プロが教えるわが家の防犯対策術!

 私は現在29歳、国立医学部受験崩れで、今春某旧帝大教育学部を卒業しました。元々医学部志望で一旦は自分の学力の無さに限界を感じ、他学部に進学したのですが、やはり医師への思いが捨てきれずに大学を中退し再受験に踏み切りました。しかしその結果実らず、泣く泣く今の大学に入学・卒業といった運びになったのでした。当然年齢的なこともあり就職を考えたのですが、やはりこの期に及んでも医師への思いが断ち切れません。それだけ自分の意志が明確ならば何も迷うことなく再度医学部受験に踏み切れば、といった声が聞こえてきそうですが、今の私を躊躇させる原因はずばり年齢です。暗記力が明らかに数段落ちています。自宅でしっかりと勉強して覚える記憶力はさして低下は見られませんが、瞬間的・即座に暗記する能力はかなり低下しています。私の心配事は医学部入試を突破することや、その後の国試に合格することよりも寧ろ、実際の臨床の現場においてこの即座の暗記力の低下が実務上致命的欠陥になりはしないかという事です。TVドラマで参考になるかどうかは分かりませんが、ドラマERの中で色々な薬やその投薬量を指示する場面で、二つ三つならまだしも五つや六つ一度にオーダーされると全て正確には暗記できません。(オンエア中に試してみました(ーー;)これだけに限りませんが、今現在自分の進路を考えると、医学部受験へ突入することは不安でたまりません。質問の焦点が明瞭でなく申し訳ないのですが、こんな私でも再度医学部受験にトライするだけの価値があると思われますか?参考までに以前の再受験時は偏差値にして70前後、記憶力の裏付けとしては先日の国家公務員試験で、一ヶ月程度の勉強で参考書十数冊暗記出来ました。どなたか医療関係者の方に限らずアドバイスお願いします。

A 回答 (6件)

私は現在国立大学の医学部で勤務していますが、医学部には、女性が急増したのと同様に、高学歴(どこかの大学を出た後に入学してくる場合)、あるいは高年齢層の学生も増えました。



私の知る限りでは、一番の年長者で42歳で卒業された先生がいますが、主人(医者ですが)の知人で、開業していたご主人が急逝されたため、奥様が代わりに医者になるべく医学部を受験し、医者になったというケースがあります。しかも、その時自分の息子と同期で同じ医学部に入学したと言うから驚きです。

偏差値を伺ったところ、かなりレベルの高い大学を目指しておられたのでしょうか?他の方の回答にもありましたが、地方の国公立大学であれば合格できると思いますが。現在住んでおられる場所を離れられないという理由であれば、何とも申せませんが、どんな地方でも構わなければ、今からでも余裕でしょう。

ですが、最近医学部の学生の質もだんだん落ちています。それと同時にいい加減な医者も少しずつ増えているようにも思えます。しかしそのような学生や医者はみな現役かあるいは3浪程度で入学し、しかも親の薦めや偏差値がよかったから受けてみたというような人々が目立つように思えます。
その点kouji7さんのように、自分の強い意志で志望されているような人たちは非常に頑張り屋で、何に対しても真剣に打ち込んでいます。ですので、そういった情熱を持った人が医者になって貰えると、先々患者になりうる私としては嬉しいのですが。

もし、収入面で高給だからという理由で志望であれば、あまり大きな期待を抱いて受験されない方がいいと思います。年齢的に気になさっているようですが、記憶面というよりも体力面で心配です。医者は体力勝負です。体力を使わなくてよい職場もありますが、ERのファンでいらっしゃるようなので、もし救命救急や外科方面を希望されるのでしたら、まず入局しても人間扱いされません。1日30時間あっても足りないぐらいに働かされます。しかも人命に関わる仕事ですので、気を抜けませんし、プレッシャーも重大です。また、看護婦やパラメディカルの職種の方々の診療上におけるミス等も、自分に何のミスもなくても責任を負わされる可能性があります(法律上、医師が全ての包括的責任者なのです)。
また、患者に対する責任義務にも気を遣わねばならず、言い回し一つにも気を配る必要があり、卒業したからと言って、勉強も怠れません。日々進歩する医療に死にものぐるいでついていかなければ、アッという間に浦島太郎です。
そういった点も踏まえて、それでも医師になりたいという意志に変わりがなければ、受験されるとよいでしょう。

