釋典儀
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自己紹介
母の祖父の一族が三河の蓮如ゆかりの寺です。大学生のころの祖父の感動的な葬儀が縁となり、知り合いの真宗大谷派の寺で昨年帰敬式をあげました。その葬儀の時の祖父の甥の、H住職の言葉。
「私はこの叔父に大谷大学へ行く学資を出してもらったので、坊主らしい名説法をしようと考えたが、思い浮かばず寝ておりました。・・朝方目が覚めたら、ノートの『念』という字が『今の心』と読め、目を遠ざけると『前念は後念に相続する』とあって、相続とはこの葬式のことだと気づきました。・・・私たちは、この今の心を大切にして、生きてゆかなければ申し訳が立たない。今、目の前にそれを教えてくれた仏が横たわっている。これ以上、私が、何を言っても駄弁です。後は、親族一同、ただただ、正信ゲを称えさせていただくだけです!!!」
その唱和がどんどん広がってゆくのです。足をくずしてかまわないと言われても、正座して祖父から教わった勤行を一心に唱和せずにはいられなかった。葬式仏教と馬鹿にしがちですが、蓮如の頃、その確立のために、どれほど多くの人々が戦いたおれていったのか。その悲願を、今日本人は、本当に考えるべきだと思います。
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