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夕べの金八先生で、生徒のドラッグ問題を取り扱ってましたよね。
そこで、状況把握のために校長が全員の尿検査を主張しました。それに対して金八先生が声高に「人権問題だ」と言ってましたけど、何の人権に触れるのでしょうか。

確かに、そんなことされるのは疑いをかけられて不快ですが、それと人権は異なるんじゃないかと思うのです。

とかく教師の方は、すぐに人権問題を取り上げますが、本当の人権問題をわかりにくくしてしまうんではないかと思うのですよね。

もし該当する人権がありましたら、教えてもらえるとありがたいです。

A 回答 (6件)

番組は見ていませんが、お話の状況では「基本的人権」の侵害と言わざるをえないですね。



憲法第13条「第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」

この意味するところは、「公共の福祉に反していないのに、個人の自由を侵害してはならない」ということです。

警察で、拘束したり、諮問を採取したり、尿検査をしたりするのは、「公共の福祉に反する」と疑われる者に対して、「法的な手続き」を経て行われるのであって、これを「手続きなし」や、「行使する権利のない者」が行うことは、「基本的人権の侵害」にあたります。

今回のケースでは、
(1)「校長」には、教育上の指導についての権限はあっても、犯罪捜査の権限はない。
(2)たとえ、捜査権限を持っている者(警察)であっても、本人の承諾なしに検査を強要することはできない。(例えば、これが指紋採取だったら、どうですか? 簡単に採取させないでしょう)
(3)「尿検査」自体が、多くの人にとっては屈辱的な行為である。
といったことから、完全に基本的人権の「個人の自由」を侵害していると言えると思います。

尚、「とかく教師の方は、すぐに人権問題を取り上げますが、本当の人権問題をわかりにくくしている」との件については、こう考えます。
(1)未だに、基本的人権を守っていない機関・企業・個人が多いのが現実。
(2)小さなことから人権の保護を行わないと、大きな侵害を防げない。(逆に、犯罪の場合も同じことですね)
(3)子供のときからこの問題意識を理解させることが重要で、教育の場で細かく取り上げても、取り上げ過ぎということはない。

いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
なるほど、個人の自由に関するという理解でよいでしょうか。
つまり、「尿検査を受けない自由」が保証されるべきであるということですか。

強制ではなく、拒否できれば良いということですかね。

あ、だとしたら、オリンピックなどのスポーツ競技のドーピング検査はどうなるのでしょう。あらかじめ、選手には検査することの了解を得た契約のようなものを結んでいるのでしょうかね。

お礼日時:2004/10/16 07:33

#4です。


>強制ではなく、拒否できれば良いということですかね。
⇒確かにそういうことですが、気をつけなくてはならないのは、「拒否できますよ」と言っていればいいというものでもないのです。

今回のケースはいい例かもしれませんが、
(1)「校長と生徒」という、いわば強者と弱者の関係の場合、弱者である生徒は、拒否しにくい。
(2)日本には、「拒否する」ということは「認める」と見なされやすい。
といった点を、検査をしようとする校長側が理解しなくてはいけないわけです。

「基本的人権の擁護」は、侵される側が主張すれば(拒否する自由)いいだだけでなく、相手の人権を侵さないようにする意識が、むしろ重要ではないでしょうか。

尚、ドーピング検査については、#5の方が回答されていることに加えますと、
スポーツは、「記録を争う競技」であり、公平な条件で行うことが大前提です。ドーピングだけでなく、セックスチェックや、用具検査もありますね。
その公平な条件を崩さないために行う「尿検査」ですから、競技の成立に必要不可欠な「手続き」ということです。
拒否するということは「公平な条件の下での競技には参加しない」という本人の意思表示となりますね。
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この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。
なるほど、お互いの人権に対する認識のすり合わせが重要ということなんですね。

こういった人権、特に自由に関する啓発って社会全体で不足しているのかなあと思いました。

確かに、学校教育や企業内の教育でも、きちんと自由についての認識を扱う場面って少ないですね。

お礼日時:2004/10/16 11:16

>オリンピックなどのスポーツ競技のドーピング検査はどうなるのでしょう



オリンピックなどの場合ですが、世界アンチドーピング規定というものがあります。
http://www.japan-sports.or.jp/doping/pdf/worlddo …
また、各競技団体などでさらに規定を定めている場合があります。

スポーツ選手に薬物を使用するということは、そもそもスポーツの精神に反することであるとともに、選手の健康を害したり選手の生命を危険に晒したりすることでもあるので、それを禁止する規定を設けることはことは、理にかなっており、選手を保護することにもなると考えます。

そして、上に上げた規定の中には、関与する人の情報の
守秘義務や情報開示の基準についても規定されており、また検査基準や、違反者に制裁を課すための手続などについてもきちんと規定されています。つまり、選手の人権についても配慮された規定となっていると思います。

そして、選手は、そのような規定があることを知った上で大会に参加するわけですから、規定にのっとって検査を受けることは納得しており、従って、ドーピング検査をすることが基本的人権の侵害になることはない、という論理ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
やっぱりそういうことですね。
検査することも含めて、本人に選択権を与えているということですね。

お礼日時:2004/10/16 11:11

最初だけしか見ていなかったので、その部分を把握していないのですが・・。


質問だけを見ると、人権問題だと感じてしまいますが。
世界人権宣言の第2条に「・・・この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。」と書かれていますよね。
ドラッグをした人だけならともかく、全員の尿検査となると、それは問題になるのではないでしょうか?
学校側と生徒という関係の中で、拒否権を与えられないのだとしたら・・人権問題だって思いませんか?

参考URL:http://www.amnesty.or.jp/udhr.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
後の方のご意見と同様に、「個人の自由」を保障するということですね。

お礼日時:2004/10/16 07:36

 専門的なことはわかりかねますが、尿検査を強制するならば、世界人権宣言の第6~12条あたりでしょうか?



 正当な理由もなしに疑いをかけられ、それを公とされるならば名誉毀損、尿検査を強要されるなら...言葉としてはわかりませんが、捜査は警察が正当な手続きのもとにするものですので、違法ではないかと。
 人は法の下に平等であるならば、世界人権宣言だけでなく憲法にも反していますよね。

 まあ、単純に「何も悪いことをしていないのに検査を強要されるのは人権侵害じゃないのかな?」と思います。

# テレビを持っていないのでどういう状況だった
# のかがわからなくてはずしていたらすみません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

拒否する自由が保証されればよいのかなと思いはじめています。

お礼日時:2004/10/16 07:39

私も昨晩見ていて同感しました!!!


やっぱり、そうですよねー。
『人権』に何も違反してませんよね。

それと、一緒にいて煙を吸っただけでも
尿検査に出るのだし、麻薬成分はしっかり体内に
吸収してますよね!
『煙を吸っただけ』で金八先生が安心するのはどうかと思いました。

すみません、法律には無知ではっきりした事は
わかりませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

どうも後の方のご意見のとおり、個人の自由というところで検査を強要した場合、問題になりようですね。
勉強になります。

お礼日時:2004/10/16 07:38

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