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屋外に設置する機器で、その機器の開閉扉の内側にゴムパッキンにより機密性を確保する機器を製作中です。その発注者である顧客から、ゴムパッキンの寿命が十分であることについての技術的な説明資料を要求されており困っています。何か参考になる文献など知っている方がおりましたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

屋外で使われるパッキンの劣化原因は


光酸化劣化とオゾン劣化に大別できます。

ご投稿の例ですと、日光に当たらない場所ですので
光酸化は考慮せず、オゾン劣化に強い物を考えます。

オゾン劣化に強い代表的なパッキン材質は
シリコーンゴム,エチレンプロピレンゴム,アクリルゴム等ですが、
これらに次いでオゾン劣化に強いといわれるのが、
ネオプレン,ブチルゴム等です。
一方、天然ゴムや二トリルゴム等はオゾンに弱いです。

これだけをみると、シリコーンゴムやエチレンプロピレンゴム,
アクリルゴム等を使用しては?とも考えられますが、
これらのゴムは、ネオプレンに比較して、
磨耗や曲げに弱く、ドアパッキンには向いていないと思われます。

つまり、ネオプレンは、合成ゴムの中では使用実績が長く、
機械的強度、耐候性に優れているだけでなく、
耐薬品性、耐熱性、耐寒性、耐油性もある程度備えた、
バランスのとれたゴムなので、パッキンにも適しています。

技術的な説明資料とのことですが、
もちろんメーカーに照会するのが早道ですが、
ホームページにもある程度記載があるのでご紹介します。

http://denka.on.arena.ne.jp/html/j-moreinfo/yuki …

上は電気化学工業のHPです。『デンカクロロプレン』は商品名です。
なお、『ネオプレン』は米国デュポン社の商品名ですし、
昭和電工は『ショウプレン』と言う名前を付けています。
化学的(?)には『クロロプレン』と言うのが正式名称です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2004/12/18 20:23

具体的な内容が分からないので、一般的なことしかいえませんが、材質によりかなりの開きがあります。


 シリコンを使う手もありますが?

一番は、パッキン、シールメーカに聞くのがいいでしょう、耐油性、耐光性、耐水性等により最適なパッキンを選んでもらえるでしょうし、技術資料をいただけると思います。

ゴムパッキンの寿命が十分であること
→何年をさすのか分かりませんね?はっきりさせておいた方が、後々のトラブル回避につながりますね。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やっぱりメーカに聞くのが一番なのかなと思い始めてきました。
ゴムパッキンの寿命というのは、装置寿命である15年雨水が浸入しないということとなります。この理由を説明できる資料を提出しなければならないということなんです。

お礼日時:2004/12/17 20:55

難しいご質問ですがゴムパッキン自体耐久性が数年に亘り継続するものではないと思います。


屋外の開閉扉とのことですが空気と接するのですよね。
僕の環境ではいろんな種類の流体にさらされているところにゴムパッキンを使っています。
当然、一年もしくは二年ほどでメンテナンス段階で新品のパッキンと取替えを行います。

参考URL:http://www.packing.co.jp/PACKING/sakagamipacking …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
その通り空気に接するところです。
装置寿命が15年で、定期メンテナンスでは、パッキンの交換なんてしていないような装置なんです。

お礼日時:2004/12/17 20:50

そのゴムパッキンは表面に露出する部分はありますか?もし太陽光にさらされる部分があるのならば紫外線により劣化は著しくなると思います。


また、そのゴムの材質はなんでしょうか?気密性とは気体についてですか?液体についてですか?ゴムが触れる可能性のある気体や液体はなんでしょうか?用途は?
そこらへんの情報がないと他の回答者の方も答えにくいと思いますよ。

この回答への補足

失礼致しました。
ゴムパッキンは、奥に引っ込んだところにあるので、太陽光の影響は、ほとんど考えなくて良いと思います。機密とは、屋外に置くものなので雨水の浸入のことです。材質はネオプレンとかいうものを使用しています。

補足日時:2004/12/17 20:38
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