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私は国語の先生になりたいと思っています。
その場合、大学は主に教育学部の何科に行けばいいんですか??
まだ、来年に高校受験を控えている身ですが、
この夢はきっと一生変わりません。
こんなに先走っていても、とも思いますがどうか回答お願いします。

また、その必要な科に行ったあと、どのような勉強をするんですか??
国語といってもいろいろな分野があるじゃないですか?
現代文だったり古典だったり・・・。
それともし、国語教員の教育実習を受けられた方がいましたら、
その時にした授業の内容をぜひ教えてください。

A 回答 (4件)

 教員免許を取得するには、教育学部にすすむよりも文学部の国文科、日本文学科に進んだほうが楽であることのほうが多いと思います。


 教員免許には大きくわけて、「教えかた」の単位と「教える内容」の単位があり、両者の関係が比率でいうと1:2か1:3くらいになっています(大学によって多少違う)。教育学部に在籍していれば「教えかた」の授業は卒業に必要な単位として認められますが、「教える内容」は認められない場合が多いのです。文学部ですとその逆。つまり、「卒業するために必要な単位以外の単位」を余分に取らなければならないわけですが、これが意外としんどいものです。特に教育学部に進むと、「2」か「3」の「卒業するために必要でない単位」を取らなくてはならないので、ひどい大学だと免許のために一留という教育学部もあるようです。文学部の場合には、たしかに「卒業するために必要でない単位」を受講しなくてはいけませんが、その量が少なくなるので助かります。
 教育学部で学ぶ利点は「どう教えるか」という方法論にくわしくなれることです。ですから小学校の先生を目指している人や学級経営、教育心理学、特殊学級などの問題に興味がある人はこちらのほうが実際的であるといえるでしょう。一方で文学部に進んだ場合には、大学にもよりけりですが「教える内容」についてより深く、専門的に学ぶことができます。多くの大学ではシステム上、あるいはその人の授業の選択の仕方によって、近代文学、古典作品、国語学などを幅広く、一通り学べるようになっています。むろん教育学部生でもそうした授業に出ないと免許を取れないわけですが、それはあくまで「最低限」の部分ですので、やはりなかなか力がつかないのが実情だと思います。
 中学校の先生をめざすのであれば、教育学部、文学部どちらにもそれなりの利点はありますが、できれば文学部でしっかりと勉強することをお勧めします。「どう教えるか」は、ありていにいってしまうと、大学で授業を受けて身につくものでもありませんし、学級経営などに特別な興味を持っていないかぎりはそれほど必要なものでもありません。むしろ塾などでアルバイトをして実際の経験をつむことのほうが役に立ったりします。
 最近は公立学校の教員採用が手控えられているので、就職はかなり大変だと思います。私立は割合活発に採用をおこなっているようですので、就職活動はそちらがおすすめですが、多くの場合、こうした就職口は大学の研究室や教授のところへ直接来ます。大学にはできるだまめにいって、研究室の人と仲良くなっておくといいでしょうね。ちなみに私立は中高一貫のところが多いですので、中学校の免許のほかに同じ教科で高校の免許を持っていると有利です。(なお中学校の免許には法律の改正で教育実習のほかに介護体験が必要になりましたので、大学3、4年はなかなかいそがしいと思います。)
 ちなみに国語の教員養成で定評があるのは国学院大学などです。高校は普通科などを選び、まじめに勉強すればけっしてかなわない夢ではありませんので、まずはがんばってみてください。ついでにいうと国語の教員をめざすにはまずなにより本をたくさん読んでおくことが大切です。若いうちにやっておかないとこれだけはとりかえしがつきませんので、こちらのほうも忘れずに努力してみてください。
 こまかい点は、いちど学校の国語の先生にくわしくうかがってみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

こんなに詳しく回答してくださって本当にありがとうございます!
本当に、回答者サマにはお礼してもしきれないくらいです!
教育学部、文学部の国文科、、、、
学部については後ほどゆっくりどんなことを勉強するのか
調べたいと思います。

本は、日ごろ読んでますので安心(?)かなと。
毎日、本屋に入り浸ってる状態ですから^^
機会があれば国語の先生にいろいろ聞いてみたいと思います。
身近にいるのに忘れてました(汗

ご回答ありがとうごいざました!

