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実験器具の洗い方なんですけど今僕は使用したビーカー、メスシリンダーなどは専用のブラシに洗剤(石鹸)を塗りつけあわ立てて洗い、そして水道水できれいに洗い流しその後蒸留水で洗い流しています。この方法は問題ないですか?石鹸で洗うのって問題ありますか?「まずいかなぁ・・・」と思いながら洗っています。詳しい洗い方をご存知の方よろしくお願いします。あとメスピペットや駒込ピペットなどの細いものってどうやってあらえばいいんでしょうか?今は蒸留水で内側と外側をできるだけちゃんと洗い流すだけでのやり方です、よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

#1です(苦笑)


もう一つ言い忘れたことが…
ビーカー・シャーレ等はさして問題ありませんが、メスシリンダー・メスフラスコなどの洗浄には注意が必要です。
あまり硬いブラシなどで内部を擦ると、或いはあまりにも念入りに磨くと、内部容量が微妙に変化してしまい、正確な測定が出来なくなります。
注意して下さい…って、そんな事は「言わずもがな…」な事でしたか?(笑)
失礼いたしました^^;
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私の研究室は、台所用洗剤、ブラシで洗い、蒸留水をで洗い流すものと、測定に使う、ピペット、メスフラスコ、セルなどは、その後、混酸につけて、水ですすぐ、蒸留水、過酸化水素水、水、蒸留水、オーブンで乾燥という感じです。

石鹸で落ちないものは、500度オーブンで焼きます。測容器はブラシでこすると、メモリが変わってしまうのでよくないと聞きます。
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窯業関係で比較的汚いものを取り扱っています。


メスシリンターは.専用の石鹸液に漬けて(ブラシて子すらない)大量の水道水でゆすぎ.上流イオン交換水で鉄を除きます。
メスピペットや駒込ピペットもほぼ同じ扱いです。

というのは.バリウムを使っているので水酸化バリウムや丹さんバリウムになると除去が困難になるので不溶性沈殿がしょうじないようにしているためです。重金属関係は.酸性のき硝酸を使わないと沈殿ができて始末に困りますから。

駒込の場合には.水道水で直接中身を押し流すようなことをしています。ただし.界面活性剤(セロゲン)が腐ってカビが生えたときには.血沈ブラシで内部のカビをこすり落しています(1回なでるだけ)。
メスビペットの場合には.頭にゴム管をつけて太くし.駒込要乳首をつけてスポイトのように取り扱えるようにして.空気と洗剤(含むき硝酸)が混ざるように吸い込みます。すると.泡の力でガラス内面にこびりついている粘性の高い界面活性剤でも剥がれ落ちます。単に上流水を吸い込んだだけでは.きれいになりませんでした(き硝酸を計りとって.通常に洗って.ph試験しに水滴が落ちるように置くとph試験紙が変色する)。かびた場合には.血沈ブラシで内部をなでます(その後校正しますが.今のところ分量が狂ったことはありません)。
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 私以前のご意見に賛成なのですが、付け加えさせてください。



 学部生の頃、クリーンルームで作業していました。扱っている材料は半導体だったので、他の回答と異なるので参考に・・・。

 半導体の表面にちょっとでもゴミが付いていると、すぐにシグナルに反映されます。だから、洗浄するビーカーが汚いと、当然洗った半導体も汚れるってことで神経を使います。

 前置きが長くなりましたが、使用済みにビーカーは洗浄してしまいます。このときの洗浄は、超純水で洗浄します。(13.6[MΩ]くらいの抵抗がある水のことです。)洗い方は単純で、水をビーカーに入れて手で揺するだけです。水を捨てて窒素のエアーガンで乾かす。これで終了です。
 ビーカーの中を拭いたりすると、拭く布がきれいか考えなければいけないので、エアーガンで水を飛ばすだけです。しかも、ビーカーは100%テフロンだったりします。

 半導体を扱うときには、こんな洗浄法で洗っています。参考になったでしょうか?

