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市中において循環呼吸が停止した場合、一刻の猶予も許されないため一般市民の方が心臓マッサージ・人工呼吸をする必要があるとされています。そのため今後心臓マッサージ・人工呼吸の方法を広く知らせようとする動きが出てくると私は予想しています、具体的に日本で例えば学校教育の中に取り入れていこうとするような動きはないのでしょうか。またアメリカなど外国でもそのような動きはないのか教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (7件)

 消防士(救命士)してます。

私の市(管轄)には4つの高校,8つの中学校があります。そのうち3時間の普通救命講習を授業の一環として組み込んでいるのは2つの中学校しかありません。毎年夏のプールの時期になると小学校のPTAを相手に指導に行きますがその場合は1時間です。1年1回1時間では完全な帳面消しですね。
 自治体ごとで質問にあったような取り組みをしていくことは可能でしょう。
 救命士制度ができて救命率が上がりましたがほんとに若干です。だって救急車が着くまでに5~6分かかるんですから。その間に何もしなければ蘇生の可能性はほとんど0になります。救命率を上げるために一番必要なのはバイスタンダーCPR(そばにいた人の心肺蘇生法)です。今は一般市民でもAED(簡単に言うと電気ショック)がうてます。すでに大きなショッピングモールや公共施設には設置されているはずです。そういった社会の流れの中で,今後授業の中に応急手当を取り入れていくことは必要だと思います。半強制的に授業を受けさせることによって興味があるないに関わらず普及できるメリットもあります。(誰でも興味がないことや嫌な事はやらされないとしませんから。)命について考えるいい機会だと思いますし。そのためには指導していく側(教師,消防士等)の資質も重要になってくるとは思いますが…。まずなによりも自分の命を大切に思うこととか。そういったことをきちんと伝えられる人間でないと…。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。率直に言って心肺停止になってしまったら救命率は低いことは否定できませんが、最善を尽くすための方策が今後議論されることになると思います。

お礼日時:2005/02/08 01:33

>具体的に日本で例えば学校教育の中に取り入れていこうとするような動きはないのでしょうか。

またアメリカなど外国でもそのような動きはないのか教えて頂ければ幸いです。

 #4さんの回答は、上記のご質問の回答としては、論点がずれていますね。
 私も含めて、皆さん大人の方の心肺蘇生法の有益性は認められているわけです。
 ただ、学校教育で義務付けるのはどれだけ効果があるのか、と言うことを行っているわけです。
 質問者さんも、その点が聞きたいのだと思って、私は回答しました。

 家族等のために、大人が技術を取得するのは一向に否定して無いですよ。
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中学3年生を対象に授業のなかで応急手当を実施している、自治体もありますよ。



ここ1年間で延べ約1000人の生徒が普通救命講習を受けました。

また、先生全員(約30名)が、普通救命講習の受講者であり、

年に1度(プール授業の前)、講習会を行っている小学校もあります。

応急手当を、行うには、ある程度の、知識と体力が必要です。

ただ、小学生でも、救急車の呼び方を教えておけば、119できます、

人工呼吸、心臓マッサージが出来ないとしても、応急手当の流れの中で

意識の確認、気道確保というのがあります、これも可能だと思います。

大人でも見ず知らずの人が倒れていて、口移しは戸惑ったそうですが、
気道確保のみを行うことによって、一命を取り留めたこともあると聞いております。

社会に貢献は大前提ですが、まず身近の誰かが倒れた時、

うろたえることなく、救急車が来るまで適切な処置が出来るというのが第一歩ではないでしょうか。

参考URL:http://www.cmo.jp/users/udakuri/sosei/sosei.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。おそらく先生には必須の素養とされるようになると思います。中学生にさせようとすることは現実的ではないかもしれません。

お礼日時:2005/02/08 01:16

皆様方の回答はちょっと悲しいですね。



救急車のコールから到着まで平均6分です。個人的にはかなり速いと思いますがどうでしょう。しかしその間、脳に血液が行かなくなるとどうなると思いますか?3-4分で脳は重大なダメージを受けます。実は6分でも心肺停止では遅いのです。

蘇生開始が2分なら蘇生率は90%ですが、5分で蘇生率が25-50%に落ちます。もしも自分の家族が倒れたとき、ただ何もせずに6分以上救急車を待ってますか?

