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いまほぼ独学で放射線生物学をやっているのですが教科書の問題がいまいちわかりません。
たぶん簡単な問題だとは思うんですが・・・。

次の放射線の生体に対する透過率を大きい方から並べよ。
1)α線 2)β線 3)γ線

答えだけでなくどうしてそうなるかを教えていただければうれしいです。
なんとなく答えはわかるんですがなんでなのか詳しく知りたいのでお願いします。

A 回答 (2件)

α線はヘリウム原子核の流れ


β線は電子の流れ
γ線はこうしの流れ
です。だから.たとえば
金網に.ラグビーボールをぶつける場合とピンポン玉をぶつける場合とゴマをぶつける場合に跳ね返えらず.通り抜ける割合はどうなるのか
という調子で.金網の変わりに水の分子間距離と各粒子のぶつかる割合をモンテカルロ法で計算してみて下さい。
だいたいのイメージが捕まえられると思います。

人体の場合に主成分は水ですから.水で考えると計算が楽です。
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もしかして放射線取扱主任者試験のためではないでしょうか?


専門ではないのですが、2年前受けました。
結果的に1ヶ月の勉強で受かったのですが、今使って
いません。就職の時に使うでしょう。
一番理解しにくかったところは確かに放射線生物
学でした。どの本を使われているのかわかりませんが、
自分は日本アイソトープ協会出版の青い本を使って
いました。それも放射線生物学のところだけは
こうなると頭ごなしに言いこめる内容ばかりで
応用が利きませんでした。
おすすめは放射線取扱の基礎 試験の要点(日本アイソトープ協会出版)です。4000円+税と少し高めでしたが
分かりやすい絵が描いてあって理論が嫌いな自分でも
色々理解できました。生物学のところも詳しく書いてあり
それを読んだら楽に(?)過去問を解けるように
なりました。もしこの試験を受けるのであって
受かりたいと思うのであればかなりいい本だとおもいますよ。
おっと、本の販売をしているわけではないので
戻りますが、透過率でいうならedogawaranpoさんの
考えの通りです。α線はヘリウムの原子核(He2+)
、β線は電子、γ線は光子です。大きさ的には圧倒的に
α線が大きく、こいつは生体内にはいる前に
皮膚で止まってしまいます。紙一枚で止まるくらいの
透過率です。一方電子やγ線は散乱を繰り返していく
(そいつ自体が小さいのででかい分子に当たっても
自分が跳ね返されるのみ)ことで中に入っていきます。
そのため透過率はα線が小さいです。電子より
波の性質として習った光子の方がより透過するのは
わかるでしょう。この質問は生体内に関わらずそれぞれの
知識だけで答えられると思います。

一方、生体への影響では外からと食べたときなどの中
からでかわるのですが、ここでは外からだけ。
基本的にα線は生体内まで入ってこなくて皮膚(あるいは
空気中!!)で止まってしまって内部器官への影響は
ほとんどありません。あっても皮膚ガンですね。
一方β線とγ線は中まで入ってきて生体内の水分子と
相互作用します。直接器官を攻撃する直接作用(α線)
にたいしてこちらは間接作用といいます。
でも生体内の水分子はとても多く、これらが反応して
ラジカル種を作ります(水素ラジカル、ヒドロキシルラジカル)。これが器官を攻撃して影響を及ぼします。
β線やγ線はこの間接作用の影響が直接作用の影響よりも
強く、これらが主として外部からの影響因子となります。
生物で影響を見るならこの水分子との相互作用については
式なども見てしっかり勉強しておくべきところで
しょうね。
大変だとは思いますががんばってください。できるだけは
おたすけしますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
なかなかむずかしいですね~。独学ってあんまりやってこなっかたんで要領がなかなかつかめないし・・・。
今使っている教科書は廣川書店発行の「薬学 放射化学 薬品学」という本です。
これからも初歩的な質問をするかもしれませんがおねがいしますね。

お礼日時:2001/07/16 20:42

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