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 バナナや果物にはタンパク質分解酵素というのが含まれているそうなんですが、タンパク質分解酵素とはどんなものですか?「タンパク質分解酵素が含まれているから赤ちゃんにはあまり与えないほうがいい」というのをこのサイト内で見たのですが、どういう意味でしょうか。わかる方教えてください。

A 回答 (5件)

果物のパパイヤに含まれているパパインや、パイナップルに含まれているブロメリン、キウイに含まれているアクチニジンなどが代表的なものです。



プロテアーゼと呼ばれるこれらの酵素は、タンパク質を分解し、ペプチドというアミノ酸がいくつかつながったものに変える働きをもっています。
アミノ酸が結合してペプチドになり、それがさらにいくつかつながったのがタンパク質ですが、このペプチド同士のつながりを断ち切る作用があるわけです。

酢豚にパイナップルを入れたり、ステーキにパパイヤを添えたりするのはこの酵素の働きを利用して、肉を柔らかくするためです。

バナナに含まれているのは、タンパク質分解酵素ではなく、でんぷん(糖質)を分解するアミラーゼという酵素ではないかと思います。

赤ん坊にこうした果物を与えてはいけないというのはどういうことなのかよくわかりません。胃もタンパク質でできているから酵素で溶けてしまうということでしょうか? 
でも、いくら赤ん坊でも1~2片の果物で胃が溶けるなんてことはありませんし……。

上記のようにタンパク質や糖質を分解してくれるため、消化が良くなるから、離乳食のメニューには結構果物が入っていたりするのですが。
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この回答へのお礼

バナナに入っているのは、タンパク質分解酵素ではなく、アミラーゼなんですね。アミラーゼは知ってます。タンパク質分解酵素も分解して消化しやすく変えてくれるものなんですね。とっても参考になりました。
 うちの子、果物大好きなので心配してたのですが、どんどん食べさせて大丈夫そうですね。ありがとうございました。
 

お礼日時:2005/02/06 09:32

#1の方の言われるとおりです。



バナナはご心配要りません。

ただ、今回のご質問の
タンパク分解酵素とは別件ですが、アレルギーの話がでていましたので、これについて補足させてください。

今、ラテックスアレルギーが増加しています。
いろいろ、原因はあるのですが、ラテックス(生ゴム)に含まれる、微量のタンパク物質がアレルゲンです。
で、これらが、実に広範に南方系の果物に含まれています。(含むキウィ)
特に、消化器系の風邪などを引いたあとに、
食べやすいからとこれらの果物を与え、消化に問題があると、将来、ラテックスアレルギーを起こす可能性があります。

ゴムがダメだと・・・・結構、困るのです。

病後の南方系果物は要注意です。

この回答への補足

 皆様のおかげで、もやもやがかなりすっきりしました。ありがとうございます。NO.5さんの欄を借りてお礼申し上げます。うちの子もまだまだ離乳食途中。果物はむやみに与えないように気をつけたいと思います。

補足日時:2005/02/08 15:17
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この回答へのお礼

ありがとうございます。うちの子はバナナ大好きなので食べれないと困る・・・と思っていたのでよかったです。
 南方系の果物ですね・・・。気をつけていと思います。
 

お礼日時:2005/02/08 15:16

>ダメで胃は大丈夫なんでしょうかね。


3番の方が答えてくださったのでそちらを参照。
乳児の場合.「胃袋」ではなくて「胃筒」なので.胃の中に入った食べ物でも.食べスキルとすぐに吐いてしまいます。結果として.口の周りを溶かしたりします。

バナナは昔は「消化に悪い」といわれていた時期があります。多分食べても吐いてしまうのでしょう。

アレルギー関係はわからないので省略。
農薬関係は.バナナの箱の下に変な紙がしいてあるはずです。ここに農薬を染み込ませて輸送中に殺虫します。この農薬がアレルギーの原因になっている場合がアリまス。
日本では収穫御に使われるので食品添加物扱いになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。果物は野菜同様ビタミン豊富だし甘いし、よく食べてくれるし・・・と思っていたのですが、気を付けなければいけないことがいっぱいなんですね。大変参考になりました。
 ちなみにうちは「エコバナナ」という農薬を使っていないというバナナをあげてはいます。どの程度かわかりませんが気休め程度に。(^@^)

