プロが教えるわが家の防犯対策術!

オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」という名作があります。
http://www.hyuki.com/trans/magi.html

心温まる内容なのですが、どうして二人が賢者なのかがわかりません。
作者が、彼らこそもっとも賢い人たちなのですと強調するのは何故でしょうか?
もしかしたら翻訳に問題があるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

心が暖まりましたか。

それは良かったです!
私もこの物語は好きです。
雑学雑文で失礼します。回答に自信はありません。

>心温まる内容なのですが、どうして二人が賢者なのかがわかりません。

どうして「賢者」なのか、についてですが、
ここで言う賢者とは、特別な意味があります。
この賢者は、聖書の「東方の三賢者」を指しています。

「東方の三賢者」について調べてみると、
(ちなみに、三博士という表現もあります)
分かることがあると思います。
キリストの降誕を信じ、星に導かれながら、
一生懸命、長旅をしたこと。
そして馬小屋の飼葉入れで眠るキリストに、
(余談ですが、)
(キリストがお生まれになった環境と同じく)
(物語の2人が暮らしている環境が劣悪)
(物に恵まれていない、という人物設定には)
(作者の意図が働いていると思います)
当時大変価値があった3つの品を捧げたことが
分かると思います。

>作者が、彼らこそもっとも賢い人たちなのですと強調するのは何故でしょうか?

オー・ヘンリーはこの話の中で、
彼等をまず、「2人の愚かな子ども達」と
(余談ですが、私が昔読んだ訳では、この部分)
(「愚かで幼稚な2人」との記述だったと思います)
(意味、ほとんど変わらないですよね。なので)
(個人的には、訳に問題を感じません)
記述しているからかと、個人的に思っています。
文中には、なるほど…と納得いく、
彼らの「ダメっぷり」がきちんと記述されています。
シバの女王や、ソロモンの王が嫉妬するような、
素晴らしい宝物を持っていたのに、
(ここから宝の価値がイメージできます)
(もし分からなければシバの女王、ソロモン王に)
(ついても調べてみてください)
台無しにしたのですから(…汗)。

でも、作者は、彼等は賢者だ、と言いたい。
ゆえに、「しかしながら」と強調した…であろうかと、
個人的には思っています。以上参考まで。
    • good
    • 3

こんにちは



「賢者の贈り物」は原題を"The Gift of the Magi"
と言って、このMagiとは、聖書に出てくる、キリストの誕生を知ってマリアの馬小屋を尋ね贈り物をささげる東方の三賢者(三博士とも言うようです)のことです。
聖書では金、沒薬、乳香の3つの贈物だったそうですが、これが世界で初めてのクリスマス・プレゼントとなったという説をきいたことがあります。オー・ヘンリーの話はきっとそれになぞらえているのでしょう。
#1さんのおっしゃるように
贈り物の価値というのは高価なものを贈ることが大切なのではない、相手に何かを贈りたいと思う気持ちが大切なのだ、そういう人こそ賢者なのだ、ということを言いたいのだと思います。

参考まで
    • good
    • 3

どんな知識よりも、人を思いやる心が大事ということを言いたいのではないでしょうか。

そのためにあえて「賢者」と言う表現を使ったのではないかと思います。

何の根拠もありませんので、自信なしとさせて頂きます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!