紫式部日記

出典は紫式部日記です

1
～、しどけなくかう教へたてきこえさせて侍るも隠し侍り。

訳
～、乱雑にこのように特にお教え申し上げておりますことも隠しております。

2
知りたらば、いかにそしり侍らむものと、～

訳
もし知ったならば、どんなに悪口を言うことでしょうかと(思うと)、～

まず、1に関してです。
『教えたて』の訳にどうして『特に』がつくのか理解できません。

次に、2に関してです。
『もの』が何故あの位置にあり、さらに訳出もされていないのか、そしてその存在意義だにつやつや知らず。


一通り調べてはみたのですが、解説が見つかりませんでした。
古文詳しい方、この2点を解説よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

• 

  『たつ』に関してはなんとなく理解できた感はあります(まだ詳しい説明してくださる方は是非お願いします)
  しかし、『もの』に関してはまだ理解できておりません。文末の詠嘆用法であるとしたら、何故訳にそれが出てきていないのかというところを説明してほしいです。

    補足日時：2019/02/06 12:57

• 

  解説書のほうには『もの』は名詞であると書いてありす。

    補足日時：2019/02/06 14:41

• 

  そう言われると訳の『でしょうか』に推量の訳がありますね！
  
  何をか参考にさること思し召しける
  
  サイトでも参考書でも構いませんので教えて頂ければ幸甚にございます。

  No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時：2019/02/06 21:59

No.2 回答者： doc_somday 回答日時： 2019/02/06 20:55

もの、は「～だろう」の意ですね。

解説書は間違いです。

No.1 回答者： daaa- 回答日時： 2019/02/06 12:48

１たつ　古語[四]補助動詞タ行下二段

https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%9F%E3%81%A4

２もの　デジタル大辞泉の解説、文末で、活用語の連体形に付く、㋑順接の確定条件を含み、詠嘆・感動の意を表す。…だからなあ。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%82%E3%81%AE-646182