「大寒」は太陽暦に基づいたもの?
1月20日付けのある英字新聞(The Japan Times第1面)に「大寒」の説明がありました。太陽暦に基づくもので一年のうちで最も寒い日(the coldest day of the year according to the solar calendar)という説明でした。
私は大寒や立春といった二十四節気は太陰暦に基づいたものとばっかり思っていました。が、今日辞書や事典を見てみましたら、太陰太陽暦に基づくものという説明になっていました。
外国の人に「大寒」の説明をするときに「太陽暦に基づくもので一年のうちで最も寒い日(the coldest day of the year according to the solar calendar)」という説明は妥当なのでしょうか?
回答(4件)
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既出の回答とも重なりますが,少々詳しく説明しましょう。
二十四節気は,あくまでも天球上を動く太陽の位置(いいかえれば地球が公転軌道上を動くときの位置)で決めるものであって,月の満ち欠けとは無関係ですので,「太陽暦に基づくもの」が正解です。
辞典類に「太陰太陽暦に基づくもの」という説明があったそうですが,あまり正確な言い方とは言えないでしょう。
むしろ,使い道として「太陰太陽暦において,月の配分(とくに閏月をどこに入れるか)を決めるのに用いられる」というのが正しい言い方だと思います。
純粋の太陰暦,つまり月の満ち欠けだけで決める暦(イスラム歴などがそうです)では,1年が354日程度になるので,たとえばある年の1月が冬だったとしても,10年ぐらい経つと1月は秋になり,やがて夏に…というふうに,季節とずれていきます。
それを防ぐために,時々(19年に7回)「閏月」というものを入れてやります。(その年は1年が13か月あることになります)
そうすることで,太陰暦といいつつもあまり季節からずれない(多少の前後はあるけれど)という暦ができます。これが太陰太陽暦です。
その太陰太陽暦で,閏月をどこに入れるかを決める上で,二十四節気が用いられることになります。
(どう用いるかは説明が難しいので,ここでは省きます)
>the coldest day of the year according to the solar calendarという説明は妥当なのでしょうか?
まあ実際には,気温は日々変動しますから,暖かい日もあれば寒い日もあり,大寒の日に1年間の最低気温が出るわけではありませんが,そんなことは分かり切っていますから,おおまかな話をしているという前提で述べるのなら,妥当な説明と言っていいと思います。
ちなみに,
>30歳の事を「三十路(みそじ)」と言います
これは太陰暦とは関係ありません。
昔の日本語で三十のことを「みそ(ぢ)」と言った,というだけの話です。
四十は「よそ(ぢ)」五十は「いそ(ぢ)」ですが,太陰暦に40日や50日なんて日付はありませんよね。
少し回答をためらっていたのですが、回答します。
暑さ寒さも彼岸までの彼岸は春分点と秋分点です。
冬至夏至はこの中間に該当します。
現在の暦では、12月20日辺りが冬至、1月20日辺りが大寒、3月21日が春分、6月21が夏至、7月23日が大暑です。
これは、太陰太陽暦の、現在の暦に当てはめても支障が無く使用できる「太陽の暦(運行)に基づくものです」
月は約29.5日で地球を一周します。
太陰太陽暦の説明ですが、
大の月30、小の月29日を基準に月を作成。
月の運行を基準に、不足する日数を計算、閏月、閏日を入れて補正、
中国から天文学を輸入。
太陽、月、天体の運行を研究し、
太陽の運行を暦に加え、
改良して太陽暦との狂いを100年で3日に補正した。
この為、現在でも太陽を基準にした彼岸などが問題無く暦に書き込めるのです。
ちなみに、30歳の事を「三十路(みそじ)」
と言います。
三十日が「みそか」年末30日が大みそか(大三十日)です。
こんな所でも太陰暦は生きています。
回答になりますが、
大寒。これは太陽の運行を基準に分割しています。
太陰太陽暦の太陽暦の部分です。
この回答へのお礼
ご丁寧な説明をありがとうございました。太陽暦なんですね。
No.2ベストアンサー10pt
大寒は、黄道を15度ずつ24等分した二十四節気の一つで、春分の4つ手前ですから、太陽が黄道上で春分点の60度西にある日時となります。つまり、「月の満ち欠け」は関係がないので、太陽暦としてよいと思います。
この回答へのお礼
わかりました。ありがとうございました。
No.1ベストアンサー20pt
「大寒」は二十四節気の一つであり、この二十四節気の主眼は、私の見るところ「春分」「夏至」「秋分」「冬至」という太陽の運行の節目であるようです。
これを指して「太陽暦」という説明はあながち間違っていないように思われます。
「太陰暦」は私の理解では月の満ち欠けを中心に「月」と「年」(閏月の配当など)を考える立場かと理解しています。
この回答へのお礼
なるほど。全く門外漢の私には、このように言っていただくとなるほど、と思いました。
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