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脳腫瘍とALT数値

  • 投稿日時:
  • 2009.10.01
  • 回答件数:
  • 1件

はじめまして。8歳のフレンチブルドッグ(♀)です。
3ヶ月前より痙攣発作を起こすようになり、2ヶ月前に大学病院での検査にて「脳腫瘍」と診断されました。
右の眼球の裏あたりにあり、大きさからも外科手術は不可能とのことでした。積極的な治療法としては放射線照射がありましたが、MRI検査時の麻酔からの覚醒が非常に悪く、検査当日の夜中に一時意識不明になるほど状態が悪化したため、それも断念いたしました。結果、1日にフェノバール3錠とプレドニン2錠とイソバイド0,5ccでの対処療法での闘病になり、余命2ヶ月との告知を受けましたが、現在2ヶ月を突破して、発作は起こすものの、なんとかまだ元気に頑張っております。
ですが、先日受けた血液検査で肝臓のALT数値が332、ALP数値が279で、どちらも基準値を上回ってしまっていました。フェノバールを1日3錠服用し、また、発作時にはフェノバールを0,5cc注射しているので、肝臓に負担がかかってしまうのは仕方がないとは思うのですが…血液検査後よりゴスペールレバーという強肝剤(?)を1日1錠服用させることになりましたが、他になにかよい対処法などはありませんでしょうか?
脳腫瘍発覚後、食事は完全手作りに切り替えており、鯵、鮪、鮭、鰯などの魚を中心に舞茸や花びら茸などのキノコ類や野菜を与えています。他には、ゼオライトとハナビラタケEXとプロアントゾンという健康食品も採らせています。食事などで気を付けた方がいいことや、与えない方がいいものなどありましたら、教えていただきたいです。脳腫瘍闘病時の注意点や、肝臓への負担の軽減法などご教示いただけますでしょうか?
まだまだ大丈夫だと信じて励んでおりますので、どんなことでも、なにかアドバイスなどいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
長文、乱文、失礼いたしました。

回答

RE:脳腫瘍とALT数値

  • 投稿者:
  • 苅谷 和廣
  • 投稿日時:
  • 2009.10.13

脳腫瘍は発生部位や、その大きさによる周囲への圧迫状態により、発現する症状は様々です。今回問題となっているのはてんかん発作のため、発作をおさえる治療がメインと思われます。その治療薬となるフェノバールは長期の投薬にて、肝機能障害が認められることがあります。肝酵素が一定の数値を維持しているようであれば、定期的な検査にて投薬を継続可能な場合もあります。

しかし、数値が上昇し続けるようであれば、薬剤の減量のための他剤との併用や、他剤への変更を検討する必要があるかもしれません。併用により、相乗効果が期待できる薬もあるため、フェノバールの投与量を減らすことができるかもしれません。

 脳へ栄養を与える物質として、DHA、ビタミンB群、ビタミンCが知られています。ローヤルゼリーは健脳食といわれています。これらのサプリメントを投与することはお勧めできます。

抗酸化剤もお勧めできるサプリメントの一つではありますが、脳は薬剤の悪い影響などを直接受けないよう、血液脳関門で守られております。現在使用のものが、脳関門通過可能なものかご確認ください。アスタキサンチンは脂溶性の抗酸化剤であり、脳関門を通過することが知られています。

抗ガン作用、免疫力アップとしてしられるアガリクスなどのキノコ類は、残念ながら脳関門を通過できないようです。しかし、免疫力を高めるという意味ではとてもよいと思います。

 腫瘍の血管の新生を阻止する効果のあるサメ軟骨は脳関門を通過できませんが、脂溶性のサメ抽出脂質は脳関門を通過し、人医では脳腫瘍に効果的なサプリメントとして使用されているようです。

 最後になりましたが、てんかん発作が抑えられ、一日でも長生きできるよう応援しています。

苅谷 和廣

苅谷 和廣 獣医   
(代表取締役)

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