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4歳になる姪が蓄膿症になってしまいました。
病院の先生に「夜中いびきをかいて、急に息が止まってしまう事もあるので注意して下さい」と言われたそうです(><)
母親は心配で眠れないそうです・・・。
また手術すれば直るみたいだけど、手術はかわいそうだからなんとか手術しずに直らないかな~と言っています。

私も蓄膿症に関して無知なので、鼻の奥に膿がたまってしまう病気としかわからない状況で、かわいい姪を心配しています・・・。

・蓄膿症は手術すれば完全に直るものなのでしょうか?
・息が止まってしまうというのは、どれくらいの可能性で起こりえる事なのでしょうか?
・蓄膿症は鼻詰まりなど後遺症は残るのでしょうか?

知ってる方みえたら教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



一般人ですので、あくまで自身で学んでいる知識内での回答になります。
予め御了承下さい。

蓄膿症(副鼻腔炎)は、副鼻腔という頬骨の下にある空間に、細菌感染が起こり膿が溜まる病気です。
副鼻腔と鼻道には交通があり、多少の菌であれば鼻道から排出されますが、この交通に何等かの障害が起ったり、免疫力の低下などで副鼻腔内で細菌繁殖が起こり、副鼻腔炎をひき起こします。
症状は、鼻づまり、悪臭感、眩暈、倦怠感、集中力低下、頭重、頭痛など様々です。
症状が重くなると鼻から排膿(鼻水が黄色くなることが多い)が起こったり、更に症状が重くなれば血膿が出たりします。
また、排膿が鼻道から食堂へ流れ込めば、消化器を傷める事にもつながります。
交通路が完全に閉塞してしまうと、激しい頭痛を伴ったり、更に重篤な症状を引き起こします。
慢性化すると、再発しやすく完治に大変苦労する病気です。

手術せずに治すには保存療法として、耳鼻科に通院しながら抗生剤を服用し、副鼻腔内の細菌を死滅させ、汚いものを全て排出させることで完治を目指します。
軽度のものであれば、耳鼻科通院でネブライザーとお薬で治すことも、充分可能と思います。
この方法は症状が重くなればなるほど、かなりの長期間を要します。
軽度のものを除いて、半年・一年スパンで考える必要があります。


・蓄膿症は手術すれば完全に直るものなのでしょうか?
手術は副鼻腔内の洗浄(重篤な症状の場合、腐骨部位の切削など)を行い、本来の鼻道との交通路をしっかり確保させることで、副鼻腔内の換気や排液を保つことで完治を目指します。
術後のケアをしっかり行う必要がありますが、完治は可能です。

・息が止まってしまうというのは、どれくらいの可能性で起こりえる事なのでしょうか?
これは鼻道の形状等や呼吸方法で個人差が大きく、「これくらい」とは言えませんし、必ず無呼吸が起こるとも言い切れません。

・蓄膿症は鼻詰まりなど後遺症は残るのでしょうか?
特に小児副鼻腔炎の場合、重篤な症状でもない限り完治させてしまえば、後遺症の心配はほとんどないと思って良いかと思います。


副鼻腔炎は放置すればするほど、完治が難しい病気です。
「手術がかわいそう」などと言っている場合ではありませんよ?
子供さんですから一概に手術が良いとはいえませんが、よく医師と相談し、早期に治療方針を決定したほうがいいと思います。

かく言う私も子供の頃に、副鼻腔炎を患っていたことが解らず(当時私の周囲には、そのような知識がなかったのです)慢性化し、手術もしていません。
その為、30年近く経った今でも、風邪をこじらすと急性副鼻腔炎が再発します。
それくらいしつこい病気です。
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この回答へのお礼

とーっても参考になりました。
ご親切なアドバイスに感謝します。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/02/15 21:53

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