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ビタミンAは酸化分解しやすいということを各所で目にするのですが,酸化分解して具体的にどのような構造の物質になるのでしょうか?
参考図書でもよろしいので教えてください.
宜しくお願いします.

A 回答 (1件)

基底状態の酸素が酸化剤となる炭化水素の酸化を自動酸化といいますが、ビタミンA(オレフィン部)の自動酸化は通常二重結合部のα-位の水素引き抜きで始まる連鎖反応で進行し、アリルヒドロペルオキシドが主生成物となる場合と、二重結合への付加が優先し、ポリペルオキシドを経てエポキシドが主生成物となる場合がある と実験化学講座では解説されています。



実際ビタミンAの光照射下の自動酸化の例が述べられています(第3版、15-1-1巻、444ページ)。

具体的には

6員環-ケトン、6員環-アルデヒド、6員環-CH2=CH2-CO-CH3、6員環開烈-COOH-ケトン、ラクトン、エポキシドなど知られているようです
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この回答へのお礼

適切にご回答いただき,ありがとうございました.大変参考になりました.また何かありましたらよろしくおねがいします.

お礼日時:2004/12/16 15:30

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