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大塚家具の100億円あったキャッシュが3年で10億円しか残っていないそうです。

90億円何に使ったのですか?

A 回答 (5件)

3年間で90憶ということは、平均で年間30億ずつの減少。



大塚商会は、年商が約500億ですから、年商の6%ですね。

年商が約500億ですから、利益率を60%として、商品の仕入れ原価が年間200憶。
通常なら「買掛」(いわゆる「つけ」、手形決済で後払い)で仕入れますが、経営状態が悪くなると「現金決済」を要求されます。その分「手持ちのキャッシュ」が減ります。

家具も大型・高級品は別として「納期は1カ月先です」というわけにはいかないので、それなりの在庫を持つでしょう。「仕入れ代金」を支払済みで、まだ「売上」にならない在庫が増えれば、「手持ちキャッシュが在庫に化けた」というわけで「手持ちのキャッシュ」が減ります。売り上げが落ちれば、相対的に在庫が増えます。

通常は短期的な「つなぎ資金」を銀行から融資を受けますが、今どきの銀行は優良顧客にはジャブジャブと貸すものの、リスクがあるところや経営が悪化しているところには貸さない(貸し渋り)、経営がやばくなるとさっさと返済を迫る(貸し剥がし)ということを平気でするので、大塚家具も銀行からの融資を受けられなくなったのでしょうね。
その分「手持ちのキャッシュ」が減ります。

大塚家具の社員は約1700人~1500人(これは「正社員」でしょう。ここ数年で200人以上減っていますね。)ですから、1500人で平均年収400万とすれば、人件費は年間60億。「会社業績」を見ると「人件費:約100憶」なので、社会保険・福利厚生費や非正規やアルバイト店員も加るとそのぐらいなのでしょう。
これにも毎月の「キャッシュ」が必要です。

その他、店舗のテナント料・光熱費、配送費、広告宣伝費など、キャッシュの必要なものはいろいろあります。

売上が落ちて、固定費は変わらず、銀行からの融資も難しいとなれば、そりゃあ手持ちキャッシュは減るでしょう。

こんなことの積み重ねなのでしょうね。
「かぐや姫」事件(家具屋姫)以来、やはり会社イメージが大幅にダウンしましたから。

(参考)業績ハイライト(大塚家具サイトより)
https://www.idc-otsuka.jp/company/ir/zaimu.html
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仕入れ、給料の支払い、家賃の支払い、借入金の返済など。

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豪遊だよ

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売り上げが減少すると、一気に余裕がなくなります。

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