プロが教えるわが家の防犯対策術!

私はDTPを職業としていますが組み版メインでこれまで写真を扱う事は殆どありませんでした。しかし近年のデジカメの進歩によりRGB~CMYK変換も仕事の一貫になりつつあります。
■環境■
Mac G4 OS9.2
Photoshop 6
これまでフォトショップによるCMYK変換をいろいろと試して来ました。GCRによるUCRによるなどなど・・・しかし先日ポジをドラムスキャナー(スクリーン社製の)で分解してもらいました所、各版のカチッとした分解やシャドーが濃いシャドー(100%にほぼ近い)に感動し、なんとかフォトショップでも出来ないものかと取り組みましたが、カスタム・
ICCともそれに近い分解は出来ませんでした。
現在スクリーン社やフジフィルム社などからCMYK変換ソフトなどが出ていますがサンプル版をいただき試してみたものの仕上がりの色の雰囲気がRGBデータからかけ離れる傾向があるのを感じ、また雑誌でフォトショップのCMYK変換機能は高性能との情報も得て、作業効率も含め、どうしてもフォトショップで綺麗なCMYK変換をしたいと思っています。
ドラムスキャナーで分解したような・・・を目標にしていますがそれに近い、また日本の印刷で使用出来る
分解方法をご存じの方がいましたらご教授いただけないでしょうか。
これにともない一つ心配な事もあります。インキ総使用量が350とか一般的に言いますが私の理想の分解を行うとこちらが無視される?また350って数字は関係ない?のか心配が残る部分でもあります。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちわ。


プリプレスは専門ではないのですが、印刷に携わっているものです。
最近フォトショップのデータ入力増えましたね。印刷の現場から言わせてもらうならば、刷版段階まではRGBデータ入稿が良いと思いますよ。極端に言えばCMYKの出力データは印刷機毎に変える必要があるのが実態です。ジャパン・カラーという基準色が制定されていますが実際の所確実に出来る印刷会社は余りありません。それどころかプリプレスのデジタル化が急速に進み、デジタル・コンセンサスと本機刷りの差を埋めるために四苦八苦している会社がほとんどです。
本来は印刷インキ毎のICCプロファイルではなく、印刷会社毎又は印刷機毎のICCプロファイルが必要になります。また、紙質が変わればベタ濃度、網点再現性なども変わりますからICCプロファイルも別途必要になりますが、底まで準備している印刷会社さんはほとんど無い状態です。
分解の話になると、ドラムスキャナーで分解する時は原稿によって階調の中心をどこに持っていくかを変更していました。中間調を重視ならばハイライト、シャドウの階調を減らし中間調で思いっきり階調を付けたりしていました。
あとインキ使用量350の件ですが、最近のデータでたぶんインキ使用量400で入稿されるケースが増えています。これは黒の部分をCMYK4色ベタ重ねを行う指示になりますが、印刷の現場では裏移りのトラブルが頻発しています。出来るだけやらないで下さいね。
金属部品などではUCRを効かせ墨単色で再現する様にすると冷たい感じがでます。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。やはりシャドーを極シャドーで表現するのは裏写りの原因になりますよね。
被写体事の分解方法があるという事がわかりました。

お礼日時:2004/09/26 04:47

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