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外国人留学生です。ただ今「~(さ)せていただく」について課題を書いております。日本の方々にお聞きしたいことがありまして、質問(させていただきます!)いたします。

「休まさせていただく」、「歌わさせていただく」のように、「~(さ)せていただく」の前に来る五段動詞には、耳にしたことがある或いは使ったことがあるのは何でしょうか。例えば「休む」、「歌う」、「読む」...。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。



五段活用の動詞(「読む」「置く」「歩く」等)には「せる」を、
それ以外の動詞(「受ける」「着る」「建てる」等)には「させる」をつけるのが原則です。

本来「せる」をつけなければならない動詞に「させる」をつけるという
誤った表現が「さ入れ言葉」です。

  ●「読まさせていただく」
  ●「置かさせていただく」
  ●「歩かさせていただく」

これらは、原則から言うと、「さ」は不要で、「読ませていただく」と表現するべきです。
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この回答へのお礼

参考になりました。どうも有り難うございます!

お礼日時:2005/02/04 16:33

自分の行為を謙譲する表現ですので、自分の行うことの動詞なら、すべて使うことは可能で、たくさんあります。



使う例・・・
「見る」「聞く」「言う」「食べる」「座る」といった自分が行うことで、相手に対して謙譲の姿勢を示す時には、「見させていただく」「言わせていただく」(これは、謙譲ではない反語的な使い方で、正しくは「お話しさせていただく」ですが)「食べさせていただく」「座らせていただく」

ただ、謙譲の意味に使わない動詞には、使用しません。

自分の行為だが、使わない例・・・

「怒る」「笑う」「泣く」「死ぬ」などは、相手に対して尊敬する動作ではありませんので、「怒らせていただく」「笑わせていただく」「泣かせていただく」という使い方は、しません。

但し、
「言わせていただく」という反語的な使い方と同じように、「笑わせていただく」とか、「殴らせていただく」という使い方はあり得ますが、本来の用法ではないでしょうね。

要は、その動詞自体が、謙譲の意味があれば、「させていただく」は使うことが可能。
動詞に謙譲の意味が備わっていない場合は、使わない。
例外は、「反語」としての使い方。
・・・ということになります。
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この回答へのお礼

有り難うございました!大変参考になりました。

お礼日時:2005/02/04 16:24

「さ入れ」言葉は、「ら抜き」言葉と違って気にする人はまだまだ多いと思います。



なぜなら、「ら抜き」言葉はくだけた日常会話で使われることが多いのですが、「さ入れ」言葉は敬語を必要とする公の場面で使われます。
日常会話なら多少の文法間違いは許されると思いますが、間違った敬語は少なくともまともなビジネスの場面では避けたほうがいいでしょうね。しっかり社会に出て普通に敬語が使える人なら、まず使わない表現です。
そういう意味で、私は、「さ入れ」言葉が受け入れられるのは、「ら抜き」よりもずっと難しいと思います。
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この回答へのお礼

そうですね、敬語表現しか殆ど現れません。「ら抜き」のような合理性がありませんが、「さ入れ」に何か原因があるでしょう。どうも有り難うございました。

お礼日時:2005/02/04 16:28

普段喋り慣れている言葉だけに、文法的な説明はできませんが、


今思いつくままに書かせていただきます。
まず、「休まさせていただく」「歌わさせていただく」は間違いですね。
「休ませていただく」「歌わせていただく」が正しい表現です。
「休む」「歌う」は動詞ですから、この場合は「さ」は入りません。
逆に「名詞」プラス「する」の場合は「さ」がはいりますね。
「勉強する」なら「勉強させていただきます」
「利用する」は「利用させていただきます」
こんなところで納得していただけましたでしょうか?
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この回答へのお礼

なるほど、「名詞+する」という場合ですね。納得しました。有り難うございました。

お礼日時:2005/02/04 16:30

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