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大学カテゴリにしようかと思いましたが、哲学に限ったことなのでここでお願いします。

指定校推薦で嬉しいことにある大学の哲学科に行けることになりました。
早くも外国語の履修希望届を出さなくてはならないのですが、
第一は英語にするにしても、第二を独語か仏語かで迷っています。
イタリア語も魅力的なのですが哲学をやる上ではやはり
独語か仏語を学ぶべきだと考えました。
今大学の教授の専門が独系か仏系か調べているところですが
哲学全体において独語ならこんなことができる、とかが分かりません。
ニーチェはドイツ人とかそういうのは分かっているつもりですけど…。
哲学をやる上で(あと美術史も絡んできます)どちらにどのような利点があるか教えて下さい。
あとどっちが難しく感じたかも出来れば知りたいです。
いろんな方のアドバイスをお待ちしています。
自分が取った語学履修も教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (4件)

カントやニーチェが研究したいならドイツ語、デカルトやデリダならフランス語というように、自分がどの哲学や哲学者を勉強したいかによって、選ぶのが一番だと思いますが、大学に入ってからいろいろ興味も変わってくるかもしれないし、今からそれを決めるのは難しいかもしれないですね。


もし、興味がある思想や分野や時代があるならば、今後の興味の変化を考えずに、そこで生きる言語を選んでしまうのも一案だと思います。

教授の専門を調べているというお話でしたので、指導教授が決まっているならば、その先生の系統に従う方が合理的かもしれませんが、哲学科であれば教授は数人いるはずですから、指導教授がすでに決定していなければ、ドイツ語系の先生もフランス語系の先生もいらっしゃるので、それも事前の決定打とはならない可能性もありますし、先生はおそらくどちらの言語もできるので、それほど気にすることもないかもしれません。(気に入った先生に、むりやり専門と遠い分野の指導を頼む人もいると思います)

美術史との関係うんぬんとありましたが、はっきり書いてないのでわかりませんが(美学?)大学で美術史的に研究したい作家(アーティスト)がいるならば、その作家の資料は生活した国の言語であるあずなので、それで決定するという方法もあります。

卒業後の進路が決まっていれば、そこでよく使われるものという考え方もありますが、そんな先のことは決まっていないですよね。

私はドイツ語もフランス語もイタリア語も語も学びましたが、どれが簡単とはいえません。どれもそれなりに難しさがあるものだと思いますし、どの言語だから研究ができないということもないはずです。また卒業後の役立ち度では、私論では、どれも英語には負けるという感じです。
だから悩むところなのでしょうが、ドイツ哲学とフランス哲学はずいぶん様相が違います。話す言語によって、脳の構造そのものが変化するのではないかと思うほどです。言語を学ぶという事は言語を通してその国の文化を知ることだといわれます。言語に関する知識がなくても、どちらの国の文化が好きだとか、なじむとか、なにかご自身でひっかかるところはないですか?言語を学ぶのはそれなりに大変なことですから、文化的に興味があった方が励みになりますし、ご自分の脳の構造が近い可能性もあって、結果、そちらの哲学が自分に合うのでは、と思いますが。
ちなみに、私はフランスの文化が好きなので、フランス語からはじめました。
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この回答へのお礼

すごく参考になる意見をありがとうございます。
私も文化について考えてはみたのですが
どっちも好きな国なので悩みどころです。
もうちょっと考えてみます。

お礼日時:2004/12/12 23:25

>早くも外国語の履修希望届を出さなくてはならないのですが、



 そ、そんなことってあるんですか。
初めて聞きました。どの科目も最初は
授業の内容の説明だったりして、先生の
説明聞いて、合わないと思ったら、次の
週は別の科目を受けてみてという感じで、
学期が始まってから、3週間以内くらいに
履修届けって出せばいいはずなんですが。

>哲学全体において独語ならこんなことができる、とかが分かりません。

 日本語で説明読んでも、いまいちピンと
こない哲学用語っていろいろあるんですが、
それががニーチェやカントの思想で、
ドイツ語でなんて言うか分かると、そのほうが
概念がすっきり分かることがけっこうあります。

>哲学をやる上で(あと美術史も絡んできます)どちらにどのような利点があるか教えて下さい。

 美術史っていうとルネッサンスも出て
きますよね。フランス語のほうが役立つ
かもしれません。
 また中世から近代初めのヨーロッパの
学術的な文献はラテン語で書かれていますが
ラテン語を理解する上でも、旧フランク王国の
方言から発達したフランス語の知識が役立ち
ます。

 ただ文法の規則や、発音はドイツ語の
ほうが比較的やさしいので、単位は
取りやすいと思います。
 
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この回答へのお礼

そうなんですよ、ちょっと早いですよね。
やはりドイツ語の方が発音しやすいみたいなので
(フランスは変な空気音みたいな語尾がありますね)
ややドイツに傾きつつあります。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/12 23:28

参考程度に


まともに哲学を学ぶならば、近代哲学の祖であるカント先生、ヘーゲル先生になると思いますので、ドイツ語しかないですね。でも将来、哲学者になれなかった場合もあるので、別の選択肢として、ワインやブランド品関係の仕事となれば、フランス語やイタリヤ語も役には立ちますね。
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この回答へのお礼

やはり哲学=ドイツ語なのでしょうか。
就職までは考えてなかったです…。
フランス語はアフリカ圏でも使えますしね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/12 23:23

 私個人としては、ドイツ語をお薦めします。

ドイツ語もフランス語もやりましたが、はっきり言ってドイツ語のほうが楽でした。というのも、ドイツ語は英語に似ているので、文法や単語なども比較的覚えやすいですし、発音も英語とは多少違うもののローマ字読みでほとんど大丈夫です。
 それに比べフランス語は、単語の格変化も極端に多いですし、単語の発音もちょっと苦戦すると思います。
 哲学を学ぶ上でドイツ語とフランス語どちらが役に立つかというのは、確定しにくいです。それは、現代はともかく、昔のヨーロッパはラテン語で本が書かれているので、そういう古い文献を読むには、ラテン語ができないとダメなのです。ですが、翻訳されている本も多いので大学で普通に哲学を学ぶぐらいなら、英語とドイツ語だけでも大丈夫だと思います。
 私は、心理学科にいたのですが、ドイツ語を知っていると結構役に立ちますよ。医療用語とかはみんなドイツ語で書かれているので。
 とりあえず、ドイツ語をやってみて様子をみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ローマ字読みで殆ど大丈夫っていうのは魅力ですね。
医療用語なんかも詳しいと格好いい気がするので(笑)とても惹かれます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/12 23:20

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