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高野秀行著の「移民の宴」のなかに、次のような記載がありました。
<オレンジ色の衣を着たお坊さんがフォークリフトに乗って走ってきた。
え、ウソ。タイの僧侶は車やバイクの運転をしてはいけないことになっているのだ。
あ、でも、これ車でもバイクでもないし、いいのか・・・・・・。>
質問は、タイのお坊さんはフォークリフトに乗っている、のは本当ですか?

A 回答 (3件)

タイで本当の僧侶は「運転」が禁じられているので、バイクだろうが車だろうがフォークリフトでも運転はできません。



ただ、タイには「民間人の出家修行」というのがあって、たとえば祖父の葬式の後、15前後の孫たちが3か月程度出家して僧侶の生活をする、というような風習があります。身内にタイ人の親戚がいて、そこの子は小学生の時に、同じように出家しています。

その場合学校は僧侶の袈裟のまま(オレンジ色の服のまま)通うことになります。
もう少し大人になって、仕事をしたまま出家修行する人もいて、場合によっては仕事と両立させていることもあります(タイは2週間の「出家休暇」が労働法で義務化されています)

本職の僧侶は運転できませんが、出家修行中の一般人ならフォークリフトを運転していても不思議はないかもしれません。
タイは日本と違って上座部仏教なので「個人の修行」がとても重要です。(日本は大乗仏教で、修行しなくても念仏を一生懸命唱えれば救われる、という教えが多いです)

また、タイでも地域性や地域に寄っての経済性が違うので、貧しい田舎だと「僧侶が托鉢出回って食事をいただく」ほどの経済力を街が持てず、修行しながら仕事する人が多くいる場所もあるかもしれません。

少なくとも昔はかなり貧乏でしたね。
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この回答へのお礼

<タイで本当の僧侶は「運転」が禁じられているので>フォークリフトをも含め車の運転はできないのですね。
ところで、「民間人の出家修行」があり、<仕事をしたまま出家修行する人もいて>、<場合によっては仕事と両立させていることもあります>のですね。
この人達(在家)は、<僧侶の袈裟のまま(オレンジ色の服のまま)>仕事に従事して、車の運転をする場合があるのですね。
宗教は国により様々な姿をとるのですね。ご説明を拝読していて、タイでは宗教は一般社会に溶け込んでいる、と感じました。

お礼日時:2018/11/16 16:28

ミツビシのトラックもオーケーじゃね?

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この回答へのお礼

おお、向こうから、オレンジ色の衣を翻して、白バイに乗ったお巡りさんがやって来たぞ。

お礼日時:2018/11/17 11:02

本当です。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<本当>なのですね。

お礼日時:2018/11/16 15:54

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