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自己紹介

まず、スライダーの変化ですが、右ピッチャーが投げた場合、基本的に右にスライド変化するという事です。もちろん、真横にスライドするというわけでなく、どんな球種であっても玉は沈むものですからカーブのような変化になります。ですが、カーブほどは沈まないというのが一般的です。
ちなみにスライダーには数種類あって、沈むスライダー(Vスライダー)高速スライダー(Hスライダー)などがあります。Vスライダーはフォークのように落ちる変化球、Hスライダーはよりストレートに近い球速でスライダーの変化をする球種です。特にHスライダーは最近プロで投げるピッチャーが増えている球種です。
 次ぎになぜスライダーがよく投げられるようになったのかという事ですが、一言に言うと打者を打ち取るのに効果的だからです。スライダーは他の変化球よりストレートに近い軌道を描きます。これは他の変化球のように手首をひねったりして投げるのではなく、指を滑らせる事で球に回転を加えるため、よりストレートに近い投げ方で、変化を与える事が出来るためです。プロの打者はピッチャーの腕の振り、ボールの軌道、ボールのスピードを瞬時に判断し、ピッチャーと打者との中間点にボールが来る頃には、球種を判断しバッティングの動作に入っているといいます。そうなると、ストレートと同じ軌道を描き、スピードもそこそこ出るスライダーを瞬時に見極める事は難しいのです。そのため打者はストレートだと思ったらスライダーだった、なんてことがよくあり、見てる私達は「なんだよ、あんなくそ変化球に手を出すなよっ!」という状況が生まれるのです。ちなみにスライダーは、ストレートと見間違えやすい球種なので三振を取る球として有効です。ヤクルトの石井やランディ-・ジョンソンなど奪三振の多いピッチャーの決め球として、スライダーが使われている事でその事がよく分かります。さらに余談ですが同じような変化をするカーブはスピードを殺しタイミングをずらして打ち取る球として使われるのが一般的です。
最後に「シュート」と「縦のカーブ(ドロップ)」についてですが、シュートは現在も多投されています。特にここ2・3年は打者を打ち取るのに非常に有効な球だと、シュートを覚えるピッチャーが増えています。これも余談ですが、近年日本のピッチャーがメジャーで活躍していますが、むこうの打者が嫌がる球種はフォークではなくシュートとの事です。どうやらメジャーではシュートを投げるピッチャーが少ないためのようです。あと縦のカーブを最近聞かないのは、投げる人がほとんどいないからです。投げたとしても決め球にはしてないはずです。縦のカーブを最近投げなくなったのは腕への負担が大きいためだと思います。現在ではそこまでのリスクを背負って投げるほどの球ではないという事です。それでもたまに投げるピッチャーも見かけますが、一流のピッチャーにはほとんど見かける事がないです。

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