プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

かな~り古い車が大きな顔をしています。大事にのっているのかな?と思いきや、結構『廃車』ぽい雰囲気で。燃費も悪いだろうし、修理や、部品の交換だってお金かかるのに、なんで買い換えないのでしょうか。新車のほうがトクだと思うんですけど。
どなたか教えてください。

A 回答 (19件中1~10件)

 たしかにアメリカという国では見事なまでに古いクルマが走っている。

あまりにもポンコツ然としているのが目に付くので、あるとき同じような質問をギャレージの人にしたことがありました。いろいろな理由はそれなりにあるらしいのですが、最大最多の理由としては、次のような具合でした。

 ニューヨークやシカゴ、サンフランシスコなど公共交通機関が発達した土地ならともかく、LA市内や郡部など、なにしろクルマがなくては生活できない土地柄ともなるとクルマは生活の必需品として欠かせない。とは言うものの、とても、新車はおろか、適当な年式の中古車すら買えない低所得者層があまりにも多いという。
 ちょっとオーバーに言えば、錆び錆びのプリムスやフォードくらいになるとさすがに価格はあって無いようなもの、だから、彼らはとりあえず動けばこの程度のクルマで我慢するしかない。とにかくガソリンは高騰したとはいえまだ安いし、これだけは仕方がない。
 ちょっと張り切ってローンで買うと、一度でも支払いを滞納すると、アッと言う間にクルマを持って行かれてしまうから、これも恐い。

 動かなくなったらそれまでのことだけれど、これほどまで使い込まれたアメ車なら、訳の分からない故障はむしろ少なくなって、交換部品とオイルさえ手に入れば、構造も簡単で、仲間内でなんとか修理できるから安上がりで、だから、部品も比較的潤沢で交換フリマにもユニットごと沢山出てきやすいアメ車はこの階層には特に人気があるという。一部の州を除いて車検はないに等しいし、ボディーが錆びて駄目になるほどの湿度もないし、とまあ、こんなことを聞きました。

 彼らにとっては、シビックなど小型の中古日本車は故障は少なく燃費もいいいが、週末にスーパーで買い溜める食料や雑貨が入りきらない車格の割には中古価格も部品も高い。それに、昼食のためだけに100kmも走るような土地柄では、なにしろ精密過ぎて、一旦トラブルが発生すると時と場合によっては生命にかかわりそうで心配が耐えない...と不思議なことも言っていました。夢のクルマと言えば、そうだねえ、カムリなんかが欲しいねと言ってはいましたが。

 これと逆にうらやましいのがレストアード・ヴィンテージ。60年代のピンクのフリートウッドなんかは今見るとなんともドリーミーでいいですねえ。すごいのはハドソン・ワスプやエドセルがまだピカピカで生きていること。アメリカは大きいです。

この回答への補足

 この回答を待っていました!という感じです。そうか、そうなのか、と何度も頷きながら読ませていただきました。完全に納得です。どうもありがとうございます。

 カムリは盗まれるクルマナンバーワンらしいですね。
 こちらでは時折ピカピカのクラシックカーが(「タイタニック」に出てきたような)普通に走っていたりするのを見かけます。そういうのはマニアでなくても、「オーッ」と見とれてしまいますね。バスみたいに車体が長いヴィンテージカーも、(「バックトゥザフューチャー」で見たような)いい味だしてますし。その時代を生きてたわけではないのになぜか「懐かしい」感覚がするのは不思議です。

補足日時:2004/12/02 23:11
    • good
    • 8

15番です。


チョット待ってください。
私はそれほど貧乏ではありません。
稼がないものには投資できないケチです。
この五年で設備投資は2000万円以上しました。
だからチョット貧乏です。
新車ごときで優越感に浸る感覚が解りません。
大きなお世話ですね。スイマセン。

ポンコツを修理出来る事に優越感持ってます。スイマセン。
    • good
    • 12

他の人が散々いってるように、「車なんて動けばいい」と考える人が多いだけでしょう。


車はボディさえあれば、エンジンやミッションを10年に一度くらい乗せ換えればずっと使えるものです。それに乗せ換えにかかる費用も100万円で新車買うよりはるかに安いです。
燃費の差等でこの差額を相殺しようとしたら1年や2年では無理です。

それとも、「彼らは車買えないほど貧乏なんですよ」という回答でないと納得されないのでしょうか?

