現在、茶道(武者小路千家)を部活でやっているのですが、
部長ということで大きな責任感がのしかかってきています。

とりあえず、なんの知識もないまま軽い気持ちで初めて
お点前などはできるようにはなったものの、
できるのは形だけで、どうして茶道が確立されたのか、とか
茶道の心構えや動作の意味合い、
そういった根本的なことが曖昧でよくわかっていないのです。
後輩(留学生もいる)に教えたりするようになって、「茶道の美意識」や「芸術観」というのがうまく教えられなくて・・。

それで、茶道の文化から成り立ち、美意識、利休のことについて、など
質問されて困らない程度に本を読んで学んでおこうと毎日がんばっているのですが、禅との関わりが出てきたり、武士社会からの確立・・と奥深いもので読めば読むほど???な世界になってきてしまいました。

なので、ピンポイントに絞って大まかな流れをつかみたいと思うのですが、
茶道に詳しい方がいらしたら、
「茶道の極意」「茶道の意味合い」「茶道と禅のかかわり」「茶道の美意識」
みたいなことをお聞きしたいのですが・・。

そして、日本文化として「茶道」を外国の人に伝えるときに、
どういう説明をしたらよいのでしょうか。
留学生にストレートに「なんでこういう茶の飲み方するの?」と聞かれて
「精神を高めるために・・」とか、「政治的な意味合いも昔はあって・・」とか
非常に曖昧なことしか言えない自分にも情けなくなっちゃいました。

そして、茶道は文化?芸術?

どうなんでしょうか。

A 回答 (4件)

 お三方のご意見のとおりだと思います。


後輩に教えようと思わないで、皆で考えて行く形を採る方が部活として成果が上がるのではないでしょうか。
以下、質問へのアドバイスです。
<心構え>一期一会、和敬清寂を考えて見て下さい。
<動作の意味合い>心の清め、道具の清めでしょうか。
<美意識>先にご説明がありました。わび茶の全体像を言っていますが、難しいですね。自分が好きな趣向(取り合わせ)を考えて美意識を養って下さい。
<芸術観>心で見、心で感じて下さい。茶事の趣向には能も和歌もあります。墨跡、道具類など色々な教養が必要です。
●茶の湯の心髄は茶事にあります。炭手前、濃茶薄茶の点前、水屋仕事の勉強は、茶事のための割稽古です。露地、待合、茶室を含めた全体の空間の中で茶の美が生まれます。学生の間は、機会が無いかも知れませんが、茶事の一連の流れは、本を見ながら勉強できるでしょう。
<茶道の成り立ち>多くの本があります。さっと読めるのは「茶道の歴史」(桑田忠親著、講談社学術文庫)です。
<ピンポイント>時代によって茶道の環境が変化するので村田珠光、武野紹鴎、利休が求めたわび茶に絞るとよいでしょう。
<禅との関わり>同上。南方録には、「家はもらぬほど、食事は飢えぬほどにてたる事也、これ仏の教え、茶の湯の本意也、水を運び、薪をとり、湯をわかし、茶をたてて、仏にそなえ、人にもほどこし、吾ものむ・・・・」とあります。
<極意>ありません。あるのは心。一生懸命に美味しい一碗のお茶を点てて差し上げることです。
<茶道の意味合い>茶を媒体として人と人とが心を通わせることでしょうか。そこには何のこだわりもありません。
<外国人>一緒に考えてもらって下さい。外国人が良い答えを出してくれるかもしれません。
「茶の湯英会話」(淡交社)
●茶道は文化も芸術もすべてのものを吸収しています。だから学びだすと際限がありません。墨跡、花、香、茶碗、炭、菓子、懐石・・・。何か一つでも興味をもって掘り下げると豊かなお茶になると思います。茶道は宇宙のようなものでしょうか。終わり。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

きちんと回答してくれてすごく助かりました。
外国人の留学生とも、今後日本文化について話あっていきたいと思います。
アジア系から西洋系と、たくさんの人がいるので、
その国その国で、茶道への考えも違うようで為になったり考えさせられたり・・。

お礼日時:2001/08/13 01:47

>奥深いもので読めば読むほど???


確かに物事はたいてい入り口は小さくて奥が広いですね。
すべてを学び教えることは不可能であるし必要もないので
勉強の仕方を教え合う程度で、ご自分のための勉強を主体になさるしかないと思います。
参考URL
http://www2.ocn.ne.jp/~k-nishi7/  
http://www.urasenke.or.jp/
他にも・・最近たくさん出来てきました。

茶道に詳しいというわけではありませんが、ホームページに掲載している私の茶道観を転載します。

茶道はお茶の立て方、頂きかたの勉強だけではありません。礼儀の伝承と、それを通して和敬静寂ともいわれる心と、教養を深めるためのサロンです。会社で書類を提出する時の所作には相手への気配りと美しさがでます。敷居を踏まないのは建物の損傷を少くします。席順と挨拶は人間関係を円滑にします。道具の扱いは物と人への感謝の心を育てます。等等多くの礼儀が茶道によって継承されています。
 公家や武士だけではなく茶の産地の百姓、茶道具や茶室建築の職人・商人、遊興の芸人・・・全国各地で茶道は生活文化を美しくし、深い心を育みつたえてきました。そこでは親孝行や、仲の良い交友関係、落ち着いた振る舞い、よくかんで食べましょうなど、礼儀にともなう人としての教養がすべてといっていいほど教えられました。その中に、文学を含む書の鑑賞と、お礼状などを書く書の実技も求められました。手習い(つまり国語)と算盤と茶道は文化国家日本の基盤であったと考えられます。

