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ロシアが京都議定書の批准を決めたというニュースに喜んでいました。
ところがわけ知り顔の知人がいうには、「日本は京都議定書を守る気はさらさらない。お金で解決するつもりだ。京都議定書を守っていると経済発展がうまくゆかない」のだそうです。
どこまで本当かわかりませんが、そもそも日本は京都議定書のCO2削減目標を守るつもりがあるのでしょうか?
現状(暫定削減目標達成率)ではどうなっているのでしょうか?

A 回答 (4件)

 確か、去年か一昨年のCO2排出量は、1990年に比べて5~7%程度増えていたように思います。

日本は2010年頃に1990年比6%減を(一応)約束した以上、2002,3年比だと13%位削減する必要があると思います。恐らくお金、あるいは排出権取引(他の国にCO2減の技術提供)や森林吸収分で無理やり辻褄を合わせてしまうのでしょう。
 もし本気でやるとすれば、国(や自治体)レベルでは乱開発の是正や荒れまくる森林保全、環境税など、民間や個人レベルでも車→電車・バス・自転車へのシフト、テレビやラジオ放送、それにコンビニやファミレスの深夜放送(営業)の原則廃止等、この国の現状や習慣そのものが変わってしまうと思います。
 当然、環境ベンチャービジネスとか、ゼネコンの農業転換、それに林業再生などによる新雇用はあるかもしれませんが、環境税を導入すれば企業競争力の減少につながる可能性もありますし、深夜営業や今のゼネコン形態が無くなれば、アルバイトの口はかなり減りますね。
 しかし、最近よく「出来る事から少しづつ」なんて言ってますが、もうそんなのんきに言っている時代じゃないと思いますね。経済界は未だに反対しているそうですが、将来に責任があると思います。
 …深夜まで起きて電気無駄に使ったり、あまり偉そうには言えませんが。せめて、買い物バックを買ってレジ袋使用減少に勤めようと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
1990年に比べて5~7%も増えてしまっているようでは、お話にならないですね。
報道番組やワイドショーでもあまり取り上げないテーマなので国民の関心は薄いようです。
自然エネルギーへの転換が必要と思われます。
現政権は、エネルギーの構造改革をするつもりはなさそうですね。

お礼日時:2004/11/08 21:23

「自動車」という便利なものを国民が捨てられるか?



究極的にはこれだと思います。
もし捨てたとしたら、代替になるものは何か?
と考えると動物・人力・別のクリーンなエネルギー(太陽など)
ということになりますよね?
では、これらが現段階で実現可能か?というと答えはNO
なんです。
だから、現実的な選択肢としてはお金で解決するしかないのです。
ちなみに私は、3年前に温暖化を危惧してマイカーを手放しました(本当です)。
私の様な考え方に国民全員はなれないでしょう。日本人は愚民だなーって思いますよ。ほんとうに。
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国民全体がどこまで本気で取り組めるかですね。


そのため国が何をするのかです。
たとえば、原子力発電所を増設することを強行できるか。
快適な生活を犠牲にできるか。
視点は違いますが、ここのところの自然災害を見るにつけ、人類の意識改革が必要かと。
そうでないと、日本沈没、デイアフタートゥモロー、ですよ。
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ニュアンスに問題があるかもしれませんが、


大体そんなもんです。

というのも京都議定書自体に「排出権市場」という考えがあるためで、二酸化炭素排出権というものを売買してしまおうという考えです。つまり、排出権の不要な発展途上国から先進国が買うことで先進国は自分の制限枠を広げることが可能というものです。
逆に、その資金を利用して発展途上国は更に排出量を削減するように努めるのです。

ともあれ、日本の削減目標は技術的には達成が困難ですが、政治、経済的には達成可能ということです。
ただ、いまのところ市場そのものがうまく動いていないので、行く先不透明です。
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