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私の友人にもいるのですが、マッキンゼーやボストンで3,4年、揉まれて自信満々で起業して失敗すると言う人が結構、多いようです。

実戦経験がなかったと言えば、それまでですが、大体、ライブドアの堀江さんなども、当初は経営経験などは無くとも、今に至っています。彼らのような生粋の起業家に比べると、コンサルタントは経営に関する知識は習得できるので、成功確率も高くなるのではないかと思うのですが、戦略コンサル出身の友人の話によると、どうやら、そうではないようです。

これはなぜなのでしょうか?友人曰く、成功確率だけで見れば、リクルート出身者の方が高いのではないかとまで言っていました。

私も30代半ばでの企業を考えており、その過程で戦略コンサルを一つのステップとして考えています。しかし、挑戦者は多くとも、それほど、成功者を出していないとあれば、方向性を考え直さなければ、と思っています。

経営コンサルタントが起業しても成功しないのはなぜでしょうか?

A 回答 (7件)

「成功」というのは「企業として存続し続けること」ではなく「上場すること」という意味かと思いましたので、それに沿って解説します。



戦略コンサル系の出身者でも成功者はいますよ。
来月、マッキンゼーを卒業して起業した人が経営する会社が東証に上場します(http://www.dena.ne.jp/)。この会社は創業5年での上場ですが創業当時から注目でしたね。
他にも例はあります。

ただ日本では戦略コンサル→起業の道を選ぶ方が非常に少ないため、目立たないということではないでしょうか。例として挙げられた、リクルート→起業の道はとても多いように見受けられます。このため、上場した会社も多い。
ただ率を比較するとどちらが、というのはサンプル数が少ないため何ともいえないところはあるかと思います。

一ついえるのは、
実体験として、ある程度組織が出来上がった企業へのコンサルと、まだまだ何もかもが未整備な企業へのコンサルとでは求められる能力がまるで異なるということです。
前者は人、金がある程度あるところに対しての「戦略」のコンサルですが、後者は何もかもないというところからの「行動」のコンサルです。また大企業と違いベンチャーは単品経営です。いかに戦略面で長けていたとしてもどうにもならないところが多いかと思います。
ライブドアの堀江社長も著書の中で、「気合と根性」が大切だとお話されています。
これは、戦略だ戦術だと考えるよりもとりあえず気合と根性で動け、という意味で使われていたと記憶しています。

修行の場として戦略コンサルというのは非常によいところだと思います。優秀な方も多くおられるので相当もまれるし、格段に自分のレベルも上がることでしょう。
しかし、3年程度の経験ではまだ半人前ではないかと私も思います。スタッフとして経験を積むだけでなく、マネージャーとしてもある程度の経験を積まないといざ外部ではなかなか通用しにくいように思います。

最後に、ベンチャーキャピタル(VC)での修行もおすすめです。
日本ではよくVCが機能しないという話がありますが、5年くらい前からアメリカ並みになってきています。創業時から出資し、役員として経営参画しあるいは出向して育成に協力する仕組みが出来上がっています。
修行の場として転職してくる人も最近は増えていますよ。
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No.1-6さんの仰ること、それぞれ大いに参考になると思いますので、補足的なことだけ付け加えさせてください。



自ら商売をはじめてうまくいくかどうかは、勿論運や人脈といったものもありますが、
やはりその人の商売っけというか、商売魂というか、商売アタマというか、そういったところが原動力として大きく左右し得ると思います。

経営コンサルタントになる人でも、商売人に向いている人といない人がいるでしょう・・・ 更に商売人に向いていて商売人を志向する人にとって、経営コンサルという道は必ずしも最短かつ妥当なコースとは限りません。
やはり「金勘定」なり「体当たり」なり「修羅場」なりといった経験/センスは、相手より「上位」の立場に位置するよりも「下位」の立場に位置するほうが磨かれると思われます。
経営コンサル出身で、商売もうまくいった人は、コンサルタントでいらっしゃる間に、こういった部分も意識して(or 無意識のうちに)磨かれてらっしゃったのではないかと推測します。

経営コンサルだから成功する/しない という以前に、
その人の商売魂というか商売人マインドというか、そこがもともとどの程度あって、
それが職業経験でどこまで磨かれるか、といったあたりが、商売での成功とより関係あるのではないか、と思う次第です。

堀江氏も、伝え聞く限りの大学時代における資金調達の仕方というかセンスというか、並ではないと思います。
それが若いうちからの鍛錬と、気を見るに敏なセンスとで、より磨かれていったということではないでしょうか。

ringonetさんも、もし身近に商売人でそれなりの成功を収めてらっしゃる方がいらっしゃったら、いろいろとお話を伺ってみるとよいと思います。
そこで得た感覚なりセンスなりを引き下げて経営コンサルの道を選ぶのであれば、起業のステップとして有効に働くのではないでしょうか?