お礼日時:2005/02/07 11:15

 A1さんが仰る通り、大雑把にはアミノ酸が数多く集まったものがタンパク質です。


 たとえば生のパイナップルやパパイヤ、マンゴーをつぶしたものに肉をつけておくと、30分ぐらいでやわらかく、1時間ぐらいでバラバラの細かい肉片になっています。中華で肉料理にパイナップルが入っているのは、もともとはこのためと言われます。(缶詰のものも使われるようですが、缶詰は加熱処理をされているのでそういった作用はありませんから形だけですね)
 A2さんも仰る通り、このタンパク質分解酵素の作用はかなり強烈です。一片二片でも、体重から考えると赤ちゃんは大人よりずっと多く摂取したことになりますし、消化器官のまだ未発達な大人よりずっと影響を受けると思います。また酸もきつい食べ物です。
 手や口がダメで胃が大丈夫という理由は、胃は普段から胃酸から胃自身を守る機構を持っています。それでも、大人でもパイナップルなど大量に食べたあとは、胃のあちこちが赤く腫れているそうですよ。赤ちゃんはもっと胃がしくしくすると思います。
 それに糖度も高く、いろんな意味で相当刺激的な食べ物だと思います。赤ちゃんには強すぎるのではないでしょうか。

 しかし、赤ちゃんにパイナップルがダメと言われる理由は、タンパク質分解酵素が一番大きな理由ではなく、パイナップルだけではありませんが、仮性アレルゲンとなりうるからだと思います。
 食物アレルギーでアレルゲンとなるのはタンパク質だと言われていますが、そうでない物質にもアレルギーと同じ反応が出ることがあります。これのもとになる物質を仮性アレルゲンと言うようです。
 アレルギーの問題は、おおまかに3歳までの環境にも影響されるそうですから、そういう意味であまり与えないほうがよい、となっているのではないでしょうか。実際にパイナップルアレルギーとかメロンアレルギーの人がいます。  
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この回答へのお礼

パイナップルが胃にあんまりよくないとは!初めて知りました。南の国の果物にタンパク質分解酵素は多いのですかね?パイナップルは大人が食べても舌がチクチクしたりするので、あんまりあげていません。ちなみにバナナは問題ありませんよね?
 アレルギーも心配ですよね。上記の果物を控えればあとの果物はまだ安心な部類なんでしょうか。ダイオキシン云々ということもありますが、心配しすぎると何も食べれないというか・・・。
 色々すみません。だいぶよくわかってきました。わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/06 16:12

>ちゃんにはあまり与えないほう


これは.乳児は食べ物を食べ散らかすでしょう。たとえばパイナップルを食べないで.「手で握りつぶす」なんて平気でします。結果として.手の皮膚が溶けて.赤くはれてしまい泣き止まなくなってしまうのです。「手」の代わりに「くちびる」なんて考えても同じです。胃以外は簡単に解けてしまいますから。

乳児は「すっぱいもの」を嫌います。腐敗味の為といわれています。ある程度育って.経験の上で「すっぱいものでもおいしい」という条件付けが成立するので.未経験の乳児にはすっぱいものは避けたほうが良いのです(以後食べなくなる。例.哺乳ビンでミカンジュースを飲ませたら.哺乳ビン入りミルクも飲まなくなった)。
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この回答へのお礼

 >「胃以外は簡単に解けてしまいますから」
そうなんですか~?!びっくりです。うちの子バナナ大好きでよく手でぐちゃぐちゃやってました。やりすぎないよう気をつけます。(^^;)なんで手や口はダメで胃は大丈夫なんでしょうかね。
 ちなみにうちはミカンも大好き!!おなかいっぱいでも果物は別腹みたいです。
 とても参考になりました。意味がわかってすっきりしました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/06 09:35

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