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引き続き
彼女は、赤ん坊の父親が一晩中はしご酒をやって千鳥足で階段をのぼって帰ったとき、赤ん坊の体に生傷がつけられ、泣きわめくのを見た。事態は一層悪くなった。ジャック・ディ・サルビオは、短めにかった白髪をかきむしった。事態はずっと悪化した――。「やつは、赤ん坊が泣きすぎるっていうのがきまりでした」
 ありあまるほどの苦情が寄せられた。だが、彼に何ができよう。他人の家におせっかいはできないのである。こういった次第で、幼児の苦痛の叫びはつづき、その泣き声はますます大きくなる一方。でないとすると哀れっぽく消え入るように聞こえるのだ。「くそガキが」というのが、この狼狽したような目をした、大きなふしだらけの手を持った父親の、娘をよぶときの好きな文句だった。そしてある日――。
質問(1)「やつは、赤ん坊が泣きすぎるっていうのがきまりでした」このやつはローラのお父さんをさすのですね。
質問(2)「やつは、赤ん坊が泣きすぎるっていうのがきまりでした」このセンテンスの意味はローラのおとうさんはローラの泣きすぎるというのになれた」という意味ですか。
また教えてください。よろしくおねがいいたします。

A 回答 (1件)

質問(1)について


「やつ」はローラの父親のことです。
質問(2)について
「やつは、赤ん坊が泣きすぎるっていうのがきまりでした」

「やつ(ローラの父親)は(赤ん坊に暴力を振るう理由として)『赤ん坊が泣きすぎる』という(ことを言い訳にする)のがきまりでした」と読めると思います。
このさいの「きまり」は
「いつも同じ事をする」
「慣例化している」
「お約束」
といったような意味に解釈が出来ると思います。
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