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柿右衛門と言う陶器?磁器?について教えてください。

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  • 質問者:macpm8600
  • 投稿日時:2005/01/12 03:46
  • 困り度:暇なときに回答をください

先日テレビ番組で中尾彬がなにかの茶碗?湯飲みを柿右衛門だよと言って驚いて喜んでいました。
陶器か磁器かわかりませんがきっと有名な陶芸家の作家の名前ですよね??焼き物は九谷の古九谷青物と相馬焼きの二重焼きとか薩摩焼?くらいしかわかりません。白地に青っぽかったら伊万里焼きですか?くらいのレベルのド素人です。柿右衛門とはそもそも何焼きのいつの時代の作家で作品はどう見分けるのですが実は名前はちょいちょい聞きます。

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No.2ベストアンサー20pt

  • 回答者:m-tahara
  • 回答日時:2005/01/12 13:17

 「柿右衛門」というのは伊万里焼の様式の名称です。

 伊万里焼というのは本来の生産地は佐賀県の有田です。そしてそこから海沿いの伊万里に輸送してそこから国内海外に搬出されたため、伊万里焼もしくは有田焼、と呼ばれています。
 伊万里焼の特徴は陶器ではなく磁器であることで御質問の通り、真っ白な地に青もしくは彩色による絵付けが行なわれているのが(基本の)特徴となっています。

 日本では陶器は早くから、それこそ縄文以来の伝統があるものの磁器は長く作ることができず、磁器に適した陶土の発見と秀吉の朝鮮征伐に伴う陶磁器製造技術の輸入(陶工をさらってきた)により、江戸の初期になってようやく初めて登場します。これがこの伊万里(有田)の地であったわけです。
 そして、そこに優れた陶工酒井田柿右衛門が出てきました。
 彼及びその工房の磁器は、中国磁器と見紛うような発色が良く繊細な絵柄の「色絵」と呼ばれるカラフルで優美な作柄の磁器を作り出しました。初期は特に中国伝来の文様・図柄をとっているので尚更です。朱色や緑などが特に美しく、慣れてしまえば一発で柿右衛門様式であることは(贋作かどうかは別にして)直ぐに判るようになります。これは江戸時代、17世紀中頃の話です。

 同じ頃京都でも野々村仁清という(自分的には史上最高の)陶工が仁和寺の門前で非常に端正できらびやかな磁器を作り始めます。この二つのどちらが早いのか、それぞれがどういった関係あるかなどについては良く知りません。いずれにせよ同じ時代の話です。

 そして、この酒井田柿右衛門という名は代々受け継がれ、今でも有田でその後継者と工房が柿右衛門様式の磁器を作り続けています。この人が直系の子孫かどうかは全く知りません。

 ですから、柿右衛門、というだけでは江戸から現代までのどの時代の作品か判別することは出来ません。柿右衛門様式の中での時代的な変遷を知らないと判らないでしょう。それと近・現代になって柿右衛門「風」の磁器も多数出てくるので注意が必要です。
 また磁器の中でも直ぐ近くで作られた鍋島焼や京都清水で有名な京焼(御室焼などもあります)などもあり(勿論御質問に描かれている薩摩焼の色薩摩-個人的に好きです-なども)、同じ伊万里でも古九谷もあり普通の(柿右衛門でも古九谷でもない)伊万里もあり様々です。
 これらの違いはあくまでも図様の選択ですとか器の形の特徴、さらには色の違いなどから判断されるのが普通です。こちらも最低限幾つか特徴的な作品を覚えてそれと比較しているなどから経験的に掴んでいくしかないでしょう。結構大きく違うのでそう難しいことではないのですけどね。

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この回答へのお礼

なるほど、とてもよくわかりました。すごく
わかりやすい解説ありがとうございました。
様式の一つなんですね。興味があったので少し勉強してみます。本当にありがとうございました。また、こちらで陶磁器の質問をすると思いますので見かけた際は是非よろしくお願い致します。

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  • 回答者:ststeps
  • 回答日時:2005/01/12 03:53

有田焼の酒井田柿右衛門ですね。
現在は14代目ですかね?人間国宝で現在は九州産業大学の教授もしてらっしゃいます。

柿右衛門は赤色が美しく、あれほどの鮮やかさは柿右衛門以外では無理だと聞いたことがあります。

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