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西洋の王室の系図を見て気になったことがあります。
歴史の参考書を見ると1328年にフランスでカペー朝が断絶したとか1603年にイングランドでテューダー朝が断絶したという記述があります。
いとこ同士の相続でも旧王家が断絶したと扱われる例もありますが(カペー朝シャルル4世→ヴァロア朝フィリップ6世やイングランドのプランタジネット朝リチャード2世 →ランカスター朝ヘンリ4世)、ヴァロア朝のシャルル8世からルイ12世へ相続は7親等離れた相続ですが断絶扱いになっていません。
王室が断絶扱いになるかどうかの明確な基準はあるのでしょうか?
結局のところ新王家が旧王家の苗字(姓?)を名乗ったのかどうかということなのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 これはもう慣習です。

「結局のところ新王家が旧王家の苗字(姓?)を名乗ったのかどうか」ということもたしかにありますが、要するに新しい王朝の王家が「おれはあいつらとは違うんだ!」という意識があった、あるいはあったと歴史家に認められるときに、王朝交代ということになります。多くは古い時期の歴史書の「王朝区分」をそのまま踏襲している場合が多いようですが。
 日本の南北朝もこれと似たようなものです。
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この回答へのお礼

なるほど、慣習ということでしたか!
そう考えれば納得できます。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/17 15:53

 私もそれほど詳しくないのですが、最近のイギリス王家でも似たようなことがありましたね。

(最近といっても、100年程前ですが・・・・)

 この時の経緯ですが、ハノーヴァーというのはドイツの地名で、敵国の地名を王家の名前にするのはまずいということで、離宮のある「ウィンザー」に改称したという経緯があると聞いています。ちょうど第一次大戦のころになります。

 また、分家扱いということで、苗字がそのままの王族が継承した場合と、臣下扱いの貴族の称号をもらったかも影響しているのではないでしょうか?

 詳細は、以下のサイトで質問されると、詳しい方からの解答がつくと思います。家系図を公表されているサイトで、そういった方面の知識のある方も多いと思いますので・・・・・

 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。

参考URL:http://nekhet.ddo.jp/
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。
ルイ12世がフランス国王に即位する前にオルレアン公位を相続しています。
そのためかヴァロア朝のシャルル8世からルイ12世への相続に関して文献によってはヴァロア朝(直系)→ヴァロア=オルレアン朝となっているものもありました。

お礼日時:2004/12/17 15:35

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