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戦時中に迫害した国、迫害された国

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  • 質問者:aaaaa3459aaaaa
  • 投稿日時:2004/12/15 21:42
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先日TV放映の映画「戦場のピアニスト」を観ながら思ったのですが、こういう映画でナチスがユダヤ人を迫害する映画を観た戦後生まれのドイツ人はどういう気持ちなのでしょうか?

我々日本人が第二次大戦の映画の中で日本兵が中国人を迫害している場面を見たときと同じく陰鬱な気分なのでしょうか?

今はヨーロッパは通貨もユーロで共通だし、国同士で反目しあっている国も特に無さそうに見えて平穏です。
でも例えば年配の欧州人同士で戦時中の話題が出たとすると「あの頃はナチに苦しめられて、、、」とかって当時のドイツに対して恨みつらみ話をしたりするものなんでしょうか?

周囲にドイツに関係ある知人が居ないのでとても知りたいのです。
ドイツに詳しい方、この手の話を小耳にはさんだ程度の方でもOKですので教えて下さいませ。

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No.3ベストアンサー20pt

  • 回答者:kankasouro
  • 回答日時:2004/12/18 11:52

 賠償と戦後保障は違います。ドイツの場合、対国家間の賠償のほかに、ホロコーストと戦時の強制労働に対する保障は、個人を対象として、国家が(強制労働は国家と企業が折半で)行っています。日本の場合には、相手国が戦後保障を放棄(中国)等の理由から「国家が国家に」開発援助等のかたちで戦後補償を行ったために、不満があるわけです。強制労働については日本の場合国家からの保障は制度として行っていません。いちいち裁判が必要になるわけです。この点でドイツと日本の対応はまったくちがう。
 ドイツと日本のもうひとつの違いは、ドイツがくどいほど謝っているということです。特にホロコーストについては機会を捕まえてすぐに謝罪する。日本は戦後五十年のときに村山内閣が談話として発表したのが唯一の謝罪ですが、ドイツはそれを何度も行っています。もっとも有名なのはワイツゼッカー大統領が終戦四十周年に議会で行った演説で(『荒野の四十年』)すが、そのほかにも、1970年にドイツとポーランドが国交正常化条約を結んだ際に、当時のブラント首相がゲットーの前の記念碑で雨の中ひざまづいて祈りをささげたことがあります。謝罪するドイツの姿として有名な話ですが。

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この回答へのお礼

無知な私に詳しい解説してくださり「感謝!」です。
日本に比べドイツがこんなにも謝罪を行っていたとは知りませんでした。
何事も徹底して行う国民性なども有るのでしょうが、あいまいさを許さない態度では日本が学ぶべき点が多いのかもしれません。。
再度ご教授いただきありがとうございました。

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No.2ベストアンサー10pt

  • 回答者:thank001
  • 回答日時:2004/12/16 11:27

ナチスの非道な行為やその他多数の非人道行為はドイツ国内で当然歴史の闇として受け止められていますが、一方で行きすぎたバッシングや拡大解釈での批判などで、ドイツ人にも鬱屈した感情があるようです。(まるで魔女狩りではないか というような)
その結果が、ネオナチであるとも言われています。
ネオナチはごろつきの集まりのような言われ方もされますが、それでもネオナチがそれなりに存在し、拡大したのには上記のようなことがあってのことだと考えられています。

(数年前までの話で、現在のネオナチはよく知りません)

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
数年前ネオナチの暴力行為が国際ニュースに乗りましたが、、最近は確かに鳴りをひそめている様ですね。
それにしても戦後の行き過ぎたバッシング等にネオナチの発生した元凶があったというのは知りませんでした。欧州も一見平穏に見えても根っこのほうには過去の怨恨や鬱積が多少は残っているんでしょうか、、。

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  • 回答者:kankasouro
  • 回答日時:2004/12/16 10:00

 ドイツ人とほかの国の人が同席しているときにこの手の話題が出ると、たいがいドイツ人のほうが凍りつくといいます。ナチの問題に関してドイツは非常に敏感で、国家の恥部として徹底的に反省する政策をとってきましたから、反射的に「おなじドイツ人として申しわけない」「われわれは過ちをおかした」「ヒトラーはよくない」といった慙愧の念にとらえられる人が多いようです(これはお年寄りだけではなくて若い世代もそうです)。ほかのヨーロッパ人はそのことを知っているので、ドイツ人と同席したときには第二次大戦の話はしてもナチの話は避けるのが一般的なマナーだと言われています。
 かつて仇敵とまで言われたドイツとフランスが現在EUのなかで特に強固な連携を保っているのは、むろん政策上の問題もあるのですが、その根源にはこのようなドイツのナチに対する「国家的反省」があるからだといわれています(大戦中フランスはナチに占領された)。
 現在でも、ドイツ国内ではナチを賛美するもの、賛美する意志を示すもの、あるいはユダヤ人に対する迫害を示唆するものは徹底的に取締っていますし、節目節目でくどいほどユダヤ人と近隣諸国に対して謝罪をしています。ナチやヒトラーの話題が出ると、陰鬱な気分になるだけでなく、ドイツの代表として「今のドイツはナチを否定する。しかしナチのやったことについてはドイツ国民全体で謝罪する」という意識が働く人が多いようです。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
大変興味深く読ませていただきました。
過去の事とは言えこの手の話には微妙な心情を持つのは日本人もドイツ人も同じなんですね。

でもドイツが徹底的に反省の政策をとっているとの事ですが被占領国の欧州各国が中国や韓国の慰安婦問題の様に「戦後補償」として賠償金を要求するような事は今までなかったのでしょうか?

日本は過去に総理大臣が正式に謝罪をしているのに未だに過去の反省を求められますが何故だろうと本当に不思議です。

  
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