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先日、大腸菌を培養して世代時間を求めるという実験を行ったのですが、僕が出した世代時間は48分となりました。しかし、大腸菌を資料で調べていると大腸菌の世代時間約30くらいのようでした。僕らの出した結果とは18分も差がありました。これは僕が培養した大腸菌が分裂するのに時間がかかったということですよね?何故こういうことが起こってしまったのでしょうか。これは大腸菌の発育至適温度から離れていたということなのかと思い、大腸菌の発育至適温度を調べてみると約37℃でした。そして、僕が実験中保っていた温度も35℃から38℃でした。それほど変わらないはずなのに、文献値と僕の出した世代時間の差は18分もあります。これは温度が少し至適温度からずれただけで、細菌の分裂に大きく影響するということでしょうか?それとも他に理由があるのでしょうか?ちなみに培地はLB培地というのを使いました。

A 回答 (3件)

エアレーション(振盪速度、容器の形状等)の影響を大きく受けます。



例えば、試験管にそれなりの量を入れて、振盪培養器に斜めに挿して150rpm程度で振盪した場合、エアレーションが不十分で、増殖速度は制限されてしまいます。
そこで、十分なエアレーションを確保するために、世代時間を求める実験をするときには、L字型試験管を使うことも多いです。試験管ごと吸光度を測定するのでなく、サンプリングして測定するなら、大き目のひだ付きフラスコまたは、坂口フラスコに、少な目の培地を入れて培養してもいいでしょう。
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その文献の世代時間というのはおそらく対数増殖期の世代時間のことだと思うのですが(もう少し早い気もしますが・・・)あなたが実験したときには対数増殖期になっていなかったためと思われます。

恐らく時間ごとに何回も吸光度を測定したと思うのですが、それをつかってグラフをかいてみればその実験でどのような増殖曲線が得られたかわかると思います。
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初発菌数と、菌数測定の時点を教えてください。



たぶん、対数増殖期を外してしまったんじゃないでしょうか。
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