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高校生です。英語が好きなので特に力を入れて勉強しています。そこで質問なのですが、大学受験で覚えるべきとされる英熟語(イディオム)は、実際に
英語圏でも使われており、現地の方と話す際、使用しても通じるのでしょうか。
ネットなどで大学受験の英語知識は使えないと仰る方をもかけたので疑問に思いました。

A 回答 (5件)

再度失礼します。



日本語でもそうなんですが、言葉には「位相(register)」というのがあります。これは 単語でも熟語でもどういう場面で使えるか ということです。そして、これには色々段階があって、古語、文語、口語、俗語、方言、卑語、隠語などの階層があるんです。そして、それらの どれにも該当しない どんな場面でも広く使える言葉が大多数を占めています。それで、学校で教える英語では 俗語、方言、卑語、隠語は避けられ、口語には消極的です。日本語で言うなら、「極めて」が文語、「すごく」が口語、「めっちゃ」が俗語、「ぎょうさん」が方言になります。
そして、外国人が日本語を話す場合は 俗語、方言、卑語、隠語は避けるべきですが、口語は改まった場合でない限り、使っても差し支えありません。
これは 英語でも同じなんですが、残念ながら 学校の英語では そういうことはあまり教えなかったはずです。
例えば bump into~という イディオムがありますが、意味は分かりますか? これは 口語ですので 学校の英語では あまり出て来ないかもしれません。恐らく、meet ... by chanceという 一番ニュートラルな表現に置き換えられているかと思います。
一般的に、英会話で重要なのは 俗語、方言、卑語、隠語は避けなければなりませんが、古語や文語は使いません。つまり、話し言葉ですね。
一方、学校で習う英語は 書き言葉に重点を置いています。

ところで、日本で教える英語は アメリカ英語に近いと言われますが、これ、ちょっと違うんですよね。
というのは、アメリカ英語、イギリス英語、共に 書き言葉と話し言葉があります。でも、日本で教える英語は アメリカ英語の話し言葉よりも、どちらかと言うと、イギリス英語の話し言葉に近いです。これは どういうことかと言いますと、イギリス英語よりもアメリカ英語の方が 話し言葉と書き言葉の乖離が大きく、また、書き言葉に関しては イギリス英語とアメリカ英語の違いは小さいということを意味します。

それで、こういう単語とか熟語レベルで 階層を知るには ジーニアス英和辞典が詳しいです。

尚、#2さんが挙げられた イディオムは 一番最初のを除き、 大学受験で覚えるべきとされる英熟語でもあり、日常的にもよく使うものばかりです。それと、”I'm going under the knife”という表現は 恐らく、小説や漫画、映画などから拾った表現と思われますが、私たち、ノンネーティブは やたらに使わない方が無難でしょうね。
もっとも、ウケをねらうのなら話は別ですが、それには 英語が片言レベルでは 白けてしまいます。
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この回答へのお礼

話し言葉と書き言葉や言葉の位相に注目して勉強していなっかたので、大変参考になりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/10 23:45

例えば国語で習う四字熟語やことわざなどで、よく使うものと国語の授業で教わったきり使わないないものがあるはず。

それと同じですでに他の回答者が書いてるように英語の授業で習った単語やイデオムもよく使われものと使われないものがあるというだけの話し。それと大学受験で使われる英語は書き言葉が中心なので日常生活で使われるようなイデオムが出題されることがないので、そういったイデオムを学校で習ったりすることはないだろうね。でもちゃんとした文章を書くときには必要なので覚えておくのは大切。日本語でも話し言葉と書き言葉が違うように、英語でも話すときと書くときに使う言葉は違う。

ちなみにgo under the knifeはアメリカの日常会話でよく使われる。#2であげられているイデオムはよく使われる。覚えておいて損はない。
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この回答へのお礼

書き言葉として大学受験の英語の勉強も頑張りつつ
日常生活のイディオムもなんとか留学や趣味等で覚えようと思います。回答ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/10 23:50

すみません、日本で英語を勉強しなかったので、私の英語はほぼ独学と英語圏で働いて身につけました。

なので、受験英語の経験もないです。
けれど、実際に英語で生活してみて、いかに日本の英語教育が非効率的(10年勉強しても話せない人が多い)であるかを実感しています。
それには、英語教育が、おそらく面白くなかったのでは?実際に使う場面が少なかったのでは?という気もします。また日本人独特の、「間違いや失敗に対しての恥ずかしさ」もあり、英語に限らず外国語を学ぶこと=コミュニケーションの手段 という認識が少ないのではないでしょうか。
なので、楽しみながら覚えましょうよと言ってしまいました。

空色の列車さんのbump intoがいい例ですが、「高校の時の友達にバッタリ会いました」という文章を、I met my high school friend by chance. なんていうネイティブはいませんよ。run into または come across という言い方をしますね。

あなたが英語が好きで力を入れていると書かれていたので、楽しんで、生きた言葉を覚えて欲しいなと思ったのです。This is my 2 cents for you. (このイディオムわかりますか?)
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この回答へのお礼

This is my 2 cents for you…「つまらないものですが」でしょうか?調べます(笑)。
生きた言葉にもっと触れる努力をします!
先ずは挙げて下さったものからですね!
回答ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/11 00:01

イディオムにもいろいろありますし、言葉は時代によって変わるので、もう古臭くて使わないものもたくさんありますが、それもまた愛嬌(笑)。

みんなを笑わせたり、話題の提供にもなりますから覚えておいて損はないですよ。

もう30年以上も前のことですが、自分が手術を受けなければならないことになり、I'm going under the knife(手術を受ける)と言ったら、笑われました!その頃イディムに凝っていて、イデォムを連発して、I am an Idiomatic (IdiomとIdiotを合わせて作った自作語)person! と言って、受けてました(笑)。

イディオムは、面白いですし、文化の背景も垣間見れますね! それにイディオムは会話を生き生きと豊かにすると思いますよ。

Ball is in your court スポーツからきているので面白い
Whole nine yards これはフットボールからでしょうね
Your guess is as good as mine まるっきり見当がつかないという意味
Piece of cake 超簡単!
Picture paints a thousand words 一見は百聞にしかず、一枚の絵は1000語に勝る
Make a long story short 文字どおりの意味ですね
Last straw これもよく使います。藁の山から一本の藁を引き出したら、どさっと崩れるのが目にみえますね
Kill two birds with one stone 一石二鳥!日本語と同じ
Beat around the bush 日本語ってこう言う感じですよね。なかなか本題に入らずに。。。
Read between the lines これも日本文化によくありますね、ものをストレートに言わないので行間に隠れた意味を読み取ることが必要
Like herding cats 確かに猫を集めるのは犬よりずっと難しいです!

勉強と思わずに、楽しんでやってみてください!
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大部分はそのまま通じますが、日常会話ではあまり使わない表現も多々ありますね。

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