうと思います。ありがとうございました。
志水 雅眉
Webプロデューサー
(クリエイティブ・プロデューサー)
目標設定、上質な情報配信。そして次の施策へ
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.20
はじめまして。リ・セット橋本と申します。
やり方次第ですね。
目的・ターゲット、利益。そして次の施策。その向こう側にあるものを見極めて動くことが大切ですね。机上の話ではコンシューマも企業も動かない時代です。お互いに利益が派生しなければスポンサーも参画しにくいでしょう。
>その分野でNo.1
まず、目標数値をどこに設定するかでしょうね。
webは他のメディアと比べ非常に奥行きがあります。
本誌で書ききれなかったことや様々な情報をリアルタイムで盛り込むことができますね。
御社の発行部数、スポンサー数等で御社なりの目標数値がたつと思います。まず第一段階の成功への目標を立ててみてはどうでしょうか。
>都内在住・30代女性がターゲット。
昨今では働く女性が増え消費も高く、情報に敏感です。モバイルメインというのも方法のひとつです。
SEO対策ですが、都内がターゲットであればリスティングも効果薄だと考えるべきでしょうね。物販の全国展開であれば重視もしますが。
今やSEO対策はあたりまえなのです。
また、御社はメディア制作会社ですので、安価で効果的なメディアミックスが期待できることと思います。
地域限定のwebでしかできないことってたくさんありますよね。
個人情報を必要としないクーポン等から個人情報が必要な場所への移行。そして次の展開、スポンサーとの関係。第一段階の目標が「大ヒット」でなければ意外と簡単ではないかと、これを書きながら感じております。
webは必ず進化します!
文字数の限界上、簡単ではありますが、
ご参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございました。まだまだ私の認識というか、意識のレベルが浅く、ご回答いただいた内容には理解が着いていけていないかもしれませんが、ご指摘を参考にしながら、今後少しずつ思考を整理していこうと思います。ありがとうございました。

noname
ウェブは、紙媒体ありきで・・・
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.24
はじめまして、スティッチ・ビジュアライズ株式会社の荒と申します。
たくさんの専門家の方が適切なアドバイスを書かれていますね。
ぜひ、参考になさってください。
実は、私はITコンサルタントとして一般の方でも管理しやすいビジネスブログなどの企画・提案しているのですが、ビジネスで知り合った会社の社長さんが立ち上げた教育関連のNPO法人「京都すくすくネット」のマーケティングにも参加しております。
そこでの主な活動は、京都市の1つの区に絞った、教育施設や塾の先生を紹介していく、「人にスポットを当てた情報誌の編集・発行」です。
ただ、NPOで予算も人的資産も乏しいため、立派な情報誌を最初から発行するのは難しいと考え、紙面に載せられない情報をウェブ(QRから携帯サイトを含む)で補完するプランで進行中です。
ウェブは、ともすれば、うさん臭さが伴いますが御社のように紙媒体と連動させることで、情報の信頼性や読者が受ける安心感ははグッと増すはずです。
ウェブの力は計り知れないものがありますが、それを過大評価するのは危険です。
ウェブの力、マーケティング力は、紙媒体や人の口コミが連動したとき、本当のパワーを発揮すると私は思います。
御社の場合は、情報誌の編集ノウハウやこれまでのコンテンツという資産もあり、それをバックナンバー化するだけでも大きなパワーになると思います。
ぜひ、あくまで紙媒体の情報を軸にウェブを連動させる形でプランニングされることをおすすめします。
紙の持つ一覧性と信頼性、ウェブの持つ検索のしやすさ、情報量の無限性を生かした運営をなさって下さい。
大変だと思いますが、情報誌がメインと位置づければ肩の力を抜いて進められるのではないでしょうか。
ご回答&励ましのお言葉、ありがとうございました。組織割の問題からでしょうか、少々web単体で物事を捉えすぎていたようです。皆さんのおっしゃるように、よりクロスメディア(口コミも一種のメディアえすね)を意識して戦略を練っていこうと思います。ありがとうございました。

noname
お客様視点をもってみてはいかがでしょう?
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.06.28
michiru様
初めまして。
経営コンサルを主にWEBディレクターもやっている
原と申します。
読むのも大変でしょうから、
簡潔にお伝えしたいと思います。
それはズバリ、タイトルの通りなのですが。
「お客様は、自分たちのフリーペーパーに何を求めているのか?」
で考えてみてはいかがでしょうか?
どうも、内々で考えていらっしゃると、受けて取れました。
私は、そういった状況になったら
「現在のお客様にアンケートを出します。」
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弊社は、WEB展開を考えております。
お客様は、WEBメディアでどんな事ができたら、メリットがあると感じますか?
または、どんな機能が欲しいですか?
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といった、お客様向けの質問集を作ってみてはいかがでしょう。
その回答で寄せられたアイデアを、
WEBで実現するには、どうすれば良いか?
という質問に変わってくると思います。
その質問なら、私たちの業界も簡単に答えがでます。
私は、業界No1になればいいとは思いません。
常に、お客様視点に立って考えるべきだと思います。
お客様の声は、アイデアの宝庫ですよ。
ご回答ありがとうございました。もともとの質問の本旨とはちょっと違ったご回答でしたが、たしかにアンケートなどを取ってみるのも参考になるかもしれませんね(さすがにフリーアンサー方式だとキツイでしょうが)。グループインタビューなども検討してみようと思います。ありがとうございました。

noname
例えればゴールのないマラソンのようなもの
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.07.06
はじめまして!!
クロスウェーブの鈴木と申します
既にメディアを持っていらっしゃると言う点がすごく魅力で、利点をお持ちですね。
もう少し詳細をお聞きできれば的確なアドバイスも書けるのではないかと思いますが、サイトの運営は例えて言うのであればゴールのないマラソンのようなものです。
最初に頑張ってトップにでたとしても、それが継続されていなければ意味がないと思いますので、継続してどのくらいのパワーをかけられるのかをお考えになってみてはどうでしょう

noname
参考情報まで
- 投稿者:
- noname
- 投稿日時:
- 2007.07.12
はじめまして。イージェーワークスの樋口と申します。みなさんから相当数の回答があがっていますので、こんなの参考になるかなあ程度ですが、はてなでこんな質問と回答があったみたいですのでご参照ください。
http://q.hatena.ne.jp/1093947144
何かのお役に立てればと。








