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日露戦争時代の日本の生活を題材にした小説を探しています。
どなたかご存知ありませんでしょうか??
できるだけ生活感がしりたいので庶民の話であるとありがたいです。

A 回答 (3件)

岩波文庫から小杉天外著の「魔風恋風」という小説が、前・後編で出ています。

明治35年ごろの作品で、当時の女学生を扱ったもので、学生言葉が新鮮です。
また、武者小路実篤の「友情」や「お目出たき人」も30年代が舞台であったと思います。

また、小説ではないですが、ちくま文芸文庫から出ている「東京風俗志上・下巻」が30年の諸物価や賃金をはじめ、庶民風俗に関して広範な情報を分かりやすくまとめています。
他にも「明治日本見聞録(エセル・ハワード著島津久大訳 講談社学術文庫)」や、時代がずれますが、「明治のおもかげ」「明治東京下層生活誌」なども、参考になるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

具体的で大変助かります!
さっそく今日図書館にいき教えていただいたタイトルを探したいと思います。
迅速な回答、本当にありがとうございました!

お礼日時:2004/12/23 09:08

夏目漱石は日露戦争をリアルタイムで体験した作家さんです。


「三四郎」などは当時の生活がそのまま表現されているので、おすすめですよ。
他の小説(「坊ちゃん」や「我が輩は猫である」)なども、日露戦争まっただなかではないのですが、その周辺時期なので、庶民の生活がリアルに追体験できるのではないかと思います。
よければぜひごらんになってください★
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野菊の墓


当時の東京近郊の様子が読み取れる。主題は若い男女の交情ですが、背景としての生活習慣や家族関係がこまやかに書かれており、学校制度や徴兵制度に対する庶民の姿勢も垣間見られる。
現代と引き比べて想像力を伸ばすよい刺激になると思います。
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