この回答への補足

「彼らは車買えないほど貧乏なんですよ」

この答えだと単純すぎてありえないと思いましたので、うかがっていました。結果、ほかの考え方もいろいろ頂いたので、そろそろ締め切ろうと思います。

 

補足日時:2004/12/02 22:45
    • good
    • 5

そういうクルマを乗っている階層の方々は、動かなくなるまでとことん乗ります。

それが彼らのライフスタイルなのです。飼うのに飽きた犬をゴミ箱に入れて捨てる日本人には解からない感覚だと思います。

この回答への補足

よく日本ではペットかなにかのように車の内装を飾る人がいますが、その感覚はわかりませんね。アメリカでは「単なる足」ですから。同胞でも理解できませんね。

補足日時:2004/12/02 22:29
    • good
    • 8

米国の事はテレビでしか知らないけど、私の感覚は米国の低所得者に近いかもしれませんので、失礼致します。


私、車に乗って22年、最高価格は20万円までしか乗っていません。ここ10年は5万以下~タダまであります。
貰えるような車なんて、塗装が剥げていたり、凹みがあったり、異音がしたり、30kmしか速度が出なかったり、の状態です。
車屋の廃車置場を回って、治る所は治しますが、新品使ってまでは治しません。
バッテリーもタイヤも廃車からです。
解体屋では、部品高いので、車屋さん数軒と仲良くなるとオイシイです。
日本では、ちょっと古くなると解体屋にも置かなくなるし、部品も欠品しますが、米国は広いので、ゆったりと置いて置けるのではないでしょうか? 梅雨が無いのでスクラップも長持ちするらしいです。羨ましいです。
3年前に友人の嫁の実家から5000円で譲られた四輪駆動の軽トラは、58年式ですが、ピカピカで上物で車検1年付き。それが30kmしか出なかったのですが、プラグ2本の500円で90km出るようになりました。頼んだのにそれさえも修理してくれずに新車を売り込むディーラーにも問題が大有りです。
そのディーラーは問題の、ひし形三つのマークです。あちらもノルマがあるから仕方が無いのでしょうが、自己整備は出来ないとディーラーに騙されます。
私はケチですから、燃費は気にしますが、クルマの程度が良ければ燃費の悪いクルマでも貰って、無駄に走らないようにします。最近タダで7年落ちクラウン3000の話がありましたが、20万km走行でドアには裂けた傷、燃費と税金が、分不相応と諦めました。
無駄な事を書きすぎてしまいましてスイマセンです。

この回答への補足

自分がクルマに疎いのでお詳しい方からのご意見、大変参考になりました。好きな人ならわりと簡単に直せたりするのかもしれませんね。米国では住宅なんかも自分で(すべてではありませんが)建てたり、手入れなんかも結構高度な部分もやりますので、クルマもそれにあたるのかもしれません。昔のクルマは構造がシンプルでしょうし。

ご自分でなんでもできると楽しいでしょうね。世の中の常識の裏をかくようで、痛快です。

補足日時:2004/12/02 22:21
    • good
    • 4

日本って、維持費がバカ高いですよね。


駐車場、自動車税、車検・・・・

アメリカってほとんどどれもタダに近いですよね。
都心部でなければ駐車場なんてタダ同然。大学の駐車場は、3ヶ月で5000円とかでした。
自動車税は年に3000円程度、車検も3000円。

古い車の維持がたいした負担ではない、というのは理由にならないでしょうか?

100万かければ新車が買えるといえ(買えてヒュンダイの小型車くらいでしょうが)、今の車に乗り続けて、100万円をガソリン代にしたら、どれだけ乗れるでしょうか。壊れて動かなくなったら買う、が一番安いでしょう?

この回答への補足

日本にいたときは自分で車を持っていませんでしたので、維持費が高いということを、知識として知っていました。その上で、アメリカでは車社会なので、タダ同然なのだろうな、思っていたので、当てが外れた印象を受けました。

 古い車の維持がたいした負担ではない、というのは理由にならないでしょうか?
→私が思うほど、他の人は気になっていないのかも、と思うようになりました。私からは、ガソリンを垂れ流しながら走っているように見えても、アメリカ人から見れば、「ヘーキ、ヘーキ」なのかもしれません。

 ちなみにトヨタのエコーというコンパクト・セダンですと$10589です。(日本ではプラッツと同型だと思います。)ヒュンダイはこちらでよく見かける車種は4wDみたいな大きいのが多いですね。ウェブサイトを見てみましたら、2ドア(クーペかな?)が$9999で、その上のランクは$13000でした。

回答が遅くなり、失礼しました。

補足日時:2004/12/02 22:53
    • good
    • 4

逆に外国人から、



「どうして、日本では、使える車を廃車にするのですか?」

と聞かれたら、どう答えますか?

