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『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を
読んでいます。
しかし難しすぎて、いまいち理解出来ません。
簡単にどういうことなのか、教えて下さい。

A 回答 (2件)

すごーく簡単に言ってしまうと、歴史の形成や変革に際しては「理念」が大きな役割を果たすのであって、単に経済や物質的欲求によってのみ社会変化が起きる(=唯物史観)のではない、というのが同書でのウェーバーの主張です。



ウェーバーの自著にいきなり当たるのは少々とっつきにくいので、参考図書で理解を深めてみては如何でしょうか?
とりあえず一冊ご紹介しておきます。

「ウェーバーと社会主義」濱嶋朗著、有斐閣刊 1980
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 もう一つ、簡単に言えば、プロテスタンティズムと資本主義と言う、一見相容れないものが、いかにして資本主義のバックボーンになったかを、科学的に分析したと言えます。

予断なく分析していって終局にたどり着くと言う、社会“科学”の先鞭と言える著作です。

 まあ、彼の膨大な著作とそれを裏付ける教養に凡人が辿り着くには、かなりの努力を必要とします。参考論文を片手にチャレンジしてください。

 頑張ってください。
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