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全くの素人なので教えてください。

技術はあるがお金がない人にスポンサーがついて、そのスポンサーが100%株主となって、その技術者を社長にすえる会社を起こしたとき、社長はスポンサーに対してどれだけ従わないといけないのでしょうか。
あるいは、会社を設立する際、それを取り決めるための「契約」みたいなものを取り交わすのが普通なのでしょうか。

A 回答 (6件)

既に回答にありますが、会社の所有者は「株主」です。

株主が、役員の指名権、解任権を持っています。
社長は、「この人を役員にしたい」という希望を提示することはできても、それを決めるのは株主であり、株主総会という場です。

掲題のような、技術があるがお金がない人に対してスポンサーがつく、というのはよくある話です。
一方、数年経過してお互いの方針が合わなくなり、結果的に社長が「追い出される」のもよくある話です。
このとき社長は、「資本の論理にやられた」とよく言っています。

なぜ追い出されるか。
株主であるスポンサーは、配当かキャピタルゲインか、を早くに期待したいものです(例え口には出さなくとも)。
一方社長は、納得いく製品を開発・販売したいという気持ちが強く、妥協を許さなくなります。
株主が「このの程度の性能で充分販売できるよ」と考えても、社長は「いや、もっと高性能のものにしたい、まだ販売は時期尚早だ」と返答し、最初の数年はよくても売上が上がらなかったり赤字が続くと意見の食い違いが「対立」を生み出す。こういうことです。

スポンサーが一個人である場合は契約などを取り交わさない方が多いのではないかと思いますが、ベンチャーキャピタルは「口を出すスポンサー」のような存在(金融機関)で、投資をする際は、経営者と「投資契約」というものを交わします。
これは経営者の独断専行を防ぎ、株主重視経営をするよう促すための契約です。
ベンチャーキャピタル・プライベートエクイティの世界では通常の話ですが、一般的ではないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

技術者は技術を追求し、スポンサーはリターンを追求する、、実際にそのようなケースが多いということですね。あらためて納得しました。実例があるという貴重なお話をいただき、非常にありがたい気持ちです。
また、「投資契約」なるものもあるわけですね。とても参考になりました!

お礼日時:2005/01/29 12:39

社長として選ぶからには、当然利益を出せないとすぐ解雇されますね。


技術者が経営について詳しいのであればそれもありでしょうけど、たいてい自分のところに取り込みますね。

まあ、ありえない質問が出てるくらいだからそういう状態にあると考えて見ます。

ある程度の経営に対する裁量権は当然あります。
出資者の意向に沿って経営した場合、問題ないですね。
ただ、一定期間利益が出せない場合は解雇あります。
給料も出資者からもらいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

他の方も書いていらっしゃいましたが、やはり「お金」中心に物事は進むわけですね。
「お金」と「技術」を対等なポジションで進めるには、技術者のビジネスセンスが重要、と再認識しました。

お礼日時:2005/01/29 12:51

>「返すのはいつでもいいから、好きにやってみろ!」みたいな太っ腹なスポンサーが見つかるとラッキーということなのかな・・



そんな人、いるのかな?
信用有れば、そういうのはありますけど....。
金を捨てるようなもんですからね。

そんな「たなからぼたもち」の様な事を期待するより、自分で起業したほうがよっぽど良いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

リターンを期待しない投資なんて、本来ありえないですもんね。技術を見染まれても金勘定は別、ってことですね。

お礼日時:2005/01/29 12:31

>普通の株式会社の場合、会社の活動報告は、株主総会のような定期的な場で株主に報告されると思うのですが、このケースもそういうペースでやればいいのでしょうか。



株主総会のペースは...どうなんでしょ、証券取引所や
会社側が決めてるのでしょうかね。
ただ、今回のケースでの報告は随時行うのでは??

>「何かことを起こす前にその都度、株主の確認を得よ」というような要請がスポンサーから出されたら、社長は受けざるを得ない立場??

会社というのは「出資者」がいるわけで、ほとんどの場合、その人が株主になります。「株式会社」じゃなくても、やはり出資者の意向に添わなければいけません。
って、そむいたら首切られます...。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

技術を持っていても、結局、お金がある人に従わざるを得ないことになってしまうんですね。。
こういうときは、「返すのはいつでもいいから、好きにやってみろ!」みたいな太っ腹なスポンサーが見つかるとラッキーということなのかな・・

お礼日時:2005/01/26 00:53

どういう状況で起業したかにもよるでしょうね。



経営権をすべて握っているのかあくまでもスポンサーに従うのか。

となれば「社長」というのは名目だけでただの「社員」で売り上げに対して給料も決まる「歩合」みたいなものになるのでしょうぁ。売り上げがなければ給与はゼロ・・・などもあるでしょう。それとも給与も保証する?スポンサーがいるからといって必ずしも法人にしなくてはならないわけではないですし、当面の生活費と運営資金を提供するからやってみろ・・・的な話もあるでしょう。スポンサーと社長になる人のつながり、話の経緯が見えないので正確には答えられません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やっぱり、会社を興すときに、全額出資するスポンサーが条件提示し、それが飲めなければ会社を作るお金はやらないよ、みたいな会話がされてもおかしくないんですね。話は架空なのですが、実際にありうるケースかなと思って、このようなときにスポンサーする側、される側にどのような権利/言い分が存在するのか知りたかった次第です。

お礼日時:2005/01/26 00:44

普通の「株式会社」は社長のものではなく、株主のものです。

株を持ってる(大株主)人、もしくは団体に発言権があります。
大抵の場合、大株主は社長ですが、大株主が社長では無い時には、株主の言いなりでしょう。最悪は辞任に追い込まれます。
「契約」というか、社員みたいな社長はゴロゴロいますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
普通の株式会社の場合、会社の活動報告は、株主総会のような定期的な場で株主に報告されると思うのですが、このケースもそういうペースでやればいいのでしょうか。あるいは、「何かことを起こす前にその都度、株主の確認を得よ」というような要請がスポンサーから出されたら、社長は受けざるを得ない立場??

お礼日時:2005/01/25 23:54

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