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米国アメリカ合衆国の自動車生産に詳しい人教えてください。

アメリカの自動車製造メーカーで働く人たちは日本と同じように大半が非正規労働者の期間工だそうです。

でも日本と違うのは、リーマンショックや不況が起こると人員削減されるが、①労働組合がしっかりしているので他の自動車製造メーカーに空きがあると優先的に期間工として配置転換される。というもの。

日本では他社自動車製造メーカーに移動なんて有り得ない。雇い止めですよね?

トヨタ自動車の期間工の期間が満期になる前に人員削減で解雇になると、日本だとホンダに空きがあれば行けるというものではないはず。

でもアメリカだとトヨタ自動車で雇い止めになったらホンダやスバルやマツダや空きがあれば案内してくれるという。

日本はないですよね?

さらにアメリカでは不況が過ぎてアメリカの自動車製造メーカーは期間工の雇い入れを再開する場合は途中解雇になった雇い止めの人たちに先に声を掛けるそうです。

日本の期間工は再開時に再度声掛けしないですよね?

なぜ日本はしないのでしょう?

日本の自動車製造メーカーは期間工は新しい新人を好みますよね。以前にやってた経験者に声掛けした方が良いのでは?アメリカの労働組合の方が正しいのでは?

A 回答 (5件)

別に詳しいわけではありませんが。

ご質問の内容に関しては、そもそも日米の雇用慣行が違いすぎるので、皮相的に字面だけを比較してもしょうがないんじゃないかと思います。

日本は正社員としていったん雇った人をなかなか解雇することができません。また賃金も年功序列で上がっていきます。なので今の時代、企業にとって正社員を雇うのは大きなリスクであり、なるべく非正規雇用で回そうとします。非正規雇用は日本の雇用制度の中で比較的新しいため正社員と違って法律であまり守られておらず、だから同じ仕事を安い賃金で任せることができます。

アメリカは会社都合での解雇が容易です。一方で同一労働同一賃金の原則が守られています。というか、そうしないと巨額の訴訟リスクを抱えることになります。ついでに言えば年齢性別による採用差別も厳禁なので、履歴書には年齢や性別を書きません。

またあちらにはレイオフという制度があります。また呼び戻す可能性を残した一時的解雇です。日本語だとしばしば一時帰休と訳されますが、内実はだいぶん違います。
https://chewy.jp/businessmanner/7994/

UAWの強力さについては他の方が書いているとおりです。ただし、この強力さが結局アメリカの自動車産業の競争力を削いだ、日本やドイツに押される原因になったという批判もあります。また、ちょっと検索してみると米系以外の自動車メーカーではUAWの影響がなるべく及ばないようにしているという記述もみつかります。詳しいことはわかりませんが。

なお、日本でも「他メーカーに移籍」はまったくないわけでもないです。2000年代前半、三菱自動車がリコール隠し問題で苦境に陥ったとき愛知県岡崎市の工場閉鎖を決めたのですが、そこの工員の引き受けを会社としてトヨタに要請したという報道がありました。トヨタは岡崎の隣の豊田市にいくつも工場を持っています。もっともその後すぐ三菱の業績が回復したために工場閉鎖も撤回、工員の移籍が実際あったのかどうかよく知りません。
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この回答へのお礼

みんなありがとう

お礼日時:2019/05/04 20:07

No2です。

すみません、追で・・・・、
日本の自動車製造業にも自動車総連という産業別に近い組織はあり、国内の各自動車製造業の労組は加盟はしていますが、賃上げ・ベアなどの要求額はあくまで企業労組独自であって産業全体ではなく、また今のところ自動車総連に加盟している各企業の労組に加入するには労働契約上の正社員(企業労組加入者)でなければならないはずです。
よって非正規雇用者は対象にはならず、ましてや横の繋がりもありませんので、自労連や連合などの労働組合組織の恩恵は全く受けられていないのが現状でしょう。
そういう面でも、日本の労働団体(組合)は資本主義の本家アメリカの労働組織より遅れているといっていいかもしれませんね。
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期間工の広告を見たことがありますが、人材派遣のような会社が募集をして、勤務先工場は同じエリアの複数工場(複数メーカー)から選べるような感じでした。

そういう所を介しているならば、1つの工場(メーカー)で雇い止めになっても他のところに斡旋してもらえるのだと思います。

ただ・・自動車の期間工は、あまり良い話を聞きませんが。
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こんにちは。

あまり詳しい訳ではありませんが、国内で自動車関連労組に属していたことがありました。
日本の労組が基本的に会社別に組織されているのに対し、アメリカの労組は職能別や産業別に大きく組織されている例が多いです。
アメリカの自動車製造業では全米自動車労働組合(UAW)が有名でして、基本的にアメリカで自動車を生産している企業すべての労働者がUAWに加盟している形になっています。
それで、横断的な移動・活動が出来るのでしょう。
トヨタやホンダがアメリカに工場を新設のするときも、労働者を雇用するにはすべてUAWと交渉しなければなりませんし、労働条件もUAWと交渉する形です。
そういう面では日本の企業内労働組合よりはずっと組織力や影響力はあることになります。
そのかわりUAWなどの産業別労組がストライキを起こすと全米の自動車産業全ての工場が生産をストップしたり、全米すべての空港管制者や港湾労働者、鉄鋼産業全てがストップしたりすることがありました。

それに比べると日本の労組は企業内で独立しているので、交渉も基本的には企業ごとであり同じ産業内の労働者でも企業格差も出てしまいます。日本でも労組の大まとめとして「連合」はありますが、いまや政治組織化していっており末端の労組などには振り向きもしないでしょうね。

いちど「全米自動車労働組合(UAW)」とか「アメリカの労働組合組織」などで検索してみてください。
もしかしたら日本の連合傘下の組合活動よりずっと進んでいるかもしれませんよ。
また、日本の労働組合がどうして横断的な活動や産業別活動が出来ないのかは「連合」の成り立ちをWikiなどで調べてみていただけませんか?政党政治に翻弄されております。
これで本当に労働者の味方なのかどうか・・・疑問符が付くところもありますよ。
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別に詳しくはないですが…


日本の場合、一定期間雇うと正社員にしなければならないという縛りがあり雇う方はあの手この手でこれを回避しようとします。
他社に斡旋というのがよく判りませんが非正規でも組合のようなものがあるのかもしれません。
日本の場合、ほとんど個人なので自分でやらないといけません。

あと新人を好むってのはないこともないかもしれませんがやはりベテランに優先的に声掛けして集まらなかった場合、新人入れてるみたいですよ。
ベテランでも使えなかったら声かからないかもしれませんが…
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