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こんど、朝鮮が日本の経済制裁に対して、やりかねないこととして、すでに潜入している工作員のテロだといわれていますが、なぜ、そういう危険な工作員を放置しているのでしょうか。
たとえば、西村慎吾議員も、いったんは、そのことに触れたあと、質問を取り下げたりしています。

A 回答 (6件)

ご質問への意見ではなく、答えとしては、



>なぜ、そういう危険な工作員を放置しているのでしょうか
⇒放置しているのではありません。以下の理由で逮捕できないのです。

(1)潜入した工作員を見つけられないから:日本の公安機能は、国内の「反社会的行動」に対してが殆どといってよいでしょう。外国の諜報活動については、「かなり劣る」ということです。
自衛隊もしかりです。潜水艦や飛行機といった、言わば「大きいもの」の領土侵犯などは、ハイテクや米軍などの協力で探知が可能ですが、個人レベルの進入を阻止する能力はありません。
同時に、「自由の意識が強く、非常時の訓練や心構えがされていない」という日本の事情から、住民の協力が得にくいというのも大きいでしょう。

(2)合法な行為は摘発できないから:上記で述べたのは、「違法な進入」ですが、工作員とは何もそれだけではありません。
目的は「工作活動」でも、正規のパスポートで入国する場合もあります。
この人物は「諜報活動が目的である」と分っていても、入国は拒否できないし、違法な行為を行わなければ強引な「逮捕」「国外退去処分」はできません。
更に、日本国民・日本に合法的に居住している外国人を、工作員として使う場合もあり、こちらの方が「入国工作」が不要なだけ、取締りも困難になります。

(3)国家間の紛争を避ける:よほどのことがない限り、工作員を強引に摘発しない。国家間の軋轢になる危険性と、天秤に掛けて判断することも多いでしょう。
「金大中拉致事件」など、その典型でしょうね。あれだけの不法行為を工作員にされても、実力行使(誘拐に使った船の行動を把握していたのに)をしなかった訳ですから、その他は推して知るべしでしょう。

西村議員の発言撤回は、詳細は知りませんが、上記の(3)の理由ではないでしょうか。
物的証拠のないことで、他国を非難するとの批判が出たためではと思います。
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この回答へのお礼

詳しく説明して頂いて、よく分かりました。

お礼日時:2004/12/27 02:14

なんだか、日本がやられっぱなしみたいに感じるかもしれませんので、ちょっと補足させてもらうと…



第一に、国防に関する情報は露骨に表には出てきません。日本の防衛力は弱いだの強いだの何だのといろんな人がいろいろ言ってますが、すべて推論であって誰にもわからないことです。

それから、工作員という言い方には諜報活動をする人から、拉致の実行犯(?)までいろいろ含まれるでしょうが、一般的な諜報活動をする“スパイ”のような立場の人間なら日本も世界中に派遣しています。おそらくいくつかの指揮系統(例えば外務省筋やら防衛庁筋やら)からそれぞれ派遣されているかと思われます。例えば防衛駐在官なんてのは、一種の日本が世界に派遣しているスパイです。

まぁ、どの国においてもそうでしょうが、この辺の『実態』は推論の域を出ませんけどね。
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この回答へのお礼

なかなか、単純ではないのですね。日本からもスパイが北朝鮮にも潜入しているのは心強いです。

お礼日時:2004/12/27 02:19

泳がせているという面も否定はできませんが、逮捕する根拠もないからです。



日本に潜伏している工作員や諜報員は、合法的な、あるいはそれを偽って潜伏しているのでしょうから、不法入国やオーバーステイなどでは取り締まることはできません。そもそも北朝鮮国籍かどうかもわからないのです。

スパイ防止法も未だに出来ない日本ですから、取り締まるにしても刑法などによらなければなりません。緊急逮捕や現行犯逮捕を除いては逮捕令状や捜索令状などを裁判所に請求しなくてはなりませんし、そのためには具体的に犯罪を犯してもらわなくては逮捕などできるものではありません。

もちろん微罪で別件逮捕するという手もありますが、罰金30万円に満たない罪では、住所が不定などの理由がなければ逮捕もできません。あるいは「転び公妨」と言ってわざと転んで、公務執行妨害とする奥の手もあるにはあります。しかし拘留期間にも限りがあります。

そもそもこのような工作機関というのは、芋づる検挙されないように細胞化しているのです。末端を逮捕した所で、トカゲの尻尾切りにしかなりません。もちろん情報収集を目的として、前記の手段で逮捕することはするかもしれませんが、そう簡単に秘密がわかるものでもありません。

となると、情報を収集し、組織を解明しておいて、テロに着手したところで、武器準備集合罪などで一斉検挙するしかないのでしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/12/27 02:18

【北朝鮮の工作員】


政府、警察、公安は潜入している北朝鮮の工作員の動きを絶えずチェックして、
監視活動をしています。特に在日朝鮮人の動きには特に警戒をしています。
また表には出ませんが、政府、国会議員なども秘密情報を第3国の工作員に流す輩がいますので、これも絶えず調査しているはずです。
国内の過激な政治集団、宗教団体は監視しているはずです。
【テロ活動】
オウムのサリン事件も監視の隙間を狙ったものでしたので、
危険な工作員を放置することはありません。
誰をどのように監視しているかは、国の防衛に関するものですので、
こうした資料は公開されませんし、今後も極秘事項となるでしょう。
【テロの標的】
日本の原発、飛行機、高層ビルが狙われることが予想されます。
特に高層ビルは警備が手薄でテロリストの標的になりやすいから今一層の警備の強化が必要です。
【西村慎吾議員の発言】
曽我ひとみさんの拉致について「袋に入れた者は今も真野町(現佐渡市)に住んでいる」という発言は、
おそらくガセネタでしょう。
拉致の実行の当事者の北朝鮮工作員は今も佐渡に住んでいるのは考えにくいと思います。
現在、曽我さんを監視している工作員が今いるとしても、
もう公安はすでに包囲して動きをつかんでいると思います。
【政府内にも潜入】
工作員が政府内に入っていると、極秘資料が流出したり、政府の動きをコントロールしますので、
これが一番危険です。鈴木宗男のように内部から政府を動かす者が出てくると一番厄介です。
工作員が支持者のように装い、お金と女を提供して時間をかけて取り込むやり方が怖いですね。

参考URL:http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/973.html
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この回答へのお礼

なるほど、簡単にはいかないのですね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/12/27 02:17

ANo.1の方の言われることに加えて,軍事,公安については表に公表されていることが全てではない,というよりほんの一部であると思います。

(わざわざ敵に手の内を知らせるのは馬鹿で間抜け以外の何者でもない。そのような視点で言うと,昨今の重大事件に対するマスコミの対応には腹立たしいものを感じることが多々ある。もっとも,わざと情報をリークして,敵のミスリードを誘おうとしていることもあるのかも?)私も,西村議員の言動及び意図は分かりませんが。もうひとつ個人的意見を言わせて頂くなら,国会議員がどこまで真剣に日本,日本国民のことを考え,国防,国益を考えているのかと疑問に思うことはよくあります。もっと言うなら,「あなたはどこの国の議員?」と言いたくなることも。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/12/27 02:13

放置してないかもしれませんよ?



諜報機関というか、軍事的なオペレーションに関することを政府がすべて公開してないだけなんじゃないでしょうかね?

西村議員の発言は見てないので知りませんが…
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/12/27 02:12

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