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メタン、エチレン、エタン、プロピレン、プロパン、ブタン等の純粋炭化水素はどのように命名されたのか?その由来が知りたいのですが。

A 回答 (2件)

岩波書店刊行の「理化学辞典」(私の持っているのは少し古くて1981年発行第3版ですが)巻末の付録に「有機化学命名法」が載っています。



これによれば、
メタン、エタン、プロパン、ブタンなどに関して
・直鎖炭化水素の最低位4種は methane, ethane, propane, butane と命名し、それ以上はギリシャ語(一部はラテン語)の数を意味する語に接尾語 "-ane" をつけて命名する。
とありまして、ご質問の例示にかかるものについては特に説明がありません。
したがって、この本によれば、炭素分子5個の pentane 以上については、はっきりしていますが、4個までについては、由来がわかりません。
また、
エチレン、プロピレンなどに関して
・二重結合1個をもつ不飽和直鎖炭化水素は相当する飽和直鎖炭化水素名の接尾語"-ane" を "-ene" に換えて命名する。
・つぎの名称はIUPAC名として保存する。   
      CH2=CH2 ethylene, CH2-CH=CH2 allene
・広く慣用されている propylene, butylene の名称はIUPAC名として採用されていない。

とあります。IUPACとは、「国際純粋および応用化学連合」Internatjonal Union of Pure and Applied Chemistry という1919年に組織された化学および応用化学に関する国際機関とのことです。ここでも例示されたものについての由来は出ておりません。

多少はご参考になりますでしょうか。
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昨日No.1の回答をいたしましたが、一晩寝て見返して、ご質問に殆どお答えしていないことに気がつきまして、以下補足させていただきます。



・炭素原子(No.1の回答で「分子」と誤って記載しました。)4個以下の直鎖炭化水素の名前の由来は、ラテン語、ギリシャ語を基に、No.1によると同じに、飽和の場合は -ane,不飽和の場合は -ene の接尾語が付いているようです。

・ご例示のメタン、エタン、エチレンなど個々の語源について英和辞典、英英辞典を見ることをお勧めします。かなり厚い辞書であれば語源が出ていますから、構成する言葉をさらに調べることを繰り返せば、ある程度わかると思います。私が読み間違えたり、英文解釈を誤ってもいけませんので、ご自分で御願い致します。なお、インターネット上で利用できる辞書もいくつかあるかと思いますが、私が利用しますのは、Webster Dictionary で、URLは下記のとおりです。もちろんこれにも語源が載っています。

・直鎖以外の炭化水素については、No.1による「有機化学命名法」をご覧ください。

参考URL:http://elza.lpi.ac.ru/cg-bin/wb
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この回答へのお礼

化学全般の知識は素人なので「有機化学命名法」などの存在も知りませんでした、これから辞書で理解を深めるようしらべてみます。回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/14 12:30

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