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日本や中国の歴史小説を読みあさってきましたが、最近、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んで西洋史もたくさん読んでみたくなりました。なるべく史実に忠実で、かつ読み物として面白い歴史小説を教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。


日本や中国の歴史小説を読みあさって塩野七生さん…。ワタシと全く同じコースですね。ひょっとして陳舜臣さんは読まれましたか?

西洋史のお勧めとしては「中丸 明」さんの本でしょうか。
・ハプスブルグ一千年(新潮文庫)
面白いですよ。最近は、高校時代の西洋史資料を引っ張り出して、地図や年表と見比べて読み直しています。
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どうも#1です。

前回の回答を補足させていただきます。

 あまり史実に忠実ではないのですが、マイクル・クライトンによる「北人伝説:早川文庫」もお勧めです。
 イブン・ファドランという実在のアラブ商人が残した手記を元に書かれた小説で、使節として移動中にバイキングと遭遇した彼が、北方に向かう彼らに同行することになるという物語です。
 ただ、この小説バイキングその他の風俗や、物語の前半部分はファドランの手記に基づいて、史実に忠実に(というより手記そのままの記述も)描かれていますが、物語の後半部分は完全に創作になっています。 ただ、どこからが作者の創造か判らない書き方をしているので、それを推測するのも面白いかもしれません。
 また、フィクションではないので質問の趣旨からは外れますが、白水Uブックス出版の「ある首斬り役人の日記」(著フランツ・シュミット)も面白いかもしれません。これは、ニュルンベルクで処刑人をしていたフランツ親方が記していた日記を纏めたものです。大部分が、罪状・処刑方法・日付が箇条書きになっているだけの日記ですので、読んで面白いものではありませんが、時たま現れる詳細な記述に、彼の考えや当時の風俗などが読み取れ、大変興味深いです。

長文にて失礼します。
 

参考URL:http://www.yasui-mise.com/object_books-jp_000000 …
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この回答へのお礼

MGTさんありがとうございます。ストックしていた本が読み終わったので、お勧め頂いた”炎の門-小説テルモピュライの戦い-”を読み始めたところです。
当分はここでお勧め頂いた本を順番に読んでいこうと思っています。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/10 22:29

うっ。

史実に忠実(^_^;)……?
ここをゲンミツに考えると、回答できなくなってしまいますねー。まあこの辺はナアナアで。

辻邦生「背教者ユリアヌス」(全3巻)(中公文庫)

「チェーザレボルジアあるいは優雅なる冷酷」「与謝野訳源氏物語」と、この「背教者ユリアヌス」は、読み終わってしまうのが惜しくて、最後の10ページくらいを読まぬままにしていたという経験があります。……行動としては変ですが。
日本史における司馬遼太郎ほどではないかもしれないけど、中国史における宮城谷昌光さんくらいは史実に忠実と言えるのでは……(いや、この例えは個人的なものです)

「プルタルコス英雄伝」(全3巻・ちくま文庫)
小説じゃないですが、これは読んでおいて損はないと思います。かなり分量がありますが、面白く読めました。

蛇足でしょうが、「ギリシア神話」「アーサー王物語」「シェイクスピア(史劇)」あたりは、もし未読でしたら抑えて置いたほうが、他の物語がより楽しめるようになるかもしれませんね。
ここで当然「聖書」も入れるべきですが、ダイジェストで良い物も思い当たらないし、かといってホンモノを読む根性が(わたしには)ないので(^_^;)、そ知らぬ顔をさせて頂きます。
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この回答へのお礼

史実に忠実は”なるべく”でいいんですけどね。今、NHKでやってる新選組!みたいなのは・・。
東洋史における宮城谷昌光さんくらいなら大歓迎です。
それはともかく、たくさんご紹介頂きありがとうございます。当分、読むものに不自由しなさそうです。

お礼日時:2004/10/01 22:47

 塩野七正さん、わたしも大好きです。



 ジルベール・シヌエ「サファイアの書」NHK出版

 ジャンルは、歴史ミステリー、ですね。すごい分厚い本なんですけど、壮大で、中身がぎっちりつまっていて、歴史を知る知的快楽と、物語を読む面白さを、両方たっぷり味わわせてくれます。ミステリー仕立てなので、長さも気にならず、ぐんぐん読めますよ。「ローマ人の物語」がお好きでしたら、お薦めします。

 

参考URL:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4140052929.h …
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この回答へのお礼

アマゾンの書評も参照してみましたが面白そうですね!さっそく注文しました!ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/01 21:05

炎の門-小説テルモピュライの戦い- 


S・プレスフィールド/文春文庫
<あらすじ>
紀元前480年、クセルクセス大王率いるペルシア軍200万はギリシアに襲いかかった。テルモピュライの地で敵を迎え撃つはスパルタ軍の精鋭300人。放たれる無数の矢で天日が覆われるほどの猛攻を7日間しのいだ彼らも、刀折れ矢尽きて遂に玉砕する―世界史上名高い凄惨な白兵戦とギリシア人の誇りを雄渾に描く一大スペクタクル。 <裏表紙のあらすじより

 映画ブレイブハート等が好きなら間違いなくハマる小説だと思います。また、当時のギリシア(特にスパルタ)の風俗、思想なども詳しく描写されていますよ。
 
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この回答へのお礼

ブレイブハート観ました!そうあの映画も西洋史にも興味を持ち始めたきっかけです。
お勧めの本はさっそくアマゾンで注文しました。ありがとうございました。他にもお勧めの本がありましたら、よろしくお願いします。

お礼日時:2004/09/30 23:11

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