わび茶のこころ 

  見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕ぐれ(藤原定家)

 花や紅葉の世界からこの茶室に来てみれば何の彩りもない粗末なひと部屋だった。そこにある感慨がわび茶の湯の心であると千利休が選んだ歌です。
 茶室には床の間に軸が掛かりささやかな花が差され、茶釜にお湯がわいているだけで、ほかに何もない、窓の障子を開けて外を見てはいけません。今頃の応接室のようなステレオやテレビやコレクションやじゅうたんや・・・とはちがった雰囲気です。お茶をさしあげるとしたら、あるいはご馳走になるとしたら、どちらをお選びになりますか。見せたい美術品を効果的にみせ、また主客双方の心がはっきりと読み取れるのはどちらでしょうか。禅宗から生まれた茶道はカウンセリングルームのはしりかもしれませんね。
 利休が同じく新古今集の中から選んだ歌がもう一首あります。
 花をのみ侍らん人に山里の雪間の草の春を見せばや(藤原家隆)
 当時も華やかな桜には人気があって、雪間の芽吹きのよろこびを見ようとしない人があると感じられたのでしょうか。そして、そうした間の美しさを表現する定家や家隆や利休は、いかにも日本人といった感じです。明治開国のころ日本の絵画がヨーロッパに運ばれてはじめて西洋人は雪を描いた絵を見たそうです。わが国では万葉集にすでに雪景色をめでた歌が詠まれています。華やかな世界と侘びの世界と両方を楽しむ感性が日本の個性のようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

日本の美意識の個性などをキチンと教えていただいたことや
質問に対してすごく気持ちのよい回答で嬉しいです。

確かに短期間に全部を覚えるのは不可能だし、人によっても茶道観は違うので
自分自身で駆使して見出してゆくしかなさそうですね
早速紹介していただいたサイトに行って見ますね

お礼日時:2001/08/07 14:33

茶道部は新設の部ですか。

道具は揃っているが茶道の意義を教える先生もなく、部室には参考書もない、貧しい部でしょうか。もし、そうなら部長として、この際
茶道に関わる参考書を日本語、英語で揃えるべきです。岡倉天心の「The Book of Tea」(茶の本)などは日英版があります。利休の伝記も加えるべきでしょう。

部活を花嫁学校のお茶の入れ方教室にするか、日本文化研究の一環としての「茶道部」に位置付けるのか、部の方針を明確にするのが部長さんの初仕事では?

とりあえず外国人留学生に教えるためであれば図書館で日本文化、茶道などの項目で参考書を探し、自分の言葉で説明する方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

部活は、新設ではないのですが、人数も部費も乏しいので教えてくれる先生もおらず、ちょっとたしなむ程度のお粗末な部だったんです。

だけど、今年留学生がたくさん入ってくれて、わたし自身も日本のことを知ってもらいたい!と思い勉強をし始めたわけですが、流派によっても違ってくるし
パンク状態になってました。

岡倉天心の本ですね。探してみます。
こうなると、英語の発音や英語での茶道の専門用語も勉強しなくちゃ・・

お礼日時:2001/08/07 14:27

なんだか答えを急いてますねえ、質問を見てそう感じました。


個人的にはちょろっと知ってるぐらいなので大きなことは言えませんが、はっきり言って一夜漬けで理解できる相手ではありません。いろいろやっていくうちに理解できたらいいんじゃないですか? 禅で悟るというのもそんなかんじじゃないかしら。お茶の回りくどい形式を重ねているうちに見つけられるものがなにかあるんじゃないかなあ。

茶道をたしなむというのは賞をもらうとか、点数をもらうという行為ではありません。まあなかには花嫁修業だと考えてる人とか、お免状取った途端に止める人など様々いらっしゃいますが。個人的には「あそび」だと思っています。お道具を拝見して、お茶を頂いて、茶道に関する文化を学んで…。これらすべてを引っくるめたあそびだと私は思います。だって十五夜の晩に茶会なんて素晴らしいじゃありませんか。

ちなみに私の母(一応教える立場にあります)に「お茶って金かかるあそびだねえ」と言ったら、「そうだよ」と返されました。お道具とか、いろいろ高いですから(笑)。

なんの参考にもならないかと思いますが、とりあえず私の意見を知っていただきたく、アドバイスを書いてみました。ちなみに私は現在お稽古には通っていませんが、時間にゆとりができたらまた通いたいと思っています。一生を通じて勉強のつもりですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

本当に、こういう世界は論理づけるものでもなく
ゆっくりと身につけるものですよね。
一生を通じての勉強・・。

と、思いつつも、イエス・ノーをハッキリとさせる外国人の友達に、
”茶道の定義”をはっきり聞かれると、キチンと定義づけもできなくて・・。
それを教えるのも、どうしていいかわからなくなってしまってました(^^;

お礼日時:2001/08/07 14:21

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