お礼日時:2004/11/29 20:40

 一言で中学校の国語の教師といっても、公立・私立の違いなど学校によって教える内容が大きく違うのが現状だと思います。


中高一貫で、難関大学への合格を目指すような学校で教えたいなら、文学部の国語・国文・日本語・日本語文学科もよいかもしれません。
 しかし、多くの公立中学では、文学部で学ぶ内容以外にも、ディベートなどを含む話し言葉の授業など様々な内容を教える必要があり、教育学部のほうが有益かも知れません。
 教育学部の学科には、大きく2種類があって、教育学科や心理学科は、教員養成を目的とする学科ではありませんので、教員養成課程を受験するほうがよいでしょう。同様に、東大など難関大学の教育学部は教員養成を目的としていない場合が多いので、よく学部の教育内容を調べてください。(高校に入ったら詳しい指導が受けられると思います。)
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この回答へのお礼

はい、高校に入ってからいろいろ大学について
調べたいと思います^^
同じ国語の先生でも公私、一貫などによって
随分違うものなんですね。

ご回答ありがとうごいざました!

お礼日時:2004/11/29 20:33

#1さんも答えていらっしゃるとおり、


教育学部だけではなく、日本文学(国文)科や日本語科といったところでも国語の免許は取得可能です。

なので、まずは『一種教員免状(国語科)』が取得可能な大学を探すのがベストかな?

大学に入ったら、多少の違いはありますが、
 ・古代(平安時代以前)~現代の文学
 ・日本語文法(古代文法~口語文法)
などの「国語」科目中心の授業と、
国語科教員免許取得に必要な
 ・書道(中学教員免状取得時のみ)
 ・国語科教育法
 ・書道科教育法(中学教員免状取得時のみ)
 ・道徳科教育法(     〃     )
 ・教育実習(2週間~4週間)
といった実践的な授業がどの学年で行われるかは学校次第ですが、あります。
もちろん、上記のものだけでなく、
 ・体育
 ・憲法
 ・教育法
 ・介護体験実習(約2週間)
などなど、免状取得には様々なことを学ばなければなりません。

あ、そうそう、
大学によっては
 ・小学校の国語のみ(国立に多い)
 ・小学校+中学校の国語(どちらか選ぶことも可)
 ・中学校+高校の国語(←一般的ですね)
といったように、行く大学によって、選べる種類も若干変わることがあるので、ご参考までに。


多分学校の図書室にも置いてあると思いますが、
「なるにはBOOKS」の、
『中学・高校教師になるには』や『小学校教師になるには』にも、
国語教師についてではありませんが、
教師になる方法が結構詳しく書いてあると思いますので、見てみてはいかがでしょうか?
もし学校になければ、ちょっと大き目の書店に行けば売っていると思いますよ~。
(一応、その本の紹介HPをリンクしておきました)

期末テストも近いですね。
夢に向かって頑張ってください!

参考URL:http://www.perikansha.co.jp/html/field_list.cgi? …[%83Y
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この回答へのお礼

教員になるにはたくさんのことを学ばなければ
ならないんですね?!
こんなにあるなんてビックリしました。
参考URL、とても役に立ちました!
確か、学校にあったので今度確認してみますね。

ご回答ありがとうごいざました!

お礼日時:2004/11/29 20:31

教育学部でなくても、国語の教員免許は取得できます。


たとえば、文学部でも日本文学系なら教員免許は取得できます。
教育学部なら、科目ごとにあります。

各大学のホームページに、どの教員免許が取得できるかありますので参考にしてみては。
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この回答へのお礼

はい^^
今度、大学のほうを検索してみますね。

ご回答ありがとうごいざました!

お礼日時:2004/11/29 20:26

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