アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

高校化学についてです

蒸気圧降下の起こる理由として、テキストに溶質粒子が溶媒に入り込むことによって溶媒粒子が減少し、蒸発する溶媒分子の割合が減るからと書いてありましたが、納得がいきません。

飽和蒸気圧に達するまでの時間が長くなるだけで、最終的には純溶媒のときと同じように飽和蒸気圧に達するので、蒸気圧は降下しないのでは?と考えています。

A 回答 (1件)

蒸気圧降下について。


純溶媒の蒸気圧は温度によって決まっていますね。
これを言い換えると、溶媒の表面から、温度によって変化はしますが一定の数の溶媒分子が蒸発して飛び出していることになります。そして、ある不揮発性の溶質分子が、溶媒分子にとけている溶液の場合も、溶媒分子は溶液の表面から飛び出します。しかし、そのような溶液では、溶液全体の粒子の数に対する溶媒分子の割合が減ってしまいますから、溶液表面から蒸発して飛び出す溶媒分子は純溶媒よりも少なくなります。したがって、同じ温度で比べてみると、溶液の蒸気圧は、純溶媒の蒸気圧よりも小さくなりますね。これが蒸気圧降下です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!