夜叉ヶ池
「帯腰に玉の如く光輝く鉄杖をはさみ持てり。両手にひろしげし玉章を颯と繰落して、地摺に取る。」
これは泉鏡花の『夜叉ヶ池』に登場する白雪姫についての描写です。でも、「帯腰」「地摺」とは何か全然わからないので、この文は理解できません。誰かが説明していただけませなか?
回答(4件)
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No.4ベストアンサー10pt
戯曲の、いわゆるト書きの部分ですね。
私もよくは分らないのですが、帯腰(おびごし)は良いとして……。
手元の辞書を引くと「地摺」とは、生地(きじ)に摺文様を施した布帛とあります。
百人一首あるいは伊勢物語第一段「初冠」にある和歌『みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに……』もこの地摺の一種ですね。
両手で持っていた玉章(たまずさ)の片方をさっと放して、この美麗な布に受けたのでしょう。
男まさりな颯爽たる動作と受け取りました。
(以下、質問者さんの質問内容と直接関係ないので恐縮なのですが)
玉三郎さんの映画はTVで一度見ただけなので(格好よかったんでいまだに眼の裏に張りついています)。
確かこのシーン、白雪姫初登場の場面でありましたね。どうだったでしょう。
この回答へのお礼
詳しく説明してくださって、どうもありがとうございました。
No.3ベストアンサー20pt
#2です。ごめんなさい。玉章を手に取る部分がちょっと違いますね。
帯をしめた腰に光り輝く杖をはさみ持っていた。両手で、玉章をさっと開いて、巻物の端が(転げて広がる感じで落ちて長くたれ、)地面摺れた状態にして手に取った。
(繰り落とすことから、玉章は、多分巻物の手紙と思います。)
この回答へのお礼
詳しく説明してくださって、どうもありがとうございました。
白雪姫が登場するシーンですね。うれしいです。
#1さんの通りでほぼ、いいと思います。
帯をしめた腰に光り輝く杖をはさみ、玉章を開いて、長くたれた玉章が地面についた状態にして手に取った。
って感じだと思います。(もっと綺麗ですがうまく表現できませんね。)
帯腰:帯を締めた腰
地摺:地面にずらす
だと思います。
昔の映画で、原作そのままの台詞で加藤剛さんと坂東玉三郎さんが「夜叉ヶ池」を演じていました。
昔ビデオにとったのが手元にあったのですが・・・。
ちょっと見つからなくなってしまいました。(残念!)
確かこんなシーンだったと思います。美しかったです。
この回答へのお礼
詳しく説明してくださって、どうもありがとうございました。
あまり自信はありませんが、
「帯腰」は、帯や腰のあたり、ということではないでしょうか?
「地摺」は、刀などの剣先を低く下げて構えるポーズのことだと思います。下記のページに「地摺り正眼」という構えの写真があります。
「夜叉が池」は、古いですが、コミック化されたのを読んだことがあります。
「夜叉が池・天守物語」
三樹内麻也
山岸量凉子/監修 泉鏡花/原作
新書館
また、人形作家の辻村ジュサブローさんも、泉鏡花の作品に出てくる登場人物たちを人形として創って、発表したことがありました。写真集が出ていたと思います。
ビジュアル的にキャラクターをイメージするのには、おすすめです。
辻村ジュサブローさんや、坂東玉三郎さんは、かなり泉鏡花好きみたいですよ。
この回答へのお礼
詳しく説明してくださって、どうもありがとうございました。
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