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25年前に子宮筋腫全摘手術を受けましたが、術後は下腹部周辺の痛みがよく起こります。婦人科・泌尿器科・胃腸科などいろいろな病院を転々としてきましたが、原因が特定出来ず、痛みに関しては頓服を貰い対処してきました。数日前、20回くらい下腹部に刺すような痛みがあり胃腸科へ行きましたが、腹部のレントゲン撮影の結果腸の中にガスが沢山溜まっていました。通常は大腸に溜まるそうですが、私の場合は小腸の中にもガスが沢山溜まっていました。今後心配されることは腸閉塞で、2~3日便通が無い場合はすぐに受診するようにということで、大建中湯とガスコン及び痛いときのための鎮痛剤を頂きました。
ところで、気になることとして、この病院の先生から、永年悩まされ続けた痛みの原因は子宮筋腫全摘手術をした後の「術後の癒着」「子宮を取り除いた空間に上部の臓器等が落ち込んできたために起きる痛み・つっぱり感」ではないかと指摘されました。これは、別のクリニックでも指摘されたことがあり、納得できる説明でした。その先生にも私と同じような症状で通院していた患者さんがいらっしゃったそうです。
もし、このような症状につき詳しい方やご経験者の方からのお話などお聞きできれば幸いです。宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

こんばんは。

わかることだけ書いておきます。

 まず、癒着した臓器は、運動や薬では剥がせません。簡単な方法としては外科的手術になります。
 しかし、体にメスを入れることは、今の痛みと、もしもの腸閉塞のリスクを考え、天秤にかけたときに、質問者様の年齢によって大きく私見が別れます。
 
 50歳前であるならば、体調や痛みの頻度、激しさなどを総合的に考慮して、切るという選択肢もあるかもしれません。ただし、今の痛みが100%なくなるかどうかは明言できず、全く変わらないどころか、悪化するリスクもあります。博打のようなもので、やってみなければわからないというのが本音です。

 50歳を越える年齢であるならば、あくまでも私見です。辛いとは思いますが、今の状態を最悪とは思いつつも、でも、生きていけるなら…と、ポジティブにとらえたほうが、良いと思います。つまりは、痛みと塩梅をつけながら、だましだまし生きていくものです。たぶん、切るよりも痛みの少ない天寿を全うできると思います。切った部分の痛みを煩わしく感じることで、悩みが増えることを危惧します。

 ときどき、形成外科の感覚で、切ったら良くなる!やってみなければわからない!など、意気込んで手術台に上がる方を見受けますが、吉と出る方は、びっくりするほど少ないものです。また、あまり変わらなかったなぁ??と言う方も少なく、ほとんどの方が泣くほど後悔して、余生を過ごす生きざまを観てきました。辛いです。

 ですので、質問者様のお悩みはとてもよく理解できますものの、今の対症療法は最善策であると断言します。また、将来起こるかもしれない腸捻転は、この25年間において皆無であるようですので、気にすることはないでしょう。万が一、そのような事態になったならば、それは、ある日、ある時、突然に起こることも危惧されますので、いつも持ち歩くなにか(例えば保険証やお薬手帳)に、自分はカクカクシカジカの症状があるので、腹を押さえて失神していた時にはすぐに子宮近辺の腸捻転を疑って欲しいとメモを挟んでおくべきです。
 持病を持っていても、それを伝えることができずに重体になる方が多いのは、メモなどの申し送りがないことが致命的な問題事項です。自分の体について、わかっていることは、簡便に記述して持ち歩きましょう。いざという時に、物凄く役に立ちます。

 変な話ですが、いよいよ切る、もしくは今の状態を根本から覆すとなる時は、質問者様に腸捻転のようなありえない不幸が訪れた時であり、それまでは、今の状態を不幸中の幸いと思って良いのではないでしょうか。腰、膝、心臓、の痛みも生き地獄ですが、それらが合併していない女性は、ある意味幸せだと思います。

 自分だけどうして? 辛い! そういう気持ちは人ならば必ず持ちます。でも、余命宣告されているわけではありません。痛みと共存しながら、なんとかやり過ごして毎日を大事に暮らしていくほうが、懸命であると考えます。
 
 あと、同じような患者さんがいたと仰ったドクターには、その方は、どうなされましたか?と、きいて、参考になさって下さい。

 あと、食生活と運動は、以下のようになさってください。

 ドカ食い、いわゆるバイキングのような食べ過ぎは痛みを呼び込みます。絶対に止めましょう。
 お酒はグラス1杯を目安に。タバコは、痛みに直撃しますので副流煙も避けてください。
 バランスよく、いろいろなものを食べましょう。注意したいのは食物繊維の過剰摂取で、めかぶばかりを食べていた方が、腸閉塞で倒れた症例があります。非常に稀なケースですが、体を動かすことなく、食べていると、詰まります。

 運動は、弱っている箇所がなければ、一つを除いてなんでもやってください。やってはいけない一つとは、重たいものの上げ下げです。腹圧がかかると、臓器も動きますので激痛が走ることになります。一時的な痛みであれば、今のはまずかったな…で、すみますが、潮騒のように激痛が繰り返すような取り返しのつかない運動(行動)は、後悔しても治りません。病院に行くことになります。
 走っても、飛び跳ねても平気ですが、重たいものは禁忌です。水泳などはバランスがとれていて良いですね。

 睡眠は、早寝早起きが良いです。睡眠時間の帳尻を合わせようと、遅寝遅起きをする方もいますが、自律神経が狂うので、全くおすすめできません。また、生態としてカロリーの消費も不十分になるので、不規則な生活は痛みのもとです。

 薬は、今のままで良いと思います。ドクターとよく話し合い、納得して飲んでください。
 鎮痛剤としてロキソニンが出ている場合には、この薬は刺激が強いので必ず粘膜を保護する薬と一緒に飲むか、何かを少しだけ食べて、飲んでください。欧米では危険な薬としてほとんど処方されない諸刃の薬です。厚労省からも、危険性を患者に徹底告知する文書が出たほどです。

 長文でしたが、参考になりましたでしょうか。長年の鬱屈したお悩みの一助になれれば幸甚です。
 悩んだら、また質問して下さい。どうぞお大事に。
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この回答へのお礼

ななふしDX様
悩みが吹き飛んでしまうような客観的・実践的なご説明とリスクを受けないような的確なご配慮・今後の方向性など貴重なご助言をいただきありがとうございました。一つ一つのご説明にも手間暇をかけられた信頼感あるいは感動とも思えるものを感じました。下手くそな私の病状の説明でしたが文章では言い表せない繊細な部分までご推察していたたきお礼を申し上げます。
今後も、多くの悩める方たちのお力になられるようお祈りいたします。
追伸、私の年齢は64才になりますが、ご指導に感謝いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2018/06/22 22:20

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