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日韓協約は何のために、何きっかけで結んだのですか?

A 回答 (2件)

>日韓協約は何のために、何きっかけで結んだのですか?



もし、学校で聞かれた問題なら
 何のため
  アジアを侵略することを望んだ日本が朝鮮を植民地化するため。
 きっかけ
  日露戦争
という答えです。
でも、現実は少し違います。



・協約に至るまで

日清戦争の結果、日本は朝鮮から清の影響を排除するため
下関条約で朝鮮を独立させました。
しかし、三国干渉で日本が弱いと見た朝鮮は、
ロシアにすり寄り、一時はロシア公使館で政務を行い、
(露館播遷 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%B2%E9%A4%A8 …
ロシアに多くの利権を獲得させました。
(このころ大韓帝国となり、国王は皇帝と名乗ります)
他の欧米諸国もこれに倣い、利権を獲得していき、
韓国内部では放漫経営の政策で赤字が拡大して
日本は安全保障上看過しえない状況になります。
日本は諸外国に売られた権益を買い戻しますが、
韓国は危機感を持たないまま日露が対立していき
ついに日露戦争になります。
しかし、ここに至っても朝鮮は開戦直前に局外中立を宣言し
日露両国にコウモリ外交を行います。
日本は朝鮮での戦闘が終結するころに
日露戦争を遂行するため第一次日韓協約を結び
日露戦争で後ろから撃たれないようにしました。




・第二次日韓協約

第一次日韓協約が結ばれて権威が低下した皇帝(高宗)は
面白くありません。
そこで、こっそりロシアに密書を送りました。
その後もフランス・アメリカ・イギリスにも密書を送り、
海外からの圧力で日本を屈服させようとしました。
しかし、韓国を支援する国は現れませんでした。
日本はいまだにロシアと戦争中なのにロシアに通じるなど
第一次の協約にある「外交の案件は日本と協議する」を
守る気が無いと判断して、日本が外交権を掌握するため
第二次日韓協約を結ばせました。

よく、伊藤が大臣を恫喝した話が挙げられますが、
協約を結んだ国が戦争中に敵国に通じるなど
怒られて当たり前のことをしていることは
あまり話題になりません。



・第三次日韓協約

第二次日韓協約締結時、皇帝に給付金が支払われましたので
皇帝は早期に協約を締結するよう議会に求めます。
しかし、よく考えるとやはり面白くありません。
そこで、ハーグで開催された第2回万国平和会議で
海外からの圧力で日本を屈服させようとしましたが、
やはり、韓国を支援する国は現れませんでした。
この頃には、韓国は日本の支援なしには立ち行かないので
当時の内閣は皇帝を退位させ、第三次日韓協約を結びました。

この時の資料の一つがアジア歴史資料センターにあります。
https://www.jacar.go.jp/
「韓国二於テ第二回万国平和会議へ密使派遣並二同国皇帝ノ譲位
 及日韓協約締結一件 第一巻」
(レファレンスコード B06150550500)
日本はこの時朝鮮の併合を検討しましたが、
最終的に朝鮮の併合も皇帝の退位も否決しました。
(ちなみに採決の結果が93枚目にあります)



今の韓国は、アメリカと中国でコウモリ外交をして、
トランプ大統領が来た時の発表文を1日で覆すとか
 「青、韓米首脳発表文の『韓米同盟はインド・太平洋ライン』
  …一日で覆す『編入の必要ない』」
ttp://japanese.joins.com/article/265/235265.html
(中央日報 2017.11.9)
北朝鮮問題で在韓米軍が安全保障上必要なTHAADを
中国の圧力であっさり寝返ったり、
 「『THAAD葛藤中』の手形を切り、『三不約束』の
  巨額小切手を手に入れた中国
ttp://japanese.joins.com/article/967/234967.html?servcode=A00&sectcode=A30&cloc=jp|main|breakingnews
(中央日報 2017.11.1)
ある意味100年前と同じような外交です。
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日韓協約(にっかんきょうやく)とは、日露戦争から韓国併合にいたる1904年~1907年の間に、日本と大韓帝国(李氏朝鮮、韓国)との間で締結された3つの条約の総称。



これらの条約により日本は韓国を事実上の保護国とし、1910年の韓国併合へ進んでいくことになる。現在、大韓民国においては日本の圧力の下で調印された条約であり、そもそも無効であるという主張が強くなっている
第一次日韓協約(1904年) - 韓国の財政と外交の顧問に日本の推薦者をおくことを定めた。
第二次日韓協約(1905年) - 韓国は外交権を日本に譲渡し、日本の保護国となった。
第三次日韓協約(1907年) - 韓国の高級官吏は日本がおいた韓国統監府が定めた日本人になる事が定められ、内政も日本の管理下に入った。
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