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超基本的な質問で恐縮です。

F値について一通り学んだつもりですが、理解出来ないことがあります。それは風景写真「団地のベランダからの眺望を撮影」みたいなシチュエーションにおいて、絞りの数値による画質の変化の因果関係が分かりません。

近くに被写体があればそこにピントが合えばF値開放で撮れば背景はボケます。しかし、完全な遠景を撮りたい場合には、F値は関係がないような気がします。(どの絞り値であってもパンフォーカスになるとおもうので)こういうシチュエーションではレンズのパフォーマンスを最大化するためには、絞りは開放(もしくは開放に近い値)の方が良いのでしょうか。

知り合いの御高齢のセミプロの方は「風景はF11を基本」的なことを仰っていたこともあり、何がただしいのか分かりません。自分で撮影した感じでは日中撮影の場合、差がなく見えるのですが・・・

A 回答 (4件)

レンズは、レンズの中心部が一番性能がよく、周辺部は低下します。

(高価なレンズだとその差は小さいが、レンズである以上は避けて通れない問題)口径食の問題もある。
絞れば、一番解像力の高い、レンズ中心部を使えるので、絞り開放よりは画質が向上します。
ただし絞ればいいというわけではなく、絞りすぎれば回折減少で画質が低下するのでF22などの極小絞りは避けたい。
その、ちょうどいい「頃合い」を質問者さんが見極めて絞り値を選べばいい。

結像力を示すデータとして、MTF特性図がレンズカタログに載っていることもある。これを見れば開放絞り(メーカーによってはF8に絞った場合の特性も載せていることもある)時のレンズ中心からの距離による結像性能の変化を知ることが出来るし、どのくらいまで絞ればレンズの一番美味しいところを使えるか、ある程度推定することも可能。
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この回答へのお礼

とても分かりやすいです。ありがとうございます。

お礼日時:2018/01/17 11:15

F11というのは、フィルム時代の事ですね。


デジタルになりF値はカメラによりかなり差があるようです。
色々試す事ですね、とはいっても、やはりF5.6~F11が標準でしよう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/01/17 11:14

レンズには、避けて通れない収差(光束が一点に収束しない現象)が付き纏います。


ですから、絞って使う方が解像度が上がります。
方や、絞り羽に接する光束は、裏側に屈折(回折現象)するので絞る程に解像度が低下します。
その兼ね合いから、35mm判では開放値から2~3段分絞るのが良いとされています。

もう一つ、絞りは光量を制御する大切な役割があり、シャッタースピードとの兼ね合いになります。

セミプロの御仁が言われるf11を基本としつつも、臨機応変、状況によりベストな絞り値を選択する事が肝要です。
※ Fはレンズの開放値、fは絞り値です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>※ Fはレンズの開放値、fは絞り値です。
一つ賢くなりました。

お礼日時:2018/01/17 11:15

大抵のレンズは、開放付近だと像が甘くなります。


またF16など絞りすぎると回折現象でこれまたシャープでなくなります。
お知り合いの方のアドバイスはその点を踏まえた上でのものではないかと思います。

とは言ってもレンズによることも多いので一概にFいくつが最適、と言うものでもありません。
大判でアオリなんか使うようになるともっと複雑ですしね。
普通のレンズであれば、とりあえずF8~11程度が無難ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。勉強になります。

お礼日時:2018/01/17 11:15

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