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http://cc.cqpub.co.jp/system/contents/1247/」の「●非反転増幅器と反転増幅器の周波数特性を算出する」において、式(2),(3)が成り立つ理由を教えていただけませんか?

質問者からの補足コメント

  • A0→A(s)、B0→B(s)と置き換えて、式(3)と(6)を式(1)に代入してみましたが、質問の式(2)になりませんでした。途中式を確認したところ、1/(A0×B0)のB0だけB(s)に置き換えていませんでしたが、その理由を教えていただけませんか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/11/02 15:22

A 回答 (2件)

非反転増幅器の周波数特性の式(2)の導出だけ説明します。

反転増幅器の周波数特性はご自分で手計算してみてください。

 まず、C1、C2が無い状態でかつOPアンプのオープンゲインがA0の場合を考えます。この場合の信号ゲインは帰還率をβ0として

  vo/vi=(1/β0)・{1/(1+1/(A0β0)}    (1)

  ここでβは   β0=R1/(R1+R2)        (2)

次に実際の周波数特性を考えます。C1とC2が追加された状態では帰還率のラプラス変換式 β(s)は

  β(s)={R1/(R1+R2)}・{(1+sτ2)/(1+sτ1)}   (3)

  ここで時定数 τ1 および τ2 は

    τ1={R1R2/(R1+R2)}・(C1+C2)    (4)

    τ2=C2R2                   (5)

 またオープンゲインのラプラス変換式 A(s) は 第一ポール を τ1stpole とすると

    A(s)=A0/(1+τ1stpole・s)          (6)

と表せます。

 ここで式(3)と式(6)を式(1)に代入して信号ゲインのラプラス変換式は

   vo(s)/vi(s)=【1/[{R1/(R1+R2)}・{(1+sτ2)/(1+sτ1)}]】・【1/(1+1/[{A0/(1+τ1stpole・s)}・β0]】
            =(1+R2/R1)・{(1+sτ2)/(1+sτ1)}・[1/{(A0β0+1+τ1stpole・s)/(A0・β0)}]

          ここで A0β0>>1 より上の式は
  
   vo(s)/vi(s)=(1+R2/R1)・{(1+sτ2)/(1+sτ1)}・{1/(1+τ1stpole・s/(A0・β0)}

と質問の式(2)にたどり着きます。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
式(6)が成り立つ理由を教えていただけませんか?

お礼日時:2017/11/02 14:53

>式(6)が成り立つ理由を教えていただけませんか?



回答>>オペアンプのオープンゲインの周波数特性は添付図に示すようにDC領域から第一ポールまでの周波数領域でのゲインをA0、第一ポールの周波数をω1として第一ポールより高い周波数に向かっては-6dB/octの割合で減衰してゆきます。オープンゲインを周波数の関数Ao(jω)で表せば、

    Ao(jω)=A0/{1+j(ω/ω1)}   (1)

式(1)においてラプラス演算子をsとして s=jω を用いて書き換えると

    Ao(s)=A0/{1+s・τ1stpole)} 

となります。ここで τ1stpole は τ1stpole=1/ω1 です。
「電圧利得の求め方」の回答画像2
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この回答へのお礼

ありごとうございます。

式(1)が成り立つ理由を教えていただけませんか?
(非)反転増幅器の減衰は、一般的に、-6dB/octとして考えますか?

お礼日時:2017/11/03 12:00

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