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行きは沼津から寝台特急富士で大分まで、帰りは在来特急(大分~小倉)と新幹線で小田原まで帰ってきます。この場合、乗車券は沼津・大分間の往復を買って、帰りに乗り越しで沼津から小田原まで精算するという方法ではいけませんか。みどりの窓口では「沼津は新幹線の駅ではないから三島・大分間の往復を買って、帰りに三島から小田原までの分を精算しなければいけない」と言われたのですが、そういう規則なのでしょうか。

A 回答 (7件)

 #4です。


 若干内容を補足しておきます。
 きっぷの発券要件と効力の問題とを分けて考える必要があります。

 旅客営業規則(東日本のものも東海のものもほとんど同一です)第16条の2では以下のように定められています。
 <旅客営業規則>
第16条の2 次の各号の左欄に掲げる線区と当該右欄に掲げる線区とは、同一の線路としての取扱いをする。
(1)東海道本線、山陽本線線中神戸・新下関間- 東海道本線(新幹線)及び山陽本線(新幹線)中新神戸・新下関間
2 前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる区間内の駅(品川、小田原、三島、静岡、名古屋、米原、新大阪、西明石、福山、三原、広島、徳山、福島、仙台、一ノ関、北上、盛岡、熊谷、高崎、越後湯沢、長岡及び新潟の各駅を除く。)を発駅若しくは着駅又は接続駅とする場合は、線路が異なるものとして旅客の取扱いをする。
(2)三島・静岡間
 
 沼津は三島~静岡間に含まれますから、沼津~静岡間については在来線経由の乗車券しか発券できません。
 往復割引乗車券は区間の同一・経路の同一が要件ですので、確かに沼津~静岡間につきましては在来線経由の往復割引乗車券しか発券できないということになります。
 ここまでが往復割引乗車券の発券についての話です。沼津駅員のコメントは、この点においては正しいとは言えます。

 それでは在来線経由の乗車券では新幹線に乗車できないのでしょうか。
 旅客営業規則第157条では以下のような定めがなされています。
 <旅客営業規則>
第157条 旅客は、次の各号に掲げる各駅相互間(略図中の〓線区間以遠の駅と━線区間以遠の駅若しくは◎印駅相互間)を、普通乗車券又は回数乗車券(いずれも併用となるものを含む。)によつて旅行する場合は、その所持する乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、各号の末尾に記載した同一かつこ内の区間又は経路のいずれか一方を選択して乗車することができる。ただし、2枚以上の普通乗車券又は回数乗車券を併用して使用する場合は、他方の経路の乗車中においては途中下車をすることができない。
(36)三島以遠(函南方面)の各駅と、静岡以遠(安倍川方面)の各駅との相互間(三島・富士間、三島・新富士間)(静岡・富士間、静岡・新富士間)
 三島~静岡間については、在来線・新幹線別経路となりますが、選択乗車の規定により、在来線経由の乗車券でも、在来線経由・新幹線経由どちらでも乗車できるということになります。
 よって、事前に沼津⇒小田原について乗車券を入手しておけば問題ありません。沼津駅員のコメントはこの点について著しく問題があります。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/04_syo/02 …
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この回答へのお礼

重ね重ねありがとうございました。参考URLを読んでも理解しにくかったですが、具体的に書いて頂き、だいぶ理解できました。旅客営業規則を完璧にマスターしている駅員さんは少ないのでしょうね。

お礼日時:2004/09/16 12:30

「往復割引」であったことがポイントでしょう。


単に大分→沼津の片道きっぷで小田原へ乗り越すときには沼津~小田原分の精算で問題はありません。

往復割引になるには往復に使用する発着駅とその経路が同じでなくてはいけません。ただし、東京都区内などJRの定めた都区市内ゾーンでは、ゾーン内であれば往復での発着駅が違っていても同じゾーン内の駅=同じ駅、新幹線と在来線で同一経路と見なす区間であれば往復にどちらを使ってもよいなど、JRの定めた特例もいくつかあります。

今回の場合は、沼津駅が三島駅と静岡駅の間にあり、この区間は新幹線と在来線を別の線として扱って運賃計算などの旅客扱いをします。
さて、購入しようとした乗車券は沼津~大分間(片浜経由)の往復です。往復割引の要件からすると、沼津~富士間は往復とも在来線を使用しなくてはなりません。富士駅というのは、富士と新富士間を自費で移動して在来線と新幹線を乗り換えられるからですが、あまり富士~新富士乗換はしないと思いますので、利用する上では沼津~静岡を在来線でと考えてください。
ちなみに、行きは在来線で静岡から新幹線、帰りは三島まで新幹線で在来線で沼津に戻る場合、行きは沼津→大分(片浜経由)の乗車券、帰りは大分→沼津(三島経由)の乗車券となりますが、経路が異なりますので往復割引にはなりません。

