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昭和63年築の一戸建て(中古購入・モルタル塗装)に住んでいます。
築後、一度も外壁塗装の塗り替えをしていないためか、連日のように、外壁塗装の各社セールスマンがやってきて、塗装を勧められます。
たしかに、彼らが指摘するように、外壁下地の木質系パネルの継ぎ目らしき部分に沿って、縦にごくごく浅いひびが入っていたり、壁とひさしの取り付け部分の水きり板といわれるところのクギがゆるんだりしています。
しかし、塗装面には、コケやカビも生えておらず、手で触ってもチョークングといわれる劣化は、見られません。雨後に、シミになっていることもありません。
一般に塗装の耐久性は、長くて10年ときいたことがあるのですが、このまま、塗りなおしをしないでいても、家に致命的な傷みがおこらなければ、あと何年くらい放置しておいてもいいものでしょうか?(美観面は、気にしません。)
また、ちょうど、この家を建てたハウスメーカーのキャンペーンで、NAD型特殊ポリウレタン塗装というのが、かなり安くなっているのですが、耐久性は、何年くらいのものなのでしょうか?
あと、メンテナンスフリーの親水製タイルがあると知ったのですが、既存の外壁に取り付け可能なのでしょうか?傷んだ外壁の上に、新たに貼り付けるのはよくないと、聞いたこともあるのですが...。壁が重くなって、強度的には、問題ないのでしょうか?費用面も、わかれば教えていただきたいです。
長くなりましたが、以上、ご教示くださるよう、よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

モルタルの外壁ということですから、モルタルに異常が無い限り、美観を気にしないのであれば塗装は必要が無いと考えます。


しかし質問文では多少痛みがあるようですね。
築13年目ですから無理もありません。

今後10年20年と末永くお住まいになるのであれば、質問の文中にあるひび割れや、釘の緩みを放置してはなりません。痛みは軽微なうちに直すのが経済的ですし、放置すると加速度的に進行する場合が多いのです。

美観を気にしないのなら、痛んだところだけの手当てをすれば非常に安上がりですね。

塗装の耐久性は一般的に、アクリル系で5~7年、ウレタン系で8~10年、シリコン系で12~15年程度です。
因みに、NADとは石油ベースの溶剤の塗料で、現在では建築系塗料としては常識的なものです。環境面から、トルエンやアセトンなどの有害な有機溶剤より安全な物として開発されたものですが、最近では水性塗料の性能が良くなり、そちらの方が多くなりつつあるようです。

タイルは下地が重要ですね。タイルそのものは塗装の必要も無いし、質問文にあるように親水性であれば汚れもつきずらくて手入れもほとんど必要ないでしょう。
最近はスリムタイプといって、薄く軽量にした物も出ていて建物への負担が少ない物もあります。
しかし、phageの家がどのような構造なのかわかりませんので、タイルを貼れるかどうかはわかりかねます。

タイル貼りのトラブルの多くは、下地と貼り方に起因する場合が多いようです。
タイルは傷みませんが、下地、つまり壁のつくりや材料によってそれが痛んだり変形したりすることによってタイルが剥がれたり、ひび割れたりすることが多いようです。
また、タイルを貼る際の工法によっても剥がれやすかったりもします。
現在のモルタルの上にタイルを張ることは通常無理かと思います。構造強度の確認をして、必要であれば壁下地の組み替えなどによる重量への対策が必要なことも考えられます。それが必要ではないとしても、現状のモルタルをタイル下地としてそのまま使うことは、剥がれる原因になるかと思います。

タイル貼りの費用は、塗装の5倍から7倍程度かかりますね。塗装が80万円であればタイルは500万円くらいの見当でしょうか。

文章から読み取れる限りでは、痛みといっても緊急に直さなければならないほどの物ではないようですから、セールスマンに惑わされず、よく検討され、適切なご判断をしてください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答を、ありがとうございました。
傷んだ部分の修理のみをすることも含めて、検討したいと思います。
ちなみに、さらにタイル貼りについて調べてみたところ、金属のレールを既存壁に取り付けて、そこにタイルをはめこんでいくらしいのです。しかし、タイルは5~7倍の予算ということなので、不可能に近いです...。
あと、天然石貼りというのもありました。8mm厚さの天然石を、貼っていくものですが、こちらも、金属レールを取り付けてはめこむ工法のようでした。こちらも、かなりお値段が高そうな感じです。

お礼日時:2001/08/04 09:33

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