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いつもお世話になっています。
天体で題名の通りなのですが…。
星が日周運動しても赤道座標が変わらないのはなぜでしょうか?

A 回答 (4件)

赤道座標とは,赤経と赤緯のことでしょうか?



これでしたら,例えば地球上に固定した東経(西経)と北緯(南緯)があるのと同じで,天球上に固定した2次元座標系を設けている訳です。

ここで言う天球とは星と共に回転して行くものを指します。一方,夜空における位置を見かけ上の位置と以下呼ぶものとします。

赤経は,春分点(天の赤道と黄道との交点で,3月21日頃の太陽がある天球上の位置)をゼロ時として確か東回りに15度で1時ずつ増え,24時で一巡りする天の北極と天の南極を通る大円です。また,赤緯は天の北極を90度として,緯度と同じ考えで定められています。

さて,地球上の地点を経度と緯度で指定して特定するように,天球上の星の位置を経度(赤経)と緯度(赤緯)で特定します。このように天球上に固定した座標系で扱うと,星の(天球上の)位置が二つの数値の指定で簡単に表せるため,便利です。

このような座標系を使用して,夜空に見える星を探すには,基準が必要となります。例えば,真南にある星(南中している星)の赤経を知る必要があります。

非常に粗い計算法ですが,ある月(m月)の21日頃のx時に南中している星の赤径yは,時刻を24時間表示で考えると,
   y = x - 12 + ( m - 3 )
になります。

このように,天球上に固定した赤径,赤緯で星の位置を表すと二つの数字だけで星の座標系上の位置を特定でき,非常に楽です。夜空に見える星の見かけ上の位置を知るには,夜空のある方向の赤径を知るだけで十分となります。

もし,星の座標を見かけ上の位置で定義するとしたら,ご質問にあるように,時刻により座標が変わることになります。望遠鏡で見える星まで数えると,それこそ無限に近い数の星の位置をまとめるときに,時刻によって変わる座標を使うとしたら,気が遠くなり,整理などできなくなります。

視点を変えると分かり易くなるかも知れませんので,もう少し補足します。

地球上の全ての地点は(高度を除けば)経度と緯度で表されます。これは便利だからそうしている訳です。
さて,人工衛星で地球を周回しながら地表を見下ろすと,時刻の経過により,見える地点の経度(と緯度)がどんどん変ります。そんな場合,人工衛星側から見て,真下を原点とした座標系で地表の位置を決めてやれば当座は便利かも知れません。しかしながら,その地点が“どこか”を知ろうとする場合には,結局は緯度,経度に変換する必要が生じます。

ポイントを外した説明かも知れませんが,これでご理解頂けるでしょうか?
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逆に考えてみてください。


地球上の一点は座標(緯度・経度)で場所を表すことができますね。

太陽から見ると、地球は自転していますが、地球上の場所は移動していませんよね。

例えば、東経135度北緯35度(兵庫県西脇市)の場所は、昼(太陽側)でも、夜(裏側)でも移動したりしませんよね。

参考URL:http://www.city.nishiwaki.hyogo.jp/n_cityhall/he …
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北極星はぜってー動きませんぜ兄貴。

^^
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地球~恒星間の距離が、地球~太陽間の距離と比較してはるかに大きい(遠い)ので、


見かけ上は天球上の一点に固定されているように見えるから

というのでは不十分でしょうか?

この回答への補足

【補足】星は天球上を動くのに赤道座標一つで場所を表せるのは…?。
例えば…。赤道上で真っ昼間にある星が夜中は天底にあるのに…。みたいな…。
分かりにくくてすいませんx_x

補足日時:2004/11/13 22:14
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