あと何年かして「以前、教えて!gooでこんなこと聞いたけど、あれ、ちょっと恥ずかしかったなぁ・・・」と思い返せるようになっていれば、それは即ち、着実に商売での成功への地歩を築いているということでありましょう。。。
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稚拙な文章で恐縮ですが、わかる範囲で書きます。


コンサルタントをしている人、また自分で会社を経営している人は私の周りにも何人かいます。
コンサルタントと経営者の違いは、「会社の抱える問題について、判断するかしないか」という点だと思います。コンサルタントと顧客(経営者)の立場では、決断するのはあくまで顧客です。コンサルタントは、あらゆる面から分析をし、提案しますが、「人の会社」に対するコンサルティングであるという点が大きな違いかと思います。(※コンサルタントが無責任とか、そういうことを言っているのではなく、立場の違いとしてご理解下さい)

そうしたコンサルタントが起業した時、足りないものは何でしょう?
周りを見ていて、起業してやっていくには、何よりビジネスセンスが必要だと感じています。「自分だったらこういう商売をやる、やりたい」という、「商品」を何にするか、どうやって売っていくかという点を明確にすることです。
あなたは、なぜ、コンサルタントを経て起業したいのでしょうか?起業を最終的な目的とするなら、コンサルタントの道は必須ではないと思います。
コンサルタントのメリットの1つに、コンサルティングを通じて、いろいろな会社を見られることがあると思います。いい例も悪い例も、コンサルティングをしてたくさんの顧客に接すると、学ぶことが出来ます。それらの経験を、自分のビジネスに生かすことができれば、それはコンサルティング経験が生きるといえると思います。
あるいは、「コンサルティング」そのものを、自分の商品するか、です。

一気に書いてしまったので、わかりにくい点もあるかと思いますが、参考になれば幸いです
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説明がうまく出来ませんが。



起業をする事、詰まり会社って何の為に設立するのでしょうか?

起業する人の為に、会社があるのではなく、サービスを利用したいお客の為に、会社は設立できると思います。

目の前のお客にお金を払ってもらう為に、欲しいものを尋ねて、それなら何処何処のお店に行って、誰々店長に購入の意志を伝えてください。という方法より、

欲しいものを尋ねて、業者に直接買いつけに行って、付加価値をつけて、お客に手渡す方法の法が、お客は後者にお金を払うと思います。
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当然でしょう。

コンサル会社での3~4年でどの程度の知識や経験の集積ができると思いますか。あまりにも世の中を甘く見ているのではないでしょうか。
ベンチャーの起業成功率は限りなくゼロに近いといっていいものです(見た目は独立資本でも、実質的には大企業の企業内ベンチャーなどひも付きは別にして)。それをコンサルする側も経営的に成功する確率が同様なのは自明のことでしょう。
また、大きなコンサルタントほどベンチャーの起業支援といっても、彼らは資金もコネもないような白紙の状態の起業家など相手にしません。既に起業に必要な環境があらかた揃ったものが対象ですから、ある意味起業事務の代行業のようなものです。そこでの数年の経験などは事業資金を捻出したり、既存の競合と渡り合っていく実際の起業の経験者からみれば、基礎知識を習得した初心者程度にしか見えないと思います。
それよりも、どこかの企業で新規事業の開発や新店舗の出店などを重ねて経験した方が、起業にははるかに有用だと思います。
日本のとくに中小企業は独立資本といっても、財務を地元金融機関、マーケティングを主要顧客や親会社に依存した「系列」型のビジネスがほとんどですから、市場を一から開発するような起業のノウハウは日本の企業社会には根付いてはいないのが現状です。中小企業がこの長期の不況から自力で抜け出せないのは、自立した経営のプロが少ないからだと思います。
また、そうしたことも理由の1つですが、日本ではベンチャーキャピタルが機能しないことや自治体の産業創造も細々としたもので、起業家にとっては厳しい環境といわざるを得ません。産学連携では新技術が山ほど提示されていますが、手を挙げる起業家はほとんどないのが現状です。その分野を相手にコンサルをすることの難しさは容易に想像が付くでしょう。
まず、貴方自らがこのベンチャービジネスの世界に関するマーケティングをしたらいかがですか。そこに可能性が見いだせたら、この道を考えることが出来るでしょう。
それと厳しい言い方ですが、コンサル会社に限らず、どの企業に入ってもその中で近い将来の経営幹部と嘱望されるくらいの能力がないと、独立しても成功はできません。自分が並の能力だと感じたら、身の程知らずの野心は命取りになると自戒した方がいいでしょう。
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まず、それまでの仕事と関係ない事業に成功する確率はどの業界出身でもそう変わらないと思います。

経営コンサルタントが特に確率が低いとは思えません。

結局、成功率が高いのは、昔からのノレン分けの形(何年かその業界で働いてその人脈をいかして起業)しかないと思います。
経営コンサルタントが起業するなら、それこそ自分で経営コンサルタント会社を作って独立するというならそれなりの成功率を見込めるでしょうが、それ以外の業種に乗り出すとなるとそれまでの経験・人脈はほとんど役に立たないのでは。結局、普通の素人が経歴と無関係な事業に乗り出すのと全く変わらないと思います。

経営コンサルタントは、起業して成功しそうな業種を見つけるっていう点では少しは有利なのかもしれませんが(私自身はあまりそうとも思えませんが)、起業する業種が決まってるならその業種を経験したほうが有利に決まってます。
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 学校で美術を教えている先生が、傑作と言われる作品を作り出す確率が低いのと同じ理屈ではないでしょうか?



 他人に的確なアドヴァイスを与える能力と、自分で物事を成し遂げるのは別の能力だと思います。
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