記憶力のない主人も医者になってます。体力勝負です。頑張ってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 事細かに医療の内側の話をして頂きありがとうございます。体力勝負ですか、年齢を考えると記憶力もさることながらそちらの方もやはり心配の種ですね。とは言え、今の私にとっては、まずは医学部入試を突破することが最重要課題なので、何とかして今年こそは合格を果たしたいと思っております。偏差値のことについて触れられていたようですが、今の国立医学部は偏差値70程度あっても確実に合格とは言い難いです。地方の医学部でもそうです。大体ここらあたりに合格圏の受験生が密集しており、入試当日の出来で振り落とされるわけです。ここまで学力的にきたらあとは運でしょうか、それとも熱意でしょうか、私にはきっと学力プラスαの何かが欠けていたのでしょう。
 sonorinさんが仰るように確かに医師はあらゆることに対して責任感が要求される仕事だと思います。最近でこそ医療ミスが取り沙汰されるようになりましたが、これは将来の自分にも当てはまることかもしれません。そう考えると恐くもなります。もし自分がミスを犯した時、自分の適正、責任感それから倫理的に医師であり続けていいのかなど様々なことを考慮し葛藤する時が来るかもしれません。これも私が医学部再受験に踏み切る際の足かせのひとつでした。しかしこれらのことを超越し、やはり医療とはすばらしいものである、との見解に立ち受験を決意しました。自分なんかに出来ることなど些細なことかもしれませんが、それでも人様のお役に立てるなら充分です。そんな仕事を持てるならそれは私にとって天職であろうと思います。またまた長くなってごめんなさい。医療に身を置かれる先輩としてのアドバイスありがとうございました。頑張ります。

お礼日時:2001/07/10 01:13

私の出身は地方大学です。


いろんなところから来た学生がいました。
年取った人もたくさんいました。
入れそうなところなら、どこでも入って、医者なってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 アドバイスありがとうございます。以前は大学名にこだわり続けていた為に何度も浪人を繰り返すなどどいった馬鹿げたことをやっていました。大学にばかりこだわり続け、その先にある医療という最も重要な事柄については別段考えも及びませんでした。私みたいなのがきっと問題のある受験生だったのでしょう。今年は入れるところならどこへでも行きます。そして一年でもはやく医者になり、一人でも多くの患者さんを治療して差し上げたいと思っております。
 それはそうと、私もついに「年取った」部類に入っちゃうんですね~(笑)。私のような受験生が少しでも入ってこられるとおやじ受験生としては心強いのですが・・・。

お礼日時:2001/07/10 01:30

ざっと考えて10年遅れるわけですよね。


医学部にはそんな連中たくさんいます。
やりたいことを目指すのに「だから何なんだ」、という感じです。年齢的なことはあまり気にしなくてよろしい。

次、学力。旧帝大にいたんでしょう。東大医学部受けるわけではないのでしょう。これもあまり問題にならないと思います。人は、自分の力を偏差値や合格した大学でとやかく言う傾向が最近強すぎます。やればできるし、やらないとできっこない、ということ。

そこで気にあるのが、あなたのモチベーション。そうやる気です。現役の時に一度あきらめている。今も、不安を抱いている。たしかに、30近くになってもう一度大学受験をするのは勇気がいります。だけど、(私のインプレッション)もしあなたが今後医学部受験でつまずくとしたら、その原因は、あなたのモチベーションの「ぶれ」にあるような気がします。

自分の人生を説明過ぎないこと。焦点を絞るということは一点に集中するということ。医学部に合格することが目的ではなく、医師として生涯仕事をするために今準備をしているという意識を持つこと。一皮むければno problemと思います。精神的なbreakthroughが大事です。強気に!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