「沼津は新幹線の駅ではない」というのは、このようなことを表現したものと思われます。
沼津~大分の往復乗車券を購入して、復路小田原で精算してもかまいませんが、この場合は、新富士~小田原の乗り越しになります。それに比べると三島往復にしておいた方がリーズナブルなので、質問にあるような案内になったと思われます。別に「いけない」訳ではありません。

なお、ANo.5さんの回答にあるように、1回であれば手数料なしできっぷを変更することができます。三島を熱海にすると小田原までの乗り越し金額が250円浮きますので、取り替えに行くのにそれ以上の交通費が必要になることがなければ、変更するとおとくです。三島発着でも熱海発着でも運賃は同じですので、変更のときにお金のやりとりはありません。「使用開始前」というのは、乗車券の有効期間内であっても、沼津で乗車する、すなわち「きっぷを使う前」なら当日でもOKです。
なお、すでにご存じかもしれませんが、熱海や三島からの往復の場合、往路の熱海または三島と沼津の間は、沼津駅から寝台特急に乗った時点で無効(すでに沼津まで乗ったという扱い)になりますので、帰りに小田原から沼津に戻るときに往路の乗ってない区間を使用することはできません。小田原から沼津のきっぷを買ってください。
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この回答へのお礼

わかりやすくご回答下さりありがとうございました。またわからないことがあったら教えて下さい。

お礼日時:2004/09/16 12:28

#1です。

何度もすみません。
私も勉強になりました。

既に、三島~大分の往復券をお買いになったのですね。
使用前ならば、手数料なしで、その往復券を熱海~大分に変更できますので、それもご検討されれば良いと思います。
但し、この変更は1回限りしかできませんので、ご注意ください。

失礼しました。
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この回答へのお礼

いろいろありがとうございます。実はもう旅行から帰って来た後で、何となく腑に落ちなくて質問させて頂きました。またいろいろ教えて下さい。

お礼日時:2004/09/16 07:44

 変な駅員に当たられたようですが、沼津からの往復乗車券では新幹線に乗車できないということはありません。


 確かに、三島~静岡間については新幹線と在来線は別の線として取り扱われます。しかし、三島~静岡間については選択乗車が設定されており、別途沼津~三島以遠の乗車券を購入すれば新幹線に乗車できます。
 三島が新幹線の駅ではないからというのは理由になりません。

 <往復割引乗車券>
○沼津⇒大分 23420円(14日間有効)
 (経由 行き-東海道・山陽・[岩国]・岩徳・[櫛ヶ浜]・山陽・鹿児島・日豊) 
 (経由 帰り-日豊・鹿児島・[小倉]・新幹線・[新下関]・山陽・[櫛ヶ浜]・岩徳・[岩国]・山陽・東海道)
 <乗車券>
○沼津⇒小田原(経由 東海道) 740円
ということになります。合計で24160円になりますね。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/04_syo/02 …
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答をありがとうございました。参考URLも見させて頂きましたが、なかなか素人には理解しにくいですね。でも興味がありますのでだんだんと勉強していきたいと思います。

お礼日時:2004/09/16 07:32

#1です。



ちゃんと調べてませんが、沼津~大分も、熱海~大分も、同じ運賃じゃないでしょうか。もし同じなら、熱海~大分を買っちゃった方が、小田原までの乗り越し精算も安くなるような気がします。

この回答への補足

さっそく2回もご回答下さりありがとうございました。乗換案内というアプリケーションソフトによると沼津・大分が11710円(往復割引適用での片道分)、三島・大分が12000円、熱海・大分が12000円となっており、三島・大分を買わされて損をしたと思っていました。でも#2様のご回答によると、静岡・三島間は例外区間のためみどりの窓口の方が正しいそうです。
それはそうと三島・大分と熱海・大分が同じ値段だと知って、それなら、熱海・大分を買えば良かったと後悔し、次の教訓にさせて頂きます。

補足日時:2004/09/15 17:44
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新幹線と在来線とは、同じ線路として扱うのが原則ですが、いくつか例外区間があり、三島-静岡間もその一つです。

沼津に対応する新幹線の駅がないので、やむを得ません。

ところで、質問者さんのお住まいは小田原ですか、それとも沼津ですか。
もし小田原なら、小田原-大分間の往復切符を買って、行きの小田原-沼津間を先に乗っておくという手も考えられます。有効期間は 14日間ありますから、帰りの日から逆算して 14日以内に何かの用事があれば、小田原-沼津間を使っておくのです。

沼津にお住まいなら、みどりの窓口氏の言われるのが順当な選択かと思います。

参考URL:http://www.jr-central.co.jp/faq.nsf/kip_rule/kip …
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この回答へのお礼

早々のご回答、ありがとうございました。難しいルールがあるのですね。参考URLをじっくり読み、勉強させて頂きます。

お礼日時:2004/09/15 17:59

東海道本線経由で沼津~大分の往復券を買えば、新幹線にも乗れます。

乗り越しの扱いが不可なのであれば、予め沼津~小田原の片道乗車券を買っておけば大丈夫なはず(有効開始日に注意)。
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