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読んでいて心が和むような
癒されるような詩集ってありますか?
心が疲れている知人に贈ろうかなぁと思います
その人はロマンチストでもあるので
そういった路線のものでもOKです
お勧めとかあったら教えてください

A 回答 (9件)

現代日本の詩人のものが適当でしょうし、その言葉の適切さ、分りやすさ、多くの人に共感される資質からいって次の三人のかたが無難ではないかと思われます。



黒田三郎、吉野弘、谷川俊太郎の各氏。
これら個人詩集をコンパクトにまとめたものが思潮社の現代詩文庫にあって、大きな本屋さんで見かけることが出来ますが、詩をたくさん読むためのものであって、贈り物としては必ずしもふさわしくないかもしれません。

詩のひとつひとつが未知の文箱のように開く者に向きあい、余白のたっぷりと取られた詩集。もうそれだけで心が和んでくるようなもの。そうですね、

吉野弘氏が自選されたものに、
◇「贈るうた」花神社刊
があります。装丁も気品があって清潔で、まことに美しい一冊です。28編収録。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4760211 …

また、谷川俊太郎氏の詩集の一つに、
◇「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」青土社刊
があり、これは初版が1975年で随分昔のことになりましたが、いまだに売れ続けていることにびっくり。
これは決して題名だけで読まれているのではなく、ある小さな魂の危機が他者へ呼びかける、その姿勢と過程がよいのだと思います。詩みずからの中に、あからさまに一言も語られていませんが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791750 …

戦後おそらく最も親しまれ愛されてきた詩人、黒田三郎氏も物故して久しくなりました。その全詩集の中から選りすぐられた詩集が芸林書房というところから出ているようですが、当方この本は未見ですし、現在下記では品切れのようですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768161 …

質問者様にも、プレゼントされる方にも、ともに喜んでいただけることを願って。
でも以上、あくまで参考としてくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
それぞれみてみました
谷川さんの題名にひかれるものがありますね
参考にさせていただきます
ありがとうございました^^

お礼日時:2005/02/06 06:39

長田弘の、”深呼吸の必要”はどうでしょうか?



その中の子供が大人になる瞬間を表現している、
”遠くへ行っては行けないよ”はすばらしいです。
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工藤直子さんの「のはらうた」シリーズなどはいかがでしょう?



まどみちおさんの「せんねんまんねん」もオススメします。

どちらもかわいい詩ばかりで私はとっても好きです。

心が癒されますよ。
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すこし場違いな回答でしたらお許しいただくと、


前置きさせていただいて(^_^;)

詩集を送られる相手の方がロマン派の人でしたら
もうすでに読まれているかも知れませんが
ウイリアム・ワーズワースの「ワーズワース詩集」なんかはどうなんでしょうか。
自然を愛し自然の詩をつくるためにだけ生きた
ロマン派の詩人ワーズワース。

岩波文庫版は田部重治選集ですし
訳も以下のような文語体なので、すこし戸惑われるかもしれませんが
読み足していくごとに口語体にはない穏やかなものに
つつみこまれていくのではないでしょうか。


「おゝ友よ、われいずれの方(かた)に慰めを求むべきやを知らず、
今われらが生活は外観のために飾られたるに過ぎざるを、
思えばあまりにも腹だたし。
それは工匠(こうしょう)、料理人、馬丁(べっとう)などのみすぼらしき細工
われらは照り渡る陽(ひ)の下の小川のごとく。
輝やきつつ走らざるべからず、さもなくばみじめなるもの。
われらの最も富める者は、最もよき人と見られ、
自然或いは書物の中の壮麗なるものわれらを喜ばすことなし。
強奪、貪欲、消費、これぞわれらが偶像、
われらはこれらを崇(あが)むる。
質素なる生活、高遠なる思索は既になく、
昔ながらの善(よ)き主張の飾りなき美は去り、
われらの平和、われらの敬虔(けいけん)に充(み)つる天真(てんしん)、
家法となれる純粋なる宗教もすべて失せたり。」

            「ワーズワース詩集]田部重治選訳・岩波文庫)

実はこの本は昔知人から贈られたものです。
その知人は、登山中転落事故で夭折しましたが
こんな文庫の詩集をさりげなく差し上げるのも
またいいものだなあと思いました。
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せんせいけらいになれ●角川文庫



元教師の児童作家・灰谷健次郎が元教え子の詩を集めたもの。小学低学年生を中心にした、なんていうかプリミティブな作品です。ルソーは子供は高貴な野蛮人だとか、なんとか言ってましたが・・・。

自分の少年時代を思い出しました。
常識にとらわれない、彼らの世界に対する捉え方は、
たとえ何十年前の小学生であれ、新鮮です。

小学生の詩の間に、担任教師としての灰谷解説が挟み、感情移入しやすく読めた。何十人分もの子供の悩みだとか、希望・夢みたいなものが疑似体験できる。ノスタルジーなタイムスリップもできるかと。気分転換にはもってこいかと。
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わたしも谷川俊太郎さんの詩は素敵だと思います。


『夜中に~』の中の詩を再録されている『クレーの絵本』がわたしは大好きです。
明るく、前向きに頑張れと励ます詩ではなくて、包み込むような、いろいろなことを受け止めてくれるそんな詩です。
詩だけじゃなくパウル・クレー氏の絵もあり、疲れていても心に入りやすいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
参考になります
クレーの絵本メモしておきます
絵本だと挿絵もきれいだからいいかもですね^^

お礼日時:2005/02/06 06:26

個人的な意見でごめんなさい。


自分が疲れてた時に慰められたのは八木重吉の詩集でした。
クリスチャンだったので神に関するものも多くありますが、
幼い娘への愛の詩など優しくていいです。
私は自分が疲れている時に「がんばって」系の詩や歌は疲れてしまうのですが、
八木重吉は自身が病気がちだったこともあって
その詩に弱い者への愛が感じられるので好きです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
八木さんの詩集はアマゾンでも上位にはいってました
支持が多いってことでしょうね
参考にします^^

お礼日時:2005/02/06 06:32
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
吉野さんの詩なんかひかれるものがありますね
深いです
星野さんのシロクマの表紙と題名も
贈るのにぴったりかなという感じがします
参考にさせていただきます
ありがとうございました^^

お礼日時:2005/02/06 06:44

書家の相田みつをさんをご存知ですか?どの本の言葉もこころに響きます。

お勧めです。^^
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
相田みつをさん知ってます
人間だものの人ですね
絵と詩がよかったなぁと記憶があります

お礼日時:2005/02/06 06:46

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