redbeamさん、roseangelさん(同い年ですね)、haruboさん、kennedy2さんご回答ありがとうございます。(まとめてごめんなさい)これだけ真剣にお答え頂き本当に感謝の一言です。年齢的なこともあり、さすがに色々と進路について悩みました。その精神的揺れが先日の公務員受験だったのです。準備ままならない状態での受験だったのですが、なんとか合格を果たせそうなものの、やはり自分の中では納得出来ません。やはり思い切ってこれから医学部受験一本で行く所存です。(吹っ切れました・・・半ば強引に)ただ私の中での受験に対する不安としては、以前に4回受験に失敗しているということです。再受験当初は変に学歴コンプレックスがあり、旧帝大の医学部にこだわり続けていました。ただし4度目は確実に医学部へ入学しようと思い、地方の医学部を受験したのですが、模試でもA判定しか出したことが無かったにもかかわらず失敗したのです。これにはさすがにショックでした。何を基準に医学部を目指していけばいいか、医学部受験自体が不確実性の下に成り立っているような気がして、教育学部へ後ろ髪を引かれる思いで入学しました。しかし私の医学部志望の原点があまりに衝撃的だった(当時はそう感じられた)ものであったため、なかなか医学部への思いを捨てきることが出来ずに今日に至ったというのが現状でしょうか・・。そもそもこの教えてGOOに投稿すること自体が、誰かに「頑張って!」と背中を押してもらいたいがために行ったような気もします。(いい歳して情けない・・・)しかしkennedy2さんのおっしゃる通り「強気」で人生賭けてみようと思います。今、本当に心から医療に従事したい、その思いで胸がいっぱいです。自分の営利目的のためだけにこれからの人生を費やしたくない、人様の役に立ちたい、そう思えてなりません。頑張ります、人生賭けてやってみます。皆さんからのアドバイス本当にありがとうございました。(それと長くなってごめんなさい (ーー;))

お礼日時:2001/07/08 03:28

他の方もおっしゃていましたが偏差値70もあるのでしたら地方の医学部に


入学できるのではないでしょうか?
もし旧帝大でないといやな場合でも、方法はあります。
ご存知と思いますが医師免許を取る大学と医療を学ぶ大学は必ずしも
一緒でなくてもかまいません。
私立医科大を卒業して東大の医局に入局されていらっしゃる例もあります。
卒業後に医局を変わる事はめずらしいことではありません。

学歴ではなく本当に医療について学ぶ事を求めているなら、地方の国立大や
私立大学でもよろしいのではないでしょうか。

30過ぎて医師になる方もいらっしゃいます。
kouji7さんが懸念されているように確かに大変みたいです。
ただ何科に進むかで大きく違うようです。

外科医はかなり厳しいかも知れません。
年齢から来る技術を吸収するスピードの違いもそうですが、そういった歳の方を
医局があまり好意的に受け入れない可能性があります。
特に外科系や内視鏡を扱う消化器内科等は徒弟的な関係が構築されている事が
多いので年齢が高い方は扱いにくいですし、手術や内視鏡検査などの手技を
なるべく早く習得して戦力になって欲しいと考えるからです。
しかし絶対受け入れないというわけでもないのでkouji 7さんの頑張り次第で
きっと認めてもらえると思います。

話しがそれてしまいましたがkouji7さんが医学部に進まれることは
素晴らしい事だと思いますしその価値は十分あると考えます。
何も医療現場はERのような世界ばかりではありません。
内科系やいわゆるマイナー系の科でも十分医療に貢献出来ると思います。
頑張ってください。
    • good
    • 0

こんにちは。

私は看護婦です。年は29歳。
おなじです。この年で看護学校に再入学し
(准看護婦なので)大学に編入予定です。
体調が良くないのでしばらくやすむことにしましたが。
あなたがきになさってることは、よくわかります。
私もそれで悩みましたから。でもね、なれるもんです。
いぜん、救急にいてたのでERは英語のままでも
聴き取れます。(英語苦手・・・)
そんなもんですよ。
あなたが覚えられないのはあたりまえですよ(^^)
救急の現場にいない方にそんなにすぐに
用語・薬品名おぼえられちゃあこまりますよぉ。
意味づけて頭の引き出しにしまってあるから、
とりだすだけなんですもの。
あなたのようなかたにこそDRになっていただきたいです。
    • good
    • 0

偏差値70前後?


それなら地方の国公立大の医学部なら
入れたと思うけど。
それとも旧帝大医学部じゃないとだめなの?

薬と投薬量を5、6個覚えるって、そりゃ
薬とその量の意味がわかれば覚えられるだろう
し、わからなけゃ無理だろう。
それに外科じゃないといけないの?
外科以外ではそんなに超人的にテキパキ動く
必要はないと思うけど。

「旧帝大卒の外科医」を目指すのは今までの実績
からいって難しいだろうけど、若干妥協すれば
十分医師になれるんじゃないの。

受験にトライする価値ですか。質問の文章を
見る限り能力的に不足とは思わないから、
医療にやる気を感じるんなら価値はあると思うよ。

見当違いのこといってたら、ごめん。
辛口の書き方で、ごめん。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!