覚えている方はおられるでしょうか?
1986年1月22日に松江で行われたダイエー対日立のバレーボールの試合中,控えのベンチに座っていたフロー・ハイマン選手が突然倒れたにもかかわらず,タイムになることなく試合は続けられ,担架で運び出される光景がテレビニュースで映し出されました。

1970年代からすでに中学生の保健体育の授業で教えているアメリカの医療関係者から,「なぜ,日本人は心肺蘇生法をしないのか」と痛烈な批判が浴びせられたました。

知っておいてください。のどが詰まったときにおなかを押して出すハイムリッヒ法、他にもお風呂に水を入れたままにしない、すぐ水を抜く(お子さんの水死の原因になっております)、口に箸や棒をくわえたまま歩かない(割り箸をくわえたまま転んで脳にささり、なくなられた事件がありました)など。ちょっとした事で防げるかもしれません。

みなさん、恐れずに家族や大事な人のため蘇生を勉強してください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ハイマン選手に適切な処置ができなかったことは結果論で、あの場で適切に対処するのは困難と思います。しかし今後は蘇生が普及すると思います。アメリカでは既に教育が行われているのでしょうか。

お礼日時:2005/02/08 01:12

救急救命講習は消防署などで受けられます。

私も受講した事があります。

 今は、自動車教習所で救急救命講習の時間があるそうです。

学校教育などでも教える必要があるのでしょうが、ある程度定期的に習わないと覚えていられないと思います。社会人に対する啓蒙と教育も重要ではないでしょうか。

お子さんをお持ちの方はぜひ受講されたほうが良いと思います。講習の時に子供と大人の人形を使って人工呼吸するのですが、最初私は子供の肺をパンクさせてしまいました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。モータライゼーションの進んでいる今日、自動車教習所で教えることは良い普及法だと思います(私は車を持っていません)。医学部の教育でも重視されるようになって行くと思います。

お礼日時:2005/02/08 00:41

心マッサージも人工呼吸も健康な人に行えばその人を傷つける可能性があります。

倒れていた人にそれが必要であるかどうかはその場に居る人が判断しなければならないわけで、それにはある程度の責任能力が必要です。また、間違った方法ではより要救助者を危険にする可能性もあります。

そういった背景から義務教育に組み込むのは逆に問題があるかと思います。

自ら学ぼうとする姿勢が大事なんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ただ義務教育に組込めば良いというものではないのはご指摘の通りと思います。しかし今後、必要性を判断した上で施行できる人を増やす方向に行くと思います。

お礼日時:2005/02/08 00:32

 こんばんは。



 私も講習を受けて免許(と言うほど大層なものではないんですが)を持っています。
 講習を受けて見られると分かられると思うんですが、今一般的にされている心肺蘇生法(マウス・トゥー・マウスと心臓マッサージですね)のうち、心臓マッサージは、ある程度の力が無いと無利です。特に、垂直に腕を上から押さえないといけませんので、ある程度の腕の長さが無いと難しいです。
 高校生くらいでしたら出来るかもしれませんが、それ以下でしたら無利だと思います。それと、ある程度度胸もいりますから(人の命を左右することもありえます)、ある程度年を重ねていないと、いくら習っても実践できないような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。心マについても講習が必要と思いますが、マウス・トゥー・マウスでの人工呼吸には抵抗のある人もいると思いますので、口を直接触れないですむ簡単な器具の普及が望ましいと考えています。

お礼日時:2005/02/08 00:26

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