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Ge半導体検出器で放射性セシウムを測定した際、セシウム137は何もせず、セシウム134は半減期補正を行いました。

なぜセシウム134は半減期補正が必要なのでしょうか。
そもそも、半減期補正とは何なのでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>そもそも、半減期補正とは何なのでしょうか。



放射線の測定を「瞬時」に「リアルタイム」で行えればよいのですが、通常空気中に浮遊する「微弱」な放射生物質を計測するので、ある一定期間「吸引、ろ過」などによって捕集し、それをできるだけ「長時間」計測することで計数を多くして誤差を小さくします。
「長時間」かけて捕集・計測するということは、半減期の短い核種では「捕集し始め」と「計測終了時」とで放射線の強度が変化するという影響が出ます。
それを補正して、正しい放射能強度に補正するのが「半減期補正」です。

セシウム137は半減期が約30年なので、数時間~数日の捕集・計測では半減期の影響はほとんどありません。
一方、セシウム134は半減期が約2年なので、多少影響があるということなのでしょうか。
どのぐらいの時間をかけて捕集・計測したのかにもよると思います。

下記の資料のp-17などを参照ください。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/series/lib/No29. …
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この回答へのお礼

よくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/23 09:28

134の半減期は二年とかなり短いので、測定している間にどんどん減っていってしまいます。

ですから微分方程式に入れて特定の時刻における量を算出する必要がある、ということ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2018/10/24 17:47

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