 ビーカー内を拭かないのは、化学では常識なのでは?どうしても擦らないと落ちない汚れが付いてしまったら、ビーカーを捨てるとか・・・まぁ予算の関係もあるでしょうけど・・・。
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 「汚れ」とは、使用目的を妨害する物です。


 次の使用の妨害になる物を除去する事が洗浄なので、どんな実験をするかにより洗い方は様々です。
 場合によっては洗わないで内容物を捨てるだけとか、純水ですすぐだけとか、溶媒ですすぐだけとか、水を一切遮断するだけとか、一般的にはちょっと変な方法が最適な場合も有ります。
 洗浄する場合、常に、「何が汚れなのか」を考えると、自ずと洗浄方法は発見できます。

 自分が経験した悪い例:水の全硬度分析後、フラスコを水道水で洗っていた。・・・自分は分析後の中身を捨てただけでフラスコを逆さにして置いたら、「洗わない」と文句を言われました。ばかみたい。

 もし洗うなら、一般的には、使った直後にすぐに洗う事です。そうすれば、余り一生懸命にならずとも汚れは落ちます。時間が経過するとヤバイ事が多いと思います。
 それから、器具は純水に浸して置くとか、純水で満杯にして置くと、汚れの付着が無いので、大抵は綺麗な状態を保てます。
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薬学部の学生です。



指導を受ける教官によっても洗い方は違うようですが、私が卒業研究のためについている先生のやり方を以下に紹介させていただきますね。

私の研究室での話ですが、まず、水をはった大きめの容器に無機リン洗剤を流し溶かします。手でさわって少しぬるぬるする程度の濃度です。
使った器具は簡単に水ですすいだ後、特別なものを除いて基本的にすべてその水溶液に30分以上つけおきます。
その後、ビーカーや試験管等ブラシでこすれるものは洗剤水溶液を使ってあわ立てて洗い、水道水で20回すすぎ、蒸留水をかけて乾燥します。

ここでメスシリンダーですが、これは♯1,3さんがおっしゃられているように、あまりこすると中の容積が微妙に変わったり、目盛りがこすれて消えてしまったりするためにブラシでは洗いません。
私の研究室では、メスシリンダーはすべて水を満杯まで入れ、先ほどの洗剤を少量加えて一晩放置します。
次の日、そのメスシリンダーを水道水で20回すすぎ、次は水を満杯にしてまた一晩。
次の日に再び20回すすぎ、蒸留水を通して乾燥。

メスピペット、駒込ピペットは、名称は知らないのですが、ピペット専用洗浄器がありますのでそれに突っ込んでおわり。
もしそれがないのでしたら、水をはった容器に一晩ほどつけおいておけばいいと思います。

以上ですが、実際のところかなり面倒です・・・。
メスシリンダーは3日越しで洗わないといけませんし。

行う実験の内容によってもどこまで丁寧に洗うのかは変わると思いますが、私の研究室はそれほど厳密な実験を行う研究室ではないので、一般的なのではないでしょうか・・・。

ご参考までに。
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ちゃんと洗い流せば、なんで洗ってもいいでしょう。



ピペット類は、超音波洗浄器があれば、一番簡単ですが・・・。
何で汚れたのかを考えて、それを溶かすような溶媒、酸、アルカリしばらく浸けて置けばいいんじゃないでしょうか。(アルカリに長時間はまずいので、石鹸水ぐらいでいいかもしれません。)その後、水道水ですすいで、蒸留水で仕上げ。

実験器具を洗うのに、重曹(炭酸水素ナトリウム)は結構役立ちます。水に比較的溶けにくいのと、適度に粒子が粗いのとで、クレンザーがわりに使えます。
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どの程度の精密さをもって実験が行われているかにもよりますが、基本的には問題は無いと思います。


洗浄はあくまで“洗浄”が目的なので、残留物をくまなく取り除ければ良いのです。
問題は、洗剤そのものが残留物として付着し続ける事ですが、それは流水(水道水)で充分に洗い流しておけば良いです。
その後更に、水道水中に含まれる消毒液等を器具に残さない為に、蒸留水で内側を1~2度洗い流し、内部に空中浮遊物や落下物が入らないよう、伏せて(覆いをかけて)静所にて乾燥・保存すれば良いです。
医療器具などの場合は、この後に消毒・減菌・滅菌・殺菌処理を行いますが…それは求めている回答とは異なるようですので、省かせていただきます。
検索エンジンにて、洗浄・消毒・滅菌等のキーワードで探してみて下さい。
参考になるかもしれません。
殆ど医療関係しかヒットしませんが…(笑)
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