新車の方が、あらゆる面で優れているから、とでも答えるのでしょうか?
多分、あなたの考えは、永久に伝わらないでしょう。
あなたは、この国にとって、最も都合の良い、「大量生産、大量消費 が正しい。」 に洗脳されているようですね。
新品がどんなに二酸化炭素排出量が少なかったとしても、旧品が少しくらい二酸化炭素排出量が多くても、新品を生産する際に発生させる二酸化炭素量の比ではないことは、世界の常識です。
今あるものの寿命が尽きるまで使用する方が、環境負荷も小さいんですけどね。

この回答への補足

どうして、日本では、使える車を廃車にするのですか?」

と聞かれたら、「使う人がいない、価値が低い、とっておく十分なスペースがない、から」と答えます。
「もったいないじゃないか」といわれたら、
「持ち主にとっては古いクルマを乗り続けることのほうがもったいない」と答えます。「環境にとってはもったいないかもしれないが」とも答えるでしょう。

この国、とは日本、米国のどちらを指しておられるのでしょうか。どちらの国にもあてはまるともいえますが。
「・・・環境負荷が小さい」という意見に関しましてはアメリカ人がそのような理由から古いクルマに乗り続けているのでしょうか。環境問題は日本ほど深刻に考えられていないです。京都議定書のことなど一般的なアメリカ人は誰も知りません。

補足日時:2004/12/01 00:03
    • good
    • 7

こんにちは。



日本のような車検制度は無いと思いました。ただし、ニューヨークのタクシーなんかは車が古いと営業できないような条例を作ったと記憶しています。

私はクリーブランドとデトロイトに行ったことがあるのですが、アメリカ人の車に対する意識は「ゲタ」と言うよりも「馬」代わりなんですね。馬や汽車によって開拓で産業を発展していった国。車正に馬に変わったもので、車ははとても重要です。私のデトロイトでホームステイしていた時などは家から家への移動手段や買い物の移動手段には車は欠かせないものになっています(とにかく広いので遠い)。当然カーショップの社会的地位や認知度は非常に高く、見積もりを出すだけでお金がかかると記憶してます。ですので、修理を出せば確かに直るのですが、費用がかかるのでオイル交換もしないとか、使っていて移動の不便が無いというのが現状なのでしょう。付加価値を車に求める日本とは違うように思います。が、車をぶつけて駐車場に入れたりすれば当然物損になるし、歯の抜けた、昼間からビールを飲んでいるようなつなぎを着ている自動車屋はいませんでしたよ。私の見てきたところでは。映画の見すぎではないかと思います。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

こんにちは。丁寧なご回答どうもありがとうございます。
クルマ社会のアメリカだから,クルマに関するものは生活に直結していますよね。だから何もかも必需品としての価格(やたらに高くない)のかと思っていたら、そうでもないじゃん、結構維持費がかかるじゃないか、と実感したので生まれた疑問でした。

やっぱり「修理しない(動く限り、特にお金をかけない)で乗ってるから」、なのでしょうか。

お礼日時:2004/12/01 00:02

アメリカでは,クルマは「ゲタ」代わり,といったご意見がほとんどですね。


しかしアメリカでは「ディテーリング」といった世界があり,日本の洗車好きとはケタが違います。
「ディテーリング」とはクルマ,バイク,はたまた家具に至るまで新品の状態を保つ技術です。
クルマ,バイクを「ショールーム・コンディション」(新品同様)に保つ技術で,コンテストも盛んに行われています。
物を大切に使うという文化が根付いているんじゃないでしょうか。

この回答への補足

「ディテーリング」とは初めて聞く言葉です。そういうものがあるんですね。

「モノを大切に使う文化」からくるものだとしたら、
私の疑問の答えは「はたからはそうは見えなくても、実は大切にしているから」になるかもしれません。

補足日時:2004/11/30 23:41
    • good
    • 2

燃費が悪いだろうし→アメリカではガソリンは日本の1/3以下の値段



修理や、部品の交換→修理しない。音がしていようが、エアコンが壊れようがそのまま。走るだけならある程度壊れたままなら大丈夫だし、エンジンなんかは結構丈夫。
たまに、窓ガラスが割れて、ダンボールやビニールを張っている車とか見ました。

ちなみに
>アメリカは止まっている車をぶつけてスペースを空けて止めるです。
・・・・これはウソだとおもうけど。イタリアとかの話じゃないですか?アメリカだってぶつけられたりへこまされたら問題ですよ。ちゃんと高級車に乗っている人だっているんだから。(Lexusがあんなに売れているんだし)

低所得な方でも絶対に車が必要なので、どんなにボロボロでも、無いよりはマシ、と言う感じで乗ります。イメージとしては、北海道の田舎に住んでいるような感じかな。。

ちなみに、車検が無い州もあるかもしれないですが、私がいたマサチューセッツ州はありました。2年に一回で、お金は3000円くらいでした。ライトやブレーキの最低限のチェックをするだけで20分程度の簡単なものでした。

この回答への補足

ガソリンは米国でも値上がりしているので、多分半額くらいだと思います。そして国土が広いので、どこへいくにも遠いです。

修理しないなら、お金かかりませんね。

郊外ですと、駐車するスペースを探す苦労はしませんね。

前述しましたが、低所得の方は貧乏だからローンが組めない、ということにつきるのでしょうか。

補足日時:2004/11